釣行記 月 日
終わり良ければ全て良し! 12月 28日 月曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字⇒ヒラバエ カゴ釣り 18.5度


 前回は・・・

 クリスマス大決算と称して、グレさんの数orDGサイズを釣って納竿!

 ・・・と、いきたかったですが、当て潮でエエ潮が流れず。

 方向転換して、イサギさんの良型&数狙いをして見ましたが・・・

 そのイサギさんも活性悪く(?)、塩焼きサイズを数匹のみに終わってしまいました。

 せめて良型1枚混じってくれれば、少しは納得して納竿出来たのでしょうが・・・








 とにかく・・・

 ここんところ、上り潮が流れずで、エエ釣りが出来ていません。

 ちゃんとした上り潮が流れていて、それでも釣れないなら仕方がありませんが・・・

 なので、何か納得出来ません。

 泣きの1回、チョット調整が必要です。









 この後は・・・

 年末まで2日ほど休日がありますが、買出し&大掃除等で行けません。

 ですが、このモヤモヤを抱えていたら、年を越せそうにありません。

 年末の大掃除の日は無理ですので、その前にもう一度行ってみる事にします。

 これが、本当の納竿釣行です!


















 当日

 仕事上がりは06時ですので、そう遠くまで行けません。

 ですので、今回もHGの“沖一”へ行ってみます。

 現地には、07時半ころに到着。

 本日の天気は、等圧線の広い西高東低で晴れ、北西風2〜3m/sとの事!

 こんな絶好の釣り日和なので、釣人も多いかと思いましたが・・・

 以外や以外、車の数は10台と少な目です。

 (オマエと違って、みんな年末で忙しいんや!)








 スグに船頭さんを呼んで出船してもらいます!

 

 今日の“沖一”の釣人状況を確認しますと、他渡船の釣人は少ないとの事。

 利用しているかみや荘渡船の釣人は、各波止&磯に分散しているらしい。

 これなら、“沖一”で今年最後のDG&数狙い出来るかも?








 “沖一”に近づきますと、BP周辺は満員御礼!

 情報以上の釣り人です。

 2番船とかで渡って来られたのでしょうね〜。

 ですが、2ndPには一人しか居ないので、今日はソコに入ってみよう!

 先客に断りを入れて、横に入らせて頂きます。

 ここまでの状況を尋ねると、まだグレさんは釣れていないとの事。

 まだ寝ているのかな?








 仕掛けが出来ましたら、さっさと始めてみます。

 

 風は、予報外れの北東の風で、左手前から吹いてきますが微風程度。

 仕掛けを投げるのに、問題はありません。

 潮の方は、エエ感じで上っています。

 (潮下で、少し手前に寄ってきますが・・・)

 これはひょっとして?

 少し期待出来そうです!








 ですが・・・

 いつも通り、チャリンコくんとサン公のみで、本命さんは来ません!

 

 グレさんは居ないのか?








 そんな状況で、エエ上り潮も速度が落ちていき・・・

 満潮を過ぎると、当て潮になってしまいました。

 また、風も北西風に変わり、少しパワーアップ!

 こんな状況下で、誰一人グレさんを釣り上げていません。

 ここはグレさんを諦めて、30cmまでのイサギさんに遊んでもらうか?












 10時半ころ・・・



 チャッチャチャン♪チャラチャラチャッチャッチャァ〜♪



 携帯に着信音が流れた!

 かみや荘渡船の船頭、Hくんからだ!



  “ヒラバエ”のカゴPが空いたので、替わるかorそのままか、どうする?(⌒H⌒)/




 せっかくBP横の2ndPに入れたので、最後まで頑張ってみる?

 でも、この当て潮では、このまま続けても幸薄そう・・・

 ここ最近の“沖一”での釣果は、あまり良くないし・・・

 “ヒラバエ”なら、良型イサギさんやグレさんが拾えるかも?

 せっかくの親切な提案・・・

 悩む事数秒・・・

 ここは思い切って、“ヒラバエ”に替わってみよう!

 そうと決まったら、大急ぎで片付けます。









 “ヒラバエ”からの釣人を“沖一”に降ろしたら、今度はワテを運んでもらいます。

 北西風もそんなに強くないので、の〜んびりと楽しめそうです。


















 “ヒラバエ”に渡礁。

 

 こちらにくると、チョット風が強く感じます。

 “沖一”ではマシだった北西風は、ここでは5〜7m/sくらいか?

 これでは、あのPに投げ込めません。

 仕方がありませんので、風に逆らわないPに投げてみます。








 潮は下り潮で、チョット速くない?

 風も手伝っているのか、アッとゆうまに潮下に流されます。

 潮下にはフカセ師がいるので、そう遠くまで流せません。








 でも・・・

 フカセ師はさらに潮下側に移動されたので、糸を張りながら流せるようになりました。








 そうこうしていると、エサ盗りが出て来ましたのでタナを調節。

 すると、ここでもチャリンコくんが遊んでくれます。

 








 13時半ころ・・・

 干潮から満ち潮に変わりました。

 これから上り潮にかわるかと期待するも、なかなか流れません。

 でも、その内変わるだろうと、続けながら待ちます。








 14時ころ・・・

 大引きからの渡船が、見回りに来るとアタリがなくなりました。

 チョットうるさいチャリンコくんでしたので、これで少し落ち着きました。

 落ち着きましたが、エサ盗りすら気配が無くなってしまいました。

 それでも、いつかはまた釣れ出すだろうと投げ返します。








 15時ころ・・・

 

 時間が無くなって来ました。

 依然、クーラーの中はカラッポです。

 せっかくの納竿釣行、このまま終わってしまうのか?

 アレだけは避けたいです!








 そんな時・・・




 グワァ〜ンッ!!




 余所見をした隙に、竿先を引っ手繰られました!

 反射的に合わすと、今日一の重量感が乗りました!

 これを獲れれば、いつでも帰れそうです!

 慎重に寄せませが、遊泳力があるのか潮下に移動していきます。

 もしかして、青物さんが掛かっている?

 こちらも追いかけて、道糸を回収して行きます。

 そして、足元まで寄せたら・・・




 フッ!!




 痛恨のバラシ!!

 ハリスが切れたかと思いましたが、唇の薄皮一枚に掛かっていたのかハリ外れでした〜!



  ハウ〜・・・(/疲\;ヾ












 バラシてしまったものは仕方ありません。

 まだ少し時間が残っていますので、最後まで頑張ります!








 しばらくすると・・・

 またチャリンコくんの活性が復活!

 そんな中、30cm弱のチョットはマシな小ダイくんが登場!

 









 まだ物足りませんが、この小ダイくんで終わろうか?

 それとも、幸薄いですが、最後まで頑張って玉砕しようか?

 いつもなら、帰りの事を気にして16時に上がるのですが・・・

 今日は、最後まで目一杯やり残す事のないよう頑張ってみます。









 ですが・・・

 大引きからの渡船が釣人を回収に来て、またPをかき回してくれました。

 船着場とPが近いので仕方がありません。










 予想通り、魚さんの気配が無くなりました。

 これでは釣れる気がしません。

 今年の釣行は終わりました・・・








 いや、まだまだ!

 あと少しだけど時間があるじゃないか!

 そんなん、もう無理やって。

 出来るだけの事をやって、アカンかったら納得出来るじゃないか!



 等と、頭の中のネガッティブな自分とポジティブな自分がぶつかって、

 残り30分、最後の最後まで悪あがきしてみます。













 そして・・・

 脳内データの応用は止めて、ここは基本に忠実に探っていきます。








 ですが・・・

 未だ、潮変わりせず下っています。

 予想では、14時くらいから上るんじゃないかと思いましたが・・・

 世の中と一緒で、そう甘くありません。

 いくら投げ返そうが、アタってくれません。








 そしてラス投!

 やっぱりダメかと流していると・・・




 シュパンッ!!




 ウキがいきなり海面から消失!

 すると道糸が走り、竿先が引っ手繰られました!



  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/



 合わせますと、マシな重量感が乗りました!



 これを獲れてエエ魚さんなら、納竿釣行は納得できます。



 最後の最後で、ウソのようなドラマが来ました!



 ここは慎重に寄せねばなりません!



 間違っても、ストーカーさんだけはやめて下さい!



 そして、海面に浮いた魚さんは・・・



 良型のイサギさんです!




 目測40cmくらい?





 慎重にタモ入れして・・・






 何とか・・・






 ゲッ・・・






 チュ〜〜〜〜ッッッ!!!!









  やっと釣れたァ〜っ!!(⌒嬉⌒)/



 

 40cmはありませんでしたが、納得のいく37cmでした。

 この体皮の下には、エエお宝が眠っているでしょう。

 これで、本当に納竿出来ます!













17時・・・

 

 疲れましたが、サヨナラホームラン的で心地よい疲れです。

 終わりましょう!














 今年最後の納竿釣行、何とか竿を納められました。

 始めは“沖一”で絶好の上り潮が流れてくれたのですが、グレさんは居なかった?

 ワテが居た時間は、誰一人上げていなかったと思います。

 そんなところに天の声がかかり、幸薄い“沖一”を諦め“ヒラバエ”に変わりましたが・・・

 ず〜っと下り潮で、エエ魚さんの気配は有りませんでした。

 でも、夕暮れ前のラス投で、まさかの良型イサギさんをゲット!

 釣れるとは思っていませんでしたので、まさかまさかのビックラ昆布でした。

 今回のは、まさに・・・



 終わり良ければ全て良し!



 ですね。


 

 
釣果 イサギ 37cm 1匹、小ダイ 28cm 1匹


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