釣行記 月 日
台風通過後は楽しめます! 10月 26日 木曜日 小潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀由良 神谷一文字 カゴ釣り 21.6度


 前回までは、『小浦沖一文字(以下:沖一)』に大挙して回遊してきたヤイトさんに拘っていましたが・・・

 今年も、伊勢海老さんのエビ網漁が始まり、しばらくの間、各渡船は『沖一』への渡堤を自粛。







 ならば!

 その間に、ハゲ太郎くんを狙ってやろうと思いましたが・・・

 不安定な天候に、雨・雨・雨と続き・・・

 今月唯一の連休は、超大型の台風(T21)の影響をモロに受け中止に!

 今回の台風は記録的な雨量を計測し、各地で被害は甚大に!

 ワテが棲息している地域でも・・・

 電車の鉄橋が、豪雨の濁流によって土台下の川底を抉(えぐ)り取られたのか、

 橋脚の重みで土台ごと沈み、レールが歪んでしまいました。

 この時、列車が通過してケガ人1名出ましたが、脱線の事故にならなくて済みました。

 

 現在も復旧のメドは立っておらず、しばらくはバスで代替え輸送するそうです。







 そんな傷痕も癒えぬまま・・・

 早くも次の台風(T22)が、南海洋上に発生!

 しかも似たようなコースを辿って、またもや週末に影響を受けそうです。







 今回は・・・

 その影響を受ける前に、仕事明け釣行を実施!

 当日は、台風明け後で一番のエエ天気になるとの予報で、

 拘り過ぎて渡れなかった『ヒラバエ』で、思いっきりハゲ散らかしちゃおう!

 一応、カゴ釣りの用意もして、二刀流で楽しみましょう!












 当日・・・

 仕事が終わり次第南下!

 現地に着くと、渡船の姿がありません。

 しかも、久しぶりのエエ天気やからか、

 台風の影響でなかなか出撃出来なかったからか、釣人さんの車が約10台と多い!

 おそらく、『神谷一文字(以下:神一)』組と一緒に、『ヒラバエ』に渡しているのだろう。

 『ヒラバエ』には3渡船が渡しているので、これでは厳しいかも?

 1番船が帰ってきたら、『ヒラバエ』の状況を尋ねてみますと・・・

 こちらから4名渡しているとの事で、エエ天気ですし、他渡船からも渡ってくるでしょうから混雑は必至。

 そのような予想から『ヒラバエ』を諦め、今回は『神一』で遊んでみる事にします。













 『神一』に渡してもらうと・・・

 先客が5名(先端に4名・中央に1名)だけでしたので、これはゆったりと楽しめます。

 今回は先端を避け、中央の釣人さんから少し間を空けたところに構えます。

 

 既に明るいので、仕掛けが出来たらさっさと始めます。

 ハゲ太郎くんのエサが解凍出来ていないので、まずはカゴ釣りから!













 初めは・・・

 エサ盗りの活性を探り、タナを調整していきますと・・・

 早くも3投目で、30cmほどの小チヌくんが登場〜!

 














 そして4投目・・・

 またアタリがあり、合わせるとエエ重量感が!

 力強い頭振演舞が伝わってくるので、シブカミ級のアイちゃんでも掛ったのかと寄せますと・・・

 良型のチヌさんが足元に浮上。

 これはええオミヤになるので、大事にタモにて御用!

 












 そして5投目・・・

 またまたアタリがあり、先ほどのチヌさんより力強い引きの魚さんが掛かりました。

 今回の魚さんは遊泳力があるので、青物さんと推測。

 足元に浮かせてみると、『沖一』で苦戦したハマチがあっさりと釣れました。

 抜き上げ時にハリが折れてポッチャンは嫌ですので、これもタモにて御用!

 














 そして6投目・・・

 塩焼きサイズの小ダイくんも遊んでくれました。

 














 7投目・・・

 アタリは続き、またハマチさんです!



 モーニングサービス、営業中でェ〜す!














 ですが・・・

 それもここまでで、この後はアタリが遠くなります。

 














 07時半・・・

 オミヤは釣れたので、この後はハゲ太郎くんに遊んでもらいます。

 この『神一』は、波止周り全てがPですので、丹念に探っていきます。














 しかし・・・

 釣れてくるのは、オセンさんやキタマクラさん、はては今年生まれたばかりのチャ〜リ〜ズが悪戯してくれます!

 肝心のハゲ太郎くんは、水潮気味みたいですので居ないのか?

 それとも、台風によって底から掻き回されて死滅したのか?

 2004年のT23直撃&通過後、まったく釣れなくなった事がありました。

 あの時の再現か?






 それでもしつこく探り、1枚釣るのが精一杯でした。

 



  あきまへェ〜ん!!(≧嫌≦;/













 このままハゲ太郎くんに拘り続けると、オミヤが少なくなってしまいます。

 ここは、なんぼかアタリがあるカゴ釣りに戻ります。

 














 太陽が高くなったからか・・・

 モーニングサービスみたいに、頻繁にアタリが出ません。

 それでも、ポツポツながらハマチさんや、小ダイくん&小チヌくんが遊んでくれ・・・

 満潮(10時半ころ)までには、まずまずなオミヤが出来ました。

 ハマチさんは、カゴ飲ませでは苦戦しましたが、オキアミに付いてくれますとけっこう楽しめます。





















 引き潮に変わると・・・

 それまであったアタリが途絶え、まったく釣れなくなります。

 先客は場所を変えたりしますが、ワテを含めて全員アタリが出ません!

 おかげで12時を回ると、30分ごとに釣人が減っていきます。













 そして13時半・・・

 あまりにもアタリが遠いので、こちらもラス投して片付け始めます。

 すると、殺気が消えたからか、やっとアタリが出まして小ダイくんを追加!

 

 これで、気分良く納竿できます。










 14時・・・



  終〜了〜っ!!(≧諦≦;/




 












 この秋、『ヒラバエ』に渡れずにいたので、今回こそ渡ってハゲ散らかしたかったのですが・・・

 2番船ではエエPに入れないと思い、諦めて『神一』で楽しんでみました。

 結果から言えば、カゴ釣りは楽しめましたが、ハゲ散らかせませんでした。

 台風通過時に荒れに荒れたでしょうから、安全な深場に落ちたのか?

 それとも、死滅したのか?

 潮色も少し悪かったので、水潮の加減もあったのかも?

 ともかく、この秋はハゲ散らかせていません。

 次のT22通過後、なんとかハゲ散らかしたいのですが・・・

 某所では、ワテの心を擽る情報が流れていますので、迷ってしまいます〜!

 さてさて、どないしたもんやろ〜?

 

 
釣果 ハマチ 43〜48cm 8匹、チヌ 30〜45cm 3匹、小ダイ 24〜28cm 4匹


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