釣行記 月 日
新年早々・・・ 1月 9日 水曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀田辺 磯間ビシャゴ カゴ釣り 17.3度



  新年明けましておめでとうございます (⌒笑⌒)/


 昨年末から、休みの日=西高東低の気圧配置の日が続き、なかなか出撃出来ず。



 そして今回・・・

 2日前の予想天気図では弱い西高東低の気圧配置だったので、初釣りに出撃する事にした。



 でっ、釣行先だが・・・

 初釣りからアレをやらかすワケにはいかない。 

 前回はアタリも少なく不完全燃焼だったので、少しは数釣りを楽しみたい。

 ・・・ちゅう事で、今回はアレの確率が低い磯間に行ってみる事にする。








 当日

 いつものように仕事明けに南下!

 05時40分に現地に着くと・・・

 ちょうど出船間際だったので、急いで支度をして飛び乗る。



 今日は風が強いのか、やけに揺れる。

 黒田渡船の船が揺れるのだから、そうとうなうねりがあるのだろう。

 しかもシブキが後ろまで飛んできて、釣りをする前からズブ濡れに!

 予想天気図からは、こんなに風は強くは吹かないハズとふんだのだが・・・

 船頭も各磯に着けるのを苦労している。

 上がりたい磯はフカセ師が大勢上がるので、どんどんパスしていき・・・

 今回もまた、“ビシャゴ”に上がる事にした。










 06時30分

 

 前回と同じく、今回も北西風が強く投げにくそうだ。

 仕掛けが出来たら、ウキが見ずらいが実釣を開始!

 第1投!


 バチンッ!!


 道糸がウキ止めより上で切れて、ウキ付きの仕掛けだけがPに直撃!


  何てよォ〜っ!! (◎嫌◎;//


 初釣り早々に仕掛けをロスト!

 いきなり仕掛けの作り直しに、テンションはダウン!



 急いで作り直し、あらためて第1投・・・

 アタリ無く仕掛けを回収すると、ハリスが途中で切れている・・・

 残ったハリスには、何者かが噛んだ噛み後がある。

 どうやらフグさんが海中で暗躍しているようだ。



 もう一度仕掛けを作り直して、再度投げ返す。

 そして、しばらく波間にウキが漂っていたが・・・

 瞬きした間に、いきなり行方不明に!


  
アレッ!?キョロ(。探。ヘ)( ・探・ )?( 。探。)ゝキョロ


 その時、竿先が引っ手繰られた!

 思いっきり合わせると、竿先にエエ重量感が乗った!

 しかし、道糸を巻き取ろうとしたが、途中から巻き取れなくなった。

 先手を取られたので、恐らく魚さんに根に入られたのだろう。

 でも、このままでは埒が明かない。

 どうにか出てくれないかといろいろな角度から竿を煽ってみると・・・


 バチンッ!!


 また道糸のウキ止めより上から切れてしまった。


  マジっかよォ〜っ!! (≧嫌≦;//


 また仕掛けをロスト!

 昨年末、口和深で糞垂れさんとやりあっても切れなかったのに・・・

 今回はいともあっさり2回も切れるなんて・・・

 もしかしたら、道糸が伸びすぎて劣化していたのかもしれない。

 なので、別のリールに交換して、あらためて仕掛けを作り直す。



 仕掛けが出来たら、再々度実釣を開始!

 そして、今度はアタリを見逃すまいとウキを凝視していると・・・

 
 にゅるるる・・・


 ウキが波間にゆっくりと消えていったので合わせるが、竿先には重量感が感じられない。


  あれっ!?(◎軽◎;/

 
 でも何かが付いているようなので上げてみると・・・

 

 先ほどハリスを切っていったと思われるフグさんでした。

 次投前、その他に傷は無いかとハリスを点検してみると、いくつもあるのでもう一度作り直す。

 これで、今回5回目の仕掛け作りです。



 あらためて再々・・・

 数えるのも面倒くさいので、もう一回実釣を開始!

 すると・・・

 いつのまにかエサ盗りが居なくなり、この後はエサが盗られない状態に。



 また、北西風がさらに強くなり、カゴも投げづらくなりPまで届かなくなってきた。

 海もさらに荒れてきて、干潮前なのに荷物が置いてある高場まで波が這い上がってくる。

 

 また、磯にぶち当たった波が跳ね上がり、何度もシャワーとなって降りかかってくる。


  ヒョエ〜っ!! (≧嫌≦;//

 
 それだけならまだマシですが、時々波の塊も襲ってくる。

 

 お陰で全身ビチョビチョのズブ濡れです。


  もう〜イヤっ!! (≧嫌≦;//




 そして、さらにドデカイ波の塊が後頭部に直撃!


 ドシャッ!!


 思いっきりどつかれたような感覚に陥ったかと思ったら・・・



 いつのまにか港に帰ってきていました。


  はて、何でここに居るのだろう・・・? ( ・ 何 ・ )ヾ


 その後の記憶が無く、何で港に居るのか分かりません。

 クーラーの中には、サン公が1匹入っています。

 デジカメを調べてみると・・・

 

 どうやら記憶を無くしても、釣りは続けていたようです。



 せっかくの初釣りやったのに・・・

 とんでもない大荒れの日に来てしまって、新年早々アレをやらかしたようだ。

 一緒に上がってきたと思われる人等も、アレやらかしたとか言っているのでワテだけじゃなさそうです。

 それを聞くと、少しは気が楽になりましたが・・・

 帰宅して調べてみると、同じ磯で頑張っていた人は釣っておられました。

 また、天気図も調べてみると、予想天気図より等圧線が狭かった。

 こんなに狭かったら、北西風が強かったのは頷ける。

 またしても天気予報に騙されてしまった!

 次回はもっと穏やかな日に、の〜んびりとやりたいものです。



 ちなみに・・・

 このサン公は脂が乗っていて、包丁はギトギトでした。

 舌は味覚障害に陥ったのか、刺身はめっちゃ美味しかったです。

 父親も箸が止まらず、二人でペロリといきました。

 

 釣果 サンノジ 38cm 1匹

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