釣行記 月 日
鉄は熱い内に打て! 9月 9日 月曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀日高 阿尾イカダ カゴ釣り ―度


 前回はイカダからのカゴ釣りで、シマアジ釣りを楽しんだ。

 だが、この釣りの最中、やたら引きの強い魚さんを掛けたが・・・

 竿を立てる事が出来ないくらい強く、最後はハリス切れでバラシてしまった。

 この事が(仕事中も)ズーっと尾を引き、早々にリベンジする事にした!

 特に青物は足が速いので、いつ居なくなるか分からない。



 鉄は熱い内に打て!



 じゃなくて、



 魚さんが居る内に釣りに行け!



 また、釣友S氏も竿を折った犯人を仕留めるべく、今回の釣行に同行!





 ・・・ちゅう事で、

 もう一度、二人で阿尾のイカダ釣りに行く事にした!















 当日

 S氏を拾って南下!

 現地には05時過ぎに到着。

 

 今日はエエ天気やから釣り人が多いかと思われたが・・・

 港には釣人の姿は見受けられない。

 シイラさんがルアーに反応しなくなったからか?

 とりあえず支度をし、船頭が出てきたので出船してもらう。









 今回も、前回と同じイカダに上げてもらった。

 ・・・がっ!!

 今日は北西風が強く、イカダは大揺れ!

 (下記画像では分かりにくいケド)

 立っていると、バランスを崩して海に落ちかねない。

 イカダの上を移動するには、腰を低くして歩かないとアブナイ。

 今回、こんな歩き方をしたのに、うねりで3回ほどコケました。

 でも、このうねりで魚さんの活性は良いかも?と期待する。









 05時40分

 

 仕掛けの準備が出来たら、さっそく始める!






 1投目・・・



 2投目・・・



 特に異常なし。

 まだ魚さんが起きていないのか、エサは丸々残ってくる。














 そして3投目!



 仕掛けが馴染みウキが立ち、マキエをひとシャクリすると・・・



 シュンッ!!



 ウキが一気に消し込むと、道糸も一気に走り竿先が引っ手繰られた!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 竿を大きく立てると、この間バラシた時と同じくらいの引きが襲った!

 今回はドラグを最初から適度に緩めていたので、道糸は勢い良く引き出される!



 ギャァァァァ――――ッッッ!!!



 なかなか道糸の出は止まらない!

 ・・・がっ!!

 出が止まった時に少し回収する。

 そして、また回収した以上に道糸を引き出される。




 これを何回か繰り返し、徐々に回収量が増えていく。




 そして・・・

 なんとかかんとか足元まで寄せたが・・・

 締め込みが強く、なかなか弱ってくれない。


  頼むから早く浮いてくれェ〜っ!!(≧願≦;//





 そういえば、佐渡先生は古代にこんな事を言ってた。


 「百里の道を行くときは、

           九十九里をもって半ばとせよ!」



 何事も油断せず、最後まで気を引き締めろと。





 焦ってバラシたら、ここまで耐えて寄せたのが水の泡!

 締め込む時は、ハリス切れしないよう、道糸を少々出しながら耐える!



 耐える!



 耐えるっ!!



 耐えて耐え抜いて・・・



 ゆっくりと魚さんを浮かせていく。



 そして・・・

 海中に白く光る魚影を確認!


  シマアジさんだっ!!(◎嬉◎;;//


 やっと姿を現したシマアジさんは、目測50〜60cmのサイズ!

 ここまでけっこう暴れているので、ハリが掛かった唇は大きな穴が開いていないか心配だ!

 さらに時間をかけていたら、この後はバラシかねない!

 もう・・・

 これ以上は遊ばせないで、ここは一気に上げたほうがエエだろう。

 S氏にはタモのスタンバイをお願いして、シマアジさんを沖側に誘導。

 そして、竿を大きく立ててシマアジさんを海面まで上げる!

 すると・・・

 暴れ疲れたのか大人しくなり、タモの上まで誘導して無事掬ってもらった。


  うっしゃァ〜っっ!!!(≧嬉≦;//



 

 60cmは全然無いが、久しぶりにエエ型のシマアジさんを釣る事出来た!

 さっそくサイズを測ってみると・・・



 50cmジャスト!!




 中紀でこのサイズはなかなか出ないので、顔の筋肉が引き締まらない。


  でへでへでへ・・・(⌒嬉⌒;;ヾ


 やっと・・・

 前回ハリスを切っていってヤツの正体を拝む事が出来た!


  こんなサイズのシマアジさんも泳いでいたのかァ〜!(⌒幸⌒;/





 しかし・・・

 このシマアジさんの腹回りはメタボっぽく、ワテの腹回りとエエ勝負している。

 もしかして、この個体は養殖モノの脱走兵?

 前回の帰り、渡船屋の女将さんに質問してみた。

 バラバラなサイズのシマアジさんが釣れているが、養殖モノが脱走していないかと。

 女将さんは、養殖イケスの網が破れているとか、そうゆう話は聞いていないとの事。

 ならば、この釣れっぷりは一体・・・?

 それとも・・・

 毎年ポツポツと上がっていたが、今年はシマアジさんの当たり年なのか!?

 まあ、けっこう楽しめたので、もうこれ以上詮索すまい!


  いやァ〜、チミに会えて良かったよォ〜っ!!(⌒嬉⌒;/






 ・・・とまあ、06時までには、早々と決着がついた!

 そしてこの後は、けっこう釣れるかと思いましたが・・・

 シマアジさんが暴れたからか、次のアタリが遠い。
















 08時ころ

 なかなか次のアタリは来ないが、こまめにタナ調整していると・・・



 スス―ッ!!



 やっと次のアタリが出た!

 竿先まで道糸が走り、それから大きく合わす!

 すると、最初に釣ったシマアジさんと同じくらいの引きが襲った!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 これもなかなかの引きで、道糸が引き出される!



 ギャァァァァ――――ッッッ!!!



 今回は既に1匹仕留めているので、余裕で対応が出来る。

 ところが・・・



 プチッ!!



 ハリスが切れたような感触で、バラシをやらかしてしまった。

 ドラグを緩めていたので、そうそうハリス切れは起こらないと思うが・・・

 仕掛けを回収してみると、ハリス切れではなく、クッションゴムが切れていた。


  何てよォ〜っ!!(◎嘘◎;;//


 1匹目のシマアジさんとのやり取りで伸びきっていたのだろうか?



 でも・・・

 1匹も釣っていなかったら悔やまれるが、今日は余裕です!






 そしてこの後は・・・

 ポツポツとアタリが出始め、小物を追加していく。




 

 サンバくん×3匹




 

 アイちゃん×1匹




 

 シマアジさんかと思いきや、ヘダイさん×2匹





 また・・・

 ここにもストーカーさんが居り、S氏と二人でけっこう釣らされた。





















 そしてこの後・・・

 


 またまたアタリが遠くなった。










 だが、ここからS氏の仕掛けのみアタリが集中!

 シマアジさんは釣れないが、いろいろな魚さんを釣られる。

 けっこうな大物は、50cmオーバーの年無しさん!



 こちらも同様に釣るが、なぜかアタリが無い。

 隣と2mも違わないのに、この差は一体?

 ならば手返し勝負だと、投げ返すサイクルを早めるが・・・










 12時

 手返しが早かったので、マキエが底をついた。


  終〜了〜っ!!(≧人≦; チ〜ン!















 今回、前回は悔しい思いをしたので、早々にリベンジ釣行を行い、

 まさかまさかの良型シマアジさんを仕留める事が出来ました!

 数は出なかったが、これ1匹で十分楽しめた釣行でした。

 やり取りの最中はハラハラドキドキしましたが、タモに収まった時の開放感がたまらないです。




 ちなみに・・・

 最後の釣果写真を撮る時には、シマアジさんは縮んで49cmほどに・・・

 最初にメジャーを置いて撮れば良かったァ〜っ!!




 また、S氏もお疲れでした。

 今回は竿をヘシ折ったヤツとは遭遇出来ませんでしたが、

 エエ型の年無しさんが釣れて良かったですネ!

 まだ納得出来ないでしょうが、これに懲りずにいつかまた行きましょう!


 

 釣果 シマアジ 49cm 1匹、ヘダイ 36cm前後 2匹

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