釣行記 月 日
バカは死ななきゃ治らない! 8月 19日 水曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀 とある漁港3 曇 後 晴 カゴ釣り ―度


 先週は、あんなに食いが悪いとは・・・、夢にも思わなかった。

 後で分かったことだが、どうも水温が下がっていたらしい。(言い訳?)

 なので、今週は落ち着いているだろうから、少しは楽しみたい!と思う。




 だがっ!!

 南海洋上で、双子の台風が誕生!

 二つとも非常に大きい台風のようで、そろそろうねりが届きだすだろう。

 完全に届く前に行かねば!




 また、釣行当日の朝方は前線が伴った雨が!

 雨雲レーダーを見ると、次から次へと中紀へ流れ込んでいる。

 ワテの住んでいるところや中紀に、非常に激しい雨(豪雨)予報が飛び込んできた。

 2日後にはもう一度休みがあるが・・・

 雨は大丈夫だろうが、そのころにはうねりはさらに大きくなっているだろう。

 なので、行くならどうしても今日しかない。

 でも、この雨では・・・











 昼前・・・

 もう一度雨雲レーダーで確認すると、雨雲は少し北上し、途切れ途切れになっている。

 四国のほうに一塊があるが、それが到達する前に釣果を出せば問題なし!

 行くべし!














 16時

 現地に到着!

 雨はすっかり上がり、雲の切れ間から青空が見える。

 

 

 だが、既にうねりの波状攻撃が届いている。

 

 でもっ、これは想定内の範囲ですので、ノープロブレム!












 そうゆう事で、いつもの内側Pに入ります。

 









 まずは、いつものオミヤ狙いから!






 ですがっ!!

 いきなりハリス切れ3連発をやらかします。

 ハリスは3号ですので、少々の事では切れませんが・・・

 1匹は障害物の中に、2匹は合わせたとたん切れました。

 一体どんな魚さんが居るのでしょう?











 バラシたからか、少しの間はまったりしていましたが・・・

 

 

 アイちゃんやコッパくん、その他諸々たちが遊んでくれました。






 そして17時半・・・

 そろそろ暗くなりだしたので、竿と仕掛けを交換します。




 また、昼間は気にしなかったうねりが、段々と大きくなってきました。

 対岸ではうねりが打ちつけ、高く跳ね上がっています。

 ワテの居る内側にも、うねりが回りこんできて、先端部分に跳ね上がります。

 これはチト(?)危険ですので、止めよっかな〜と頭に過ぎります。

 ですが、止めないでもう少し内側に移動します。

 チト恐怖を覚えましたが、早いトコ結果を出して帰りまひょっ!




 その後・・・

 地元の釣師2名が来られ、少し安心出来ました。







 ではでは、夕マズメのゴールデンタイムを攻めてみます。















 ですが・・・

 異常無しであります!












 今夜の満潮は22時半ころ。

 そのころには、うねりがさらに高くなるだろうから、早いトコ釣らねば!

 昨年は同じような状況下で、港内でイサギさんを釣っているので期待!












 だが・・・

 いくら投げ返そうが、アタリがありません!

 その前に、ボイルだろうが生だろうがエサが盗られません。












 しかたがないので、うねりの中のいつものPに入れてみますと・・・

 アタリ無くエサが盗られました。

 うねりで仕掛けが安定しませんが、魚さんの活性があります。

 そうとなれば、うねりの周期を計算しながら投げ返していきます。


















 21時過ぎ・・・

 うねりの谷間でウキが消失。

 うねりにもまれて沈んだのだろうと思いましたが、なかなか浮いてきません。

 道糸も走りませんが、もしかして〜とアワセを入れてみます。

 すると!



 グオンッ!!



 少しエエ重量感が乗りました!

 引きは大した事はありませんが、ゴリゴリ巻き巻きするとすんなり寄ってきます。

 左の障害物も簡単に避わせたので、本命さんじゃなさそうです。

 足元まで寄せたら、ぶり抜きます!



 ドサッ!!



 さっそくライトオンして、魚種を確認しますと・・・

 

 後輩Oくんのリクエストのチヌさんでした。

 とりあえず、裏ミッションはクリアできました。







 ですが・・・

 コロタマさんやイサギさんを早いトコ釣り上げて帰りたいです。

 今日のうねりは、今までで一番大きく感じます。

 ドカンッと何かを壊したような音を立てられると、落ち着いて続行できません。

 そんな状況に、後から来られた釣師は納竿。

 お疲れサマ〜でした。












 さて・・・

 ホンマ早いトコ結果が出るよう、頑張りましょう!















 22時・・・

 あと少しで満潮時間です。

 ですが、このころからエサが盗られなくなりました。

 近くにエエ魚さんが居るのかと、せっせと投げ返しますが・・・

 まったくエサが盗られません。











 満潮時間を過ぎても同じです。












 ならば、もう少し深く入れみます。





 すると・・・

 うねりでウキが消失しますが、なかなか浮いてきません。

 これもアタリ〜と合わせると、竿が大きく曲がりました。



  きっ、来たァ――っ!!(⌒嬉⌒)/



 と思いましたが、根掛かりしています。

 いくら引っ張っても、8号ハリスは切れません。

 コロタマさんんならいとも簡単に切るのに、人間の力は非力です。

 無理すると竿を折りかねないので、タオルを手にぐるぐると巻いて引っ張ると切れてくれました。





 さてと・・・

 もう一度仕掛けを作り直すか、この機会にここで止めるか?

 今日はうねりで幸薄そうなので、後者を選択して納竿とします。



  てっ、撤収〜っ!!(≧危≦;/









 現地に着いたときは干潮過ぎだったからか、うねりはそれほど大きく感じませんでした。

 ですが、潮が上げてくると次第に大きくなっていくのが分かりました。

 対岸に打ち付けるうねりは、10mほどの高さまで跳ね上がっていました。

 今回入った波止は、外向きにテトラが入っているので音のみでしたが、

 何度もズドドドドン〜ッと轟音を立てるたびに、乗り越えてこないかと振り返りました。

 こんな状況なのに止めればエエのですが、バカは死ななきゃ治らないでした。

 でも、何とか1回だけでも引きを楽しめたので良しとしましょう。

 

 
釣果 チヌ 44cm 1匹、アイゴ 30cm 1匹


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