釣行記 月 日
ココは新規開拓でも 11月 20日 木曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀日高 小浦沖一文字 カゴ釣り 19.5度


 先月末から始まったエビ網漁がようやく終わり、“沖一”への渡船が再開された。

 それまで魚さんたちはエサ不足だったのだろう。

 グレさんに青物が、大爆釣している。



 大・・・、爆釣している。



 爆・・・釣してい・・・



 ・・・あれれ?



 その後の西高東低の気圧配置により、北西風が吹き水温が下がったからか?

 グレさんは数上がらなくなっている。

 久しぶりに訪れたいと思ったが・・・


  うむむむ・・・・ (―悩―;ヾ








 当日

 西高東低の等圧線が少し緩むようなので、とりあえず出撃してみる。

 現地には出船20分前に着くと、駐車場には車が3台。

 数が落ちたからか?

 それとも寒いからか?

 釣人の姿はそんなに多くない。

 これくらいだと、他船からの釣人も少ないのでは・・・・?






 05時

 “沖一”へ向けて出船。

 天気予報以上の北西風が残っており、大揺れなのでゆっくりと進む。



 そして・・・

 “沖一”に近づくと、BP〜3rdPまでライトが見える。


  やっぱり・・・ (⌒笑⌒;ヾ


 すでに他船からの釣人で満員御礼のようだ。

 同乗船者たちはBP方面へ向かうが・・・

 ヘタなPに入ると、アレをやらかしかねない。

 ココは新規開拓でもしようと、過去の実績Pを目指す。

 春に何度かグレさんを釣った事はあるが、

 この時期に入った事無いので、はたして釣れるだろうか・・・・?










 

 まだ暗いが、とりあえず仕掛けを作っておく。



 そして・・・






 北西風が回りこん来て、ジッとしていると寒くなっていく。

 釣座周りで体を動かして時間を潰すが・・・

 時間を気にすると、なかなか経たない。






 この時期、暗いうちにカゴを投げても何も来ないだろうが・・・

 すぐに明るくなるだろうから、魚さんたちを寄せる意味で始めてみる。






 

 案の定、アタリが無い。

 エサも丸々残ってくる。

 下り潮だから?

 それとも、お月さんが煌々と照っているからだろうか?



 ならば、タナを少しずつ落としていく。



 ・・・がっ!!

 一向にアタリが無い!



 なので、何気ない余所見をしていると・・・


 グワァンッ!!!


 いきなり竿が引っ手繰られた!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 竿を大きく立てると、エエ重量感が乗った!

 引きからして、エエ型の魚さんだろう。

 いきなりエエ型のオミヤが釣れてしまったかも。


  フフフのフ!(⌒笑⌒)/


 と、思いながらやり取りしていると・・・


 フッ!!


 これは貰ったと思った矢先、いつものバラシをやらかしてしまう。

 仕掛けを回収すると、ハリスのチモトが切れてささくれている。

 まさか夜釣りするとは考えていなかったので、グレさん用の細ハリスをそのまま使かったのが敗因か?

 ならばっ!!

 時間は僅かしかないが、太いハリスに結びなおす。



 そして数投後・・・

 だんだんと白み始め、ケミの灯りが見にくくなっていく。






 そんな時・・・


  あれ?ウキはいずこ?キョロ(。探。ヘ) ( ・探・ )? ( 。探。)ゝキョロ


 ウキを見失って探していると・・・


 グイッ!!


 竿先が引っ手繰られた!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 竿を大きく立てるが、先ほどに比べるとあまり重量感が無い。

 それでも引きからして、イサギさんっぽい魚さんが付いている。

 本日最初の魚さんなので、慎重に取り込んでみると・・・

 

 予想通り、レギュラークラスのイサギさんでした。

 この時期も、まだ暗いうちに来るのか!?

 それなら、さっさと始めれば良かったァ〜と後悔。




 そして・・・

 2匹目を狙って投げ返していく。










 07時

 

 太陽がおはようSUNと顔を覗かせる。

 ここまで明るくなると、磯魚の大物の確率が低くなるだろう。

 なので、再度グレさん用のハリスに結びなおす。






 しばらくすると、小アジくんたちが目を覚ました!






 今日は小アジ地獄になるかと思いきや・・・






 そんなにうるさいほど掛かってこない。

 これくらいなら釣りやすい!







 そして、小アジくんじゃない元気な引きをする魚さんを掛けると・・・

 

 30cm弱の綺麗な小ダイくんが、朝の挨拶に来てくれた。






 また・・・

 ウキが沈んだと同時に道糸が走るアタリが続いたが・・・

 何故かハリ掛かりせず。


  うっそォ〜んっ!?(T悲T)








 でも・・・

 目の前のPにグレさんかどうか分からないが、魚さんは確実に居る!

 じっくりと探れば・・・と、思った矢先!


 ドッドッドッドッドッ・・・!!!!


 漁船が近づいてきて、目の前を何往復もしてPをかき回してくれる。

 せっかくマキエに寄せた魚さんたちが、怯えて散ってしまうではないか!

 向こうは仕事しているのだから仕方がないが・・・


  何もこんな近くを通らんでもエエやろうっ!!≧叫≦)//





 また、別の漁船が近づいてきて、今度は目の前のPに碇を下ろして釣りを始めた!

 漁船は潮に流されて潮下にあるが、碇のロープが沈んでいるので投げれない。


  そこ、探りたいPやのに船掛けるなよォ〜っ!!(≧叫≦)//





 
仕方がないので潮上のPを探る事にする。




 こちらは・・・

 ほぼ毎投アタリがあるが、小アジくんとチャリンコくんばっかり。

 チャリンコくんは、アオリさんに齧られたのとハリを飲み込んだものだけキープする。










 08時過ぎ

 満潮から引き潮になったので、上り潮を期待したが・・・

 あいかわらず下り潮が続く。






 そして・・・

 (曇って見えないが)陽が高くなるにつれて、アタリの数が減っていく。






 しばらく掛けていた漁船も釣れない(?)からか、碇を上げて移動。

 やっと探りたいPが空いたので狙うが・・・

 魚さんは居ないのか、アタリが全然来ない。


  せっかくの朝の時合いがァ〜・・・!(≧嫌≦)/
























 12時(早)

 ここまでポツポツとアタリがあるが、オミヤとなるエエ魚さんが掛からない。

 潮も依然上ってくれないし、今日は期待薄かもと思っていると・・・

 良型のハゲ太郎くんが掛かってくれた。

 


  ヤッホォ〜イッ!!(⌒嬉⌒)/


 これで少しやる気度が上がったが・・・







 干底前に潮が止まってしまい、アタリが無くなってしまった。















 14時(早)

 依然、潮が動き出さない。

 今日はこのまま続けてもムダだろうと思い、ここで終〜了〜っ!!










 今日は久しぶりに“沖一”に渡ったが、BP周りに釣人多く新規開拓に変更。

 しかし、探りたいPを漁船にかき回され、朝の時合いをモノに出来なかった。

 また、釣りの漁船も船を掛けなければ、もう少しオミヤが出来たのに・・・

 しかし、反対に考えれば、その漁船の下に根があるんじゃないのか?

 これは、いつかもう一度訪れて検証しなければなるまい!

 とりあえず、今日はBPでもグレさんはあまり上がっていなかったようなので、

 あまり釣れなかったが、今日の釣果は満足(?)しておこう。

 

 釣果 イサギ 31cm 1匹、小ダイ 27cm 1匹、 マルハゲ 26cm 1匹

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