釣行記 月 日
魚さんは“生”がお好き? 3月 3日 月曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀田辺 磯間金谷 カゴ釣り 16.0度


 前回・前々回に釣った魚さんのストックが、冷蔵庫から無くなった。

 毎日魚肉を堪能してきたが、これではこの先味わえない!



 しかたがない!

 肩の具合は良くないが、新鮮な魚肉をまた調達に行こう!






 しかし!

 次の休日は、南岸低気圧の通過後!

 これは北西風(6〜8m)が強そう。



 2日後の休日は、W低気圧が接近!

 これはけっこう雨が降りそう。


  う〜ん・・・(―悩―;ヾ


 行くとしたら、最初の休日か。






 そんな時!

 クーパー氏から、明日出撃しますと連絡が入る!

 しかも、風の影響をまともに受けるHGの“沖一”に出撃するらしい。

 2月はグレさんやイサギさんが1日だけ釣れたようだが・・・

 その後は上がっていないので、大丈夫だろうか?



 最近の黒潮は離岸しているので、水温が少し低下している。

 これでは、南紀の魚さんの活性は悪そう。

 釣れているのは、潮通しのエエ磯に上がった一部の人だけだろう。



 ここは・・・

 遠出してアレをやらかすよりは、近場(沖一)の方はダメージが少なくて済むだろう。

 それに3月3日はヒマな釣りと、誰かが言ったとか言わなかったとか・・・

 そんな日やから、魚さんが来なくても当たり前田のクラッカーと納得出来る!



 でも・・・

 魚さんが釣れるに越したことは無い。

 そろそろ釣れ出すのを期待して、久しぶりの“沖一”を楽しんでみようっかな!

 そうと決まれば、返信して早いトコ就寝!










 当日

 04時過ぎに、現地に到着。

 車から出てみると、風が予報より強く(10mくらい)感じる。

 長いコト外に居ると寒いので、しばらく車の中で暖を取る。






 05時前

 船頭さんとクーパー氏も到着。

 船頭さんの見解では、これは北西風ではなく北風が吹いているようだ。

 “沖一”でこの北風だと、まともに横風を受けて竿が振りにくい。

 それだけでなく、物干し竿を持っているような重さを感じるだろう。

 こんなんでは肩に悪く、修行僧のような釣りになってしまいそう。

 ここはクーパー氏と協議し、風の影響が少なそうな南紀に移動を決断する!


  船頭さん、スミマセ〜ン!m(_謝_)m














 そして・・・

 さらに南下し、1番船が出た後の磯間に到着!

 しばらくすると渡船が帰ってきたので、船頭さんに挨拶と情報収集する。



 船頭さんの話では・・・

 本日は風の影響で、乗れる沖磯は限られるとの事。



 ならば!

 こんな風でも、のんびり出来そうな湾内磯の“金谷”に乗る事にする。









 07時

 一路、“金谷”に向けて出船!

 港から出ると、風が強くて波が高い!

 ここの船は馬力があるので、航行には影響がないが・・・

 今日は、いつも以上にヨク揺れる!






 そして・・・

 約10分で“金谷”に到着!

  






 先客(紀州釣り師)が1名居たので、今日の情報集すると・・・

 到着前に、約50cmのタイさんをバラしたらしい!

 しかも、今日はエサ盗りが居るらしいので、期待が持てそうだ!










 

 さっそく仕掛けの準備をし、出来たらさっさと始める!










 しかし・・・

 どのタナを探っても、エサが全然盗られない。

 クーパー氏の方はとゆうと、毎回エサ&ハリが残らないらしい。

 前回といい、今回といい・・・

 クーパー氏の方は、ヨク魚さんになつかれている。

 仕掛けは前回と同じで、ワテの方はハリスが細い。

 ハリのサイズを更に落としても、エサが丸々残ってくる。


  一体、何でやネン!(≧嫌≦;/








 さらに違いを探っていくと・・・

 どうも、ツケエサに問題があった!

 ワテは遠投しても外れにくいコーティングしているオキアミを使用しているが、

 クーパー氏は“生”のオキアミを使用していた。

 人間であれ魚さんであれ、皆な“生”が好きなのか?



 この後は・・・

 クーパー氏のご好意により、“生”のオキアミを分けていただく。

 そして、スグ使用してみると・・・






 エサが盗られた!



 ならば!

 タナを調整して探っていくと・・・



 ス―ッ!!



 ウキが、静かに海中に消えていった!


  きっ、来たァ――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 引きはそんなに無く小魚くんかと思っていると、磯際に来て急に元気になった!

 ゆっくりと浮かせてみると、レギュラーサイズのグレさん登場!

 

  “生”を使用した事で、やっとオミヤが釣れた。


  クーパー氏、アリガトウ!(⌒礼⌒)/








 その後・・・

 






 エサは盗られるが、なかなかオミヤが釣れない。

 時々、ウキを沈めてくれるのはキタマクラさん。

 底層では、彼らが暗躍しているようだ。










 12時

 ここまでオミヤの無いクーパー氏は、思い切って釣座を前回の場所に変更する。






 すると・・・

 アッとゆうまに、目測35cmのグレさんを釣り上げられた!

 その後も、干底前の時合いなのか、コッパくんを含め次々と上げられる!

 とどめは、目測40cmのタイさん!



 そんな光景を見せ付けられると、こちらもいても経ってもいられず・・・

 ちっちゃなプライド(?)を捨てて、隣に入らせてもらう。



 そして・・・

 彼のP近くに仕掛けを入れさせてもらう。










 あれ?

 今まで好調だったアタリが遠のいた!


  うっそ〜ん!(◎嘘◎;/





 これも前回と同じだ!

 こうなったら、上げ潮の時合いに期待するしかない!










 14時過ぎ

 干底から約1時間経過したが、まったくアタリが無い!

 それまで居たエサ盗りも活性が落ち、タナが深くなっている。


  前回と同じなら、今日もアカンか・・・(T寂T)








 そんな時!



 スルスルスル〜ッ!!



 ウキが沈んだと思ったら、道糸が走った!


  きっ、来たァ――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 しかし、合わせてみたが小魚くんなのか軽い。

 磯際まで問題なく寄せると、この魚さんもここから元気になった。

 強い締め込みをかわし水面に上げてみると・・・

 やっぱりコッパくん!

 さっきの強い締め込みは何だったんだろうか?

 引っこ抜いてやろうとコッパくんを持ち上げた時!


  あれっ!?(◎嬉◎)//


 ダブルだったようで、下には良型のグレさんが付いた。

 引っこ抜いてバラシたら元も子もないので、クーパー氏にタモをお願いする。

 そして、コッパくんを持ち上げて、下のグレさんを掬ってもらう。

 


  クーパー氏、アリガトウ!(⌒礼⌒)/


 良型そうに見えたグレさんはレギュラーサイズでしたが、これも“生”で釣れた。

 コーティングしたのは食い辛いのか?










 それからも、“生”のオキアミを使い続けていると・・・



 

 もう1匹追加する事が出来た。


  ワ〜イ!(⌒嬉⌒)/










 それからは・・・

 頂いた“生”のオキアミを使い切ったので、コーティングしたモノを使用。

 その為か、エサが全く盗られない。

 クーパー氏の方は、本命じゃないが小魚くん達と戯れておられる。

 やっぱ、“生”が良さそうだ。






 そういえば・・・

 ハゲ太郎くんを狙う時はボイルを使用しているが、釣友S氏は“生”を使用している。

 S氏の話では、“生”の方はアタリが多いとの事。

 今まで数釣り勝負もしてきたが、磯(ここ重要!)ではS氏勝ったことが無い。

 エサ盗りが少ないこの時期は、“生”で勝負した方が良いかも?










 そんなこんなで16時

 何も追加出来ないまま納竿。


  終〜了〜っ!!(≧終≦;/





 















 今回は久しぶりに“沖一”で楽しめるかと期待したが、予報以上の風に諦めざる得なかった。

 でも、そのお陰で少しは魚さんとのやり取りを楽しむ事が出来た。

 あのまま“沖一”に渡っていたら、楽しむどころかアレをやらかしていたかもしれない。



 ただ・・・

 前回といい、今回といい・・・

 何故か魚さんは、“生”のオキアミの方ばっかし食いが良かった。

 柔らかいから食いがエエのか?

 コーティングしたオキアミも、ボイルや半ボイルじゃないんやし・・・

 もうチョット食ってきてくれても良さそうなのだが。

 今までもこれで釣ってきた事やし、問題ないと思うが・・・

 次回からは、この“生”も持って行った方が良いかも?



 

 釣果 グレ 25〜33cm 4匹


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