ワテの休日になると、何故か天候・海況の悪い日が多い。 天気が良くても風が強かったり、台風や前線の影響で波やうねりが高かったりとか。 今回もそう・・・ T7は東北沖へ過ぎ去ってくれたが、西高東低の気圧配置に！ これも、休日＝悪天候の方程式の成せる業なのか？ それとも、こんな事を書いているから、悪天候の方から寄ってくるのか？ ともあれ・・・ 今回は中紀でのっこみイサギさんを狙おうかと思っていましたが、これでは竿が振れない。 某HGの一文字の内側なら出来ない事もないが、最近はシイラさんが上がっており、ルアーマンでいっぱいだろう。 ならば風裏になる南紀まで南下するかと思ったが、台風のうねりが残っている。 これでは選択肢が無いので、こんな日でも渡してくれるところは・・・ やはり、前回釣行した串本は出雲しかあるまい！ あそこなら沖磯は無理だが、湾内磯ならドコかに上がれるだろう。 当日 ドコから沸いて出たのか、カミナリを伴った土砂降りの中、紀州路を南下！ 雨は通り雨だったようで、現地に着いたときは晴れ渡っていた。  ０４時４５分 明るくなったら渡してもらいます。 今日は予定通り荒れており、沖磯はうねりの下です。 前回上がった“双子の子”や隣の“双子の親”も、うねりの飲み込まれています。 こんな状況ででも渡れるところは、大島の地磯か苗我島くらい？ そんなことを考えていたら、“コレバイ”に着けてくれた。 ここは“双子”より湾内側にあり、波やうねりは少し軽減してくれる。 以前も、台風接近中に渡って釣りが出来たので何とかなるだろう。 ０５時  仕掛けが出来たら、さっさと始めます。 風は左正面からの北風で、ちょっと竿を振り辛い。 明るくなるにつれて、海の色が少し茶色に濁っているのが分かってきた。 どうやら、昨夜の通り土砂降りの雨の影響で、泥水が流れ込んでいるみたいだ。 その影響か、エサが丸々残ってくる。 タナを深くしようが、まったく盗られない。 あまりの魚さんのやる気の無さに、だんだんと竿が重く感じるようになってくる。 しかたがない！ ここは先のオミヤを作ろう！ 仕掛けを胴突きに変更！ ですが・・・ うねりで仕掛けが安定せず、１匹も釣らぬ間に仕掛けを２個もロスト。 ならば・・・ 少しPを変えてみると、イトフエウキくんがおっはよ〜ん！と登場！  その後・・・ 少しエサも盗られない状況が続いたが、やっとの事でハゲ太郎くんをゲット！  それから・・・ 仕掛けのロストもありながら、ポツポツと追加してしていく。 そして・・・ 持参してきた胴突き用の１０個のオモリが、根掛かりによるロストで終了。 この後は・・・ カゴ釣り１本勝負、逃げ道（胴突き釣り）無しです！ ズドドドドド〜ン！！  湾口の“双子”は相変わらず、うねりに飲み込まれています。  （このうねりは小さい方） 満潮が近いのか、後ろの磯もうねりが押し寄せています。  戦々恐々、落ち着いて釣りが出来ません。 そんな気持ちから、やっぱ強行しなければ良かったかな？ あれ？（◎失◎；ヾ うねりの状況画像写真を撮っていたら、いつのまにかウキをロスト。 急いで竿を取り合わせてみると、まずまずの重量感があります。 今日、カゴで初めての獲物なので、慎重に寄せます。 そして海面に浮いた魚さんは、この時期のレギュラーサイズのグレさんでした。  ３０ｃｍチョイですが、顔の筋肉は緩みます。 その後・・・ ポツポツと、小イサギくんを追加します。  その内・・・ 潮が止まり、またエサすら盗られない状況に！ そして・・・ 潮は動き出しましたが、エサがなかなか盗られません。 そんな時！ 見回りの渡船が近づいてきたので、磯変わりを決断！ 少し潮が引いて、うねりの影響が無くなった“沖の赤島”に渡してもらいました。 ここはイサギさんやハゲ太郎くんを良く釣っているので、期待は持てます。  持てます・・・ 持てますが・・・ 持てるんですが・・・ ここも、まったくエサが盗られません。 やはり、うねりの影響で底から掻き回されていて、濁り過ぎなのかも？ それでも・・・ まぐれでも来ないかと投げ返し続けますが・・・ １４時（早）  まったく釣りになりませんでした。 やはり、荒れ後の荒食いは、うなりが落ち着いてからの方が良さそうです。 今回はうねりが残っている中強行しましたが、タイミングが悪すぎました。 今までの経験上、エエ釣りが出来ない事は分かってはいたのですが、行かずにはいられなかった。 もう２〜３日早く通り過ぎていてくれたならば、荒れ後の荒食いを堪能出来たのに・・・ でも、行くだけ行って釣果も少しあったので、ダメ元でしたから満足しました。 次回の休日はコラボ予定があるので、なんとかエエ天気になって欲しいな！  釣果 カワハギ １９〜２３ｃｍ ５匹、グレ ３２ｃｍ １匹、小イサギ ２４〜２５ｃｍ ２匹 |