月 日 場所 天候 釣り方 水温
08月 06日 金曜日 中潮 南紀串本 袋沖(デンシャ) 曇後晴 胴付釣り

 先月、先々月のシマアジのヒキを忘れられなくて、今回も再々度釣行することにした。
 途中、また今回も雨に見舞われたが、現地に着く前にやんだ。
 袋港に03時20分に到着し、出船まで少し仮眠する。

 04時20分、外の物音に目を覚ますと、船頭が来て出船の準備をしていた。
 「えっ?今日は早くない?」
 慌てて、こちらも仕度をする。
 船に乗り挨拶をして仕掛けの準備していると、本日の同乗者もきたので04時50分に出船する。

 ポイントに05時過ぎに到着するが、潮の色がいつもより薄い。
 どうやら台風11号の影響で、水潮になっているみたいだ。
 船頭は串本大島には雲がかかり、山立てに苦労している。
 とりあえず錨を降ろし、何投かやってみるがアタリがない。
 再度山立てをしてポイントをズラしやってみると、いきなり竿先をひったくるアタリが来たっ!
 ヒキが強く竿でためてガマンしていると、フッと竿先がはねて軽くなった。
 いきなりのバラしで仕掛けを上げると、6号ハリスが切られていた。
 「ガァーンッ!何でんネン?」
 シマアジかもしれないので、急いでハリを結び直し仕掛けを投入する。
 しかし、アタリがなくなった。

 もう一度山立てをして、ポイントをズラす。
 ここではエサ取りが多く、ウスバハギとカワハギが連チャンで入れ食いになった。
 タナを上げるとメジ(マルソウダ)が邪魔するし、下げるとハゲ達の入れ食いになるしお手上げである。
 ここ10日ほど台風でエサが入っていないため、エサ取り達の動きが活発だ!
 あまりにも本命からのアタリがないので、ポイントを3ヶ所ほど変えるが全然ダメ!

 このままでは美味しい魚が釣れないので、再度最初のポイントへ移動する。
 ここでは第2投に、ハリス切れでまたバラすという失態をしてしまった。
 「何でやネン?」
 もう一度ハリを結び直し、仕掛けを投入する。
 数投後、小さなアタリでまた魚を掛ける!
 今度はバラさず上げてみると、エエ型のメンドリを釣上げることが出来た。
 この魚は煮付けが美味しいので、クーラーへ入ってもらう。

 しばらくアタリがまた無くなったが、根気ヨク続けているとアタリがっ!
 しかしこれもヒキが強く、ハリス切れでまたまたバラす。
 「ウッキーッ!一体何やネンっ!」
 同乗者がこの後、デカいサンコを2匹も上げる。
 「もしかして、オレのもサンコだったのかも?」
 正体が解らないが、このバラしを後2回繰り返し、
 もう頭の中は沸騰状態でカッカッカッカァ〜(◎怒◎;)/

 少し間をおいて冷静になり、水潮でもうシマアジは来ないと判断し、メイチ狙いに切り替える。
 納竿少し前の11時前に、最後のアタリが来た!
 これはそこそこのヒキで、ゆっくりとヒキを楽しむ。
 浮いて来た魚は、狙い通りの高級魚メイチだっ!
 タモで大事にすくい取り込むと、40cm近くもあるエエ型だ。
 この逆転タイムリーな1匹で、少しは溜飲を下げることが出来た。(^嬉^)/

 今回は古座川の雨水が上り潮に依って流れ込み、シマアジ達は影響の無い沖へ避難していたのかも知れない。
 これによって、後日リベンジを誓うヨコちゃんであった(^誓^)/

 

 釣果 メイチダイ 38cm 1匹、メンドリ 40cm 1匹、
     ウスバハギ 36〜55cm 5匹、カワハギ 21〜25cm 3匹、ムロアジ 26cm 1匹
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