釣行記 月 日
不思議な夜の『沖一』で!? 7月 28日 木曜日 長潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀阿尾 小浦沖一文字 晴 後 曇 カゴ釣り 26.5度


 今年は、テニス肘を患っていたおかげで、ナイト釣行が少ない。

 昨年の今頃に比べれば、わずか1/3程度!

 イサギさんやコロダイさんは釣る事は釣りましたが、カゴ釣りでの釣果に全然納得出来ていません。

 これらをいっぺんにクリアしようと思ったら、『とある波止3』しかないだろうが・・・

 今年はビリコ・ザ・キッドくんが多く、良型イサギさんの確率が低い。

 『沖一』にも一度行きましたが、消化不良的な釣りをしただけでした。

 そんな先週、『沖一』に渡られた某レスラーさんは、良型イサギさんを大爆釣!

 なので、某レスラーさんみたいにナイトフィーバーしたく、再度『沖一』へ釣行する事にしました!
















 当日

 昼前、お世話になる照ちゃん渡船さんに電話確認。

 本日のナイト渡船は、13時半と15時との事。

 早いトコ渡ってPを確保したいが、13時半に到着は物理的に無理!

 仕方が無いので、のんびりと南下しましょう!











 14時過ぎ・・・

 現地に到着すると、13時半の迎え便が帰ってきました。

 船頭さんに挨拶し、釣人が降りたら荷物を積み込んでおきます。

 











 ですが・・・



  アッチィ〜ッ!!(≧暑≦;/




 次の出船まで、あと50分もあります。

 時間があるので、渡船屋に顔を出して、女将さんにも挨拶します。

 そんなワテに、外は暑いだろうと思い、かき氷をゴチしてくれました。

 




  ありがとう〜っ!!(⌒礼⌒)/




 何年かぶりに食べましたが、めっちゃ美味しかったです!















 15時

 時間になったので、渡してもらいます。

 約15分のクルーズを楽しんだ後、最終組と入れ替わりに上陸。

 通しの釣人は居ましたが、いつものPは空いていましたので、さっそく確保します。

 そして仕掛けを組んだら、暑いので日陰で少し休憩〜!

 

 しかし、ジメッとした南風が吹いており、日陰でも涼しくはありません。

 ここは熱中症にならないよう、水分を補給しながら休みます。

















 16時

 さて、そろそろオミヤ狙いから始めましょう。

 今日は南の風4m/sとの事でしたが、それ以上吹いています。

 仕掛けを投げても、風に流されて普段の半分から2/3程度しか飛びません。

 これではイサギPに届きません。

 でも、マキエが効いて来れば寄ってくると信じて始めてみます。

 本日の潮は若干の上り潮のようで、エサは残りません。

 タナを上げていきますと・・・



 

 手のひら大のチャリンコくんが連発!











 さらに・・・

 ウキは沈みますが、スグ浮いてきてエサだけが盗られます。

 タナを上げたり、タイミングをずらしたりして掛けますと・・・



 

 夏が旬のタカベくんが登場!

 このタカベくんは、口が小さいのでハリ掛かりは難しい魚です。

 それでも、さらにポツポツと掛けて、塩焼きの肴を確保〜!











 そんなオミヤ釣りも、潮が止まるとアタリも止まりました。

 いくら投げ返しても、エサがまったく盗られません。












 でも・・・

 干潮1時間前になると、若干の下り潮が流れ始めました。

 すると、エサも取られだしたのでタナを調整していきますと・・・




 スーッ!!




 見ていてエエ感じのアタリが出ましたので合わせますと、本命らしき重量感が乗りました!

 これは期待できそうと、ゆっくりと寄せますと・・・



 

 レギュラーサイズのイサギさんが登場!

 明るい内からこれくらいのサイズが釣れると、今夜は楽しめそうです。











 そして・・・

 干潮になる前に、もう少し釣れないかと投げ返していると・・・




 ズボンッ!!




 勢い良くウキが引きずり込まれたと思ったら、いきなり竿を引っ手繰られた!

 すかさず合わせを入れると、先ほどのイサギさんよりエエ重量感の魚さんが掛かりました!

 引きもそうとう強く、普通に道糸を回収できません。

 ゆっくりと竿を立てて、急いで巻き取ります。

 竿を叩かないので、間違ってもアイツではなさそうです。

 しかし、沈みケーソン外縁のカケアガリ付近まで寄せても、浮いてきてくれません。

 こんな状況に、悪い予感が走りました。

 するとどうでしょう・・・

 予感通り、カケアガリの捨て石の間に潜り込んだのでしょうか?

 とうとう、道糸を回収できなくなりました。

 でも、これは勿体ないと、出てきてくれるのを信じて少し待ちます。










 (体内時計では)10分経過・・・

 全然動きがないので、何度か煽ってみます。

 すると、いともあっさりハリスが切れてしまいました〜!



  ハウ〜!(≧悔≦;ヾ















 その後は・・・

 干潮の19時半くらいまで頑張りましたが、何も釣れませんでした。

 そして、周りが暗くなってきたので、電気ウキに変更してナイトステージに突入!













 ですが・・・

 それまで流れていた潮が、また止まってしまいました。

 せっかくのマズメ時なのに、これでは期待できそうにありません。

 でも、そこは時合時!

 ポツポツながらアタリがあり、本命のイサギさんをゲットしていきます。

 

 

 

 潮が流れていないように見えて、若干の若干流れているのでしょうか?

















 そして・・・

 20時ころから、適度な上り潮が流れ始めました。

 さあ、これからナイトフィーバーかと思いましたが・・・

 エサはまったく盗られなくなりました。

 いくら投げ返そうが、丸々残ってきます。



  おかしい・・・(―謎―;ヾ



 タナを落としても、残ってきます。

 ならば、さらに落としますと、根掛かりを起こしてしまいました。



  分かりません!(≧解≦;/



 もう一人の通しの釣人も、同様に釣れていません。

 そんな潮が、満潮時刻まで続くとは・・・

 止まっている(ように見える?)時にアタリがあり、流れている時はエサすら盗らない・・・

 不思議な夜です。

 前回の釣行では、日付が変わってから釣れ出したので、今回もそれに期待したい!












 ですが・・・

 00時を回っても、いっこうにエサが盗られません。

 今夜はどうなっているのでしょう?
















 01時半

 満潮になり、これから干潮に向けて下げ潮です!

 先ほどは干潮からの潮変わりに釣れたので、この潮変わりも期待したいです。











 すると・・・

 先ほどまで流れていた上り潮が止まり、またまったりとしてしまいました。

 せっかくの潮変わり時、一番期待出来る時なのに・・・

 どうも、今日はバイオリズム(?)が悪いです。












 ですが・・・

 潮は流れていない(ように見える?)に、エサが盗られ始めました。

 すぐさまタナを調整していきますと・・・

 やる気のないアタリで、イサギさんを連発で掛けていきます!

 

 

 











 しかし!

 やっと時合が来たか思えたが、30分ほどで終了〜!

 止まっていた潮は下りだし、またエサが盗られなくなりました。

 ホンマ、今日の潮はおかしく、流れている時はまったくエサが盗られません。

 03時になると各渡船の1番船が来るので、それまでに釣っておきたいのですが・・・














 03時・・・

 定刻通り、1番船がやってきました。

 エンジンの轟音&強力サーチライトで、しばらくは釣りにならないでしょう。

 その前に、エサすら盗られませんが・・・

 こうなったら、夜明け前のモーニングサービスに期待を賭けます!











 が・・・

 相変わらず、エサが盗られません。

 日頃の行いはエエです(ホンマ?)が、まったくもって不思議な潮の日です。
















 そして・・・

 本日も夜が明けました。

 



  アキマヘ〜ン!(≧嫌≦;/















 こうなったら、少しオミヤを拾う事にします。

 明るい内だったら、チャリコくんやその他ゆかいな仲間たちが釣れるでしょう。












 するとどうでしょう、先ほどまで流れていた潮が、また止まりました。

 昨夜は潮が止まっている(ように見える?)時にアタリが出たので、

 これは期待出来るかもと、投げ返すサイクルが早まります。

 しかし、夜が明けたからか、エサは普通に残ってきます。



  どないなっとんネン!(≧嫌≦;/














 07時

 ジワジワと気温が上がり、暑くなってきました。

 さらに、昨夜(正確には前々日)から不眠で釣り続けたので、もう体はヘロヘロです。

 若いころは2泊3日不眠で釣り続けても平気(?)でしたが、オジン化した今はもう限界です。

 終了します。

 

 スカリに入れていたイサギさんたち。

 クーラーの中にも、ハリを飲み込んだ個体もありますが・・・

 アレの事を考えて小イサギくんも入れていましたので、小さい個体をリリースします。
















 今回は、一月半ぶりに『沖一』でナイトを堪能(?)。

 ですが、狐さんか狸さんに馬鹿されたような不思議な潮に当たり、数は出ませんでした。

 今回も消化不良的ですが、それでも前回より数釣れましたので少しは納得出来ました!

 しっかし、潮が流れている時は食わず、止まっている時に何故かアタリが集中。

 平行世界の『沖一』に迷い込んだのか、まったく不可解な潮でした。

 今回の釣行で、今年の『沖一』でのナイト釣行を終了し、

 『とある波止』シリーズに移行したかったのですが・・・

 機会があれば、もう一度『沖一』でナイト釣行を楽しみたいです!


 

 
釣果 イサギ 26〜33cm 8匹、小ダイ 22・25cm 2匹 


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