月 日 場所 天候 釣り方 水温
07月 13日 火曜日 若潮 京都宮津 伊根沖 飲ませ釣り 23.9度

 釣友T氏から「日本海へヒラメを狙いに行こう」と、話を持ちかけられたのは4月の中ごろ。
 しかし二人の休みが合わず、7月になってようやく行けることになった。
 これで美味しいヒラメ・アコウ・ソイ等食べれる(釣ったも同然の考えでいる)と思い、
 出発の昼間は寝つけなくうとうとしただけであった。

 19時半にT氏の自宅へ迎えに行き、荷物を積みかえ20時前に出発する。
 今回の目的地は、京都宮津は養老漁港。
 阪神高速で池田まで走り、後は地道をのんびりと走る。
 途中、コンビニで人間様のエサの調達と夜食を取り、現地に着いたのは、日付が変わって01時前だった。

 出船まで4時間もあるが、せっかく遠征してきたのだから漁港内で遊んでみることにする。
 ソフトルアーを波止先端で引くが、全然反応がない。
 場所を変えて波止付根で引くと、竿先にアタリが来た。
 小気味いいヒキで上がってきたのは、15cmほどのメバルちゃん。
 これがアタリの始まりで、約10分の間に同型サイズばかりだが4匹を追加する(全てリリース)。
 しかしもっと楽しみたいが、昼の釣りに影響が出るので少し仮眠をとることにする。  
 
 

 04時半、周りの音に目が覚めた。
 出船半時間前で、ちょうどエエ時間だ。
 ゆっくりと仕度をして、岸壁で本日の乗合船(ニュー裕凪丸)を待つことにする。
 エサ(小アジ・小サバ)の調達で少し遅れて帰港して来たので、05時半に伊根沖を目指して出港する。
 航程約30分でポイントに到着、06時に実釣スタートする。

 一流し目、二流し目は反応がなかったが、三流し目に竿先がおじぎして重みがのる。
 すぐアワセを入れ巻き上げると、ゴンゴンとしたヒキが伝わってきた。
 深いところから上げているのに、水面近くに来ても元気がエエ魚だ。
 上がってきたのは小型のヒラメだったので、そのまま抜き上げる。
 「やったァ〜!、これでボーズじゃなくて帰れるゥ〜」
 小型でも幸先がヨク嬉しいもので、次の一流しにも余裕で上機嫌(^嬉^)
 右隣の人が先にアコウを上げた後、私の竿にも次のアタリがまた来た。
 ゴゴゴン、ゴゴゴンと竿先をたたき上がってきたのは、30cmほどの小型のアコウだ。
 「ヨッシャ〜!」
 小さくても目的の魚が釣れて、ルンルン(^笑^)
 左隣のT氏は底どりが悪く、根掛かりを連発していて少し機嫌が悪い。
 上機嫌の私は、T氏に少しレクチャーする。
 「底を取ったら、50cmほど上げて待つ。
 しばらく待ってアタリが来ない様だったら、また底どりをして待つ。
 これを繰り返してみィ〜。」
 今レクチャーしたことを実践すると、またまたアタリが来た!
 これもゴゴゴン、ゴゴゴンと竿先をたたき、先ほどよりも少し重たい。
 ゆっくり巻き上げてくると、中型のアコウが浮いて来た。
 慎重に抜き上げ船内に入れたとたん、ハリが外れた。
 「あっぶねェ〜!」
 もっと慎重にならなきゃっ(^汗^)
 この後、T氏にも小型だがアコウがやっと来て、少しは機嫌がヨクなった。
 私にも後1匹アコウを追加したところで、大判ヒラメ狙いに深場へ移動する。

 伊根と冠島との間で、大判ヒラメ狙いスタート!
 ここは水深が更に深く、底の起伏が激しい。
 私も根掛かりを何度もし、オモリがだんだん無くなっていく。
 根掛かりしない時はアタリもなかなか無く、少しダレぎみになっていく。
 しばらくは皆にもアタリがなかったが、突然右ミヨシと左ドモの釣人の竿が大きくまがる。
 大判ヒラメらしく、ゴンゴンと竿先をたたく。
 上がって来た実物のヒラメを見ると、更にデカく感じる。
 タモですくい上げて船内へ取り込んだヒラメ(約60cm)を見せてもらうと、肉厚があって驚かされた(◎驚◎)/
 「ヨッシャ〜、次は俺の番やァ〜!」
 と、気合が再点火したのは言うまでもない。
 しかし気合は空回りで、全然アタリが来ない・・・
 その間にも、他の釣人がヒラメを上げる。
 「なんでやネン?」
 と、自問自答。
 T氏もアタリがなく機嫌が悪そうだ。

 何度もこまめにポイントを変え流していると、10時半に久しぶりのアタリが来た。
 竿先を叩くが、なんだかヒキが弱い。
 難なく上げてくると、小型のクロソイだった。
 大判ヒラメじゃなかったが、少しは気分がヨクなった。
 でも相変わらず根掛かりが激しく、うまいこと底が取れない(T悲T)
 昼を回ったころ潮が止まり、またアタリが無くなった。
 根掛かりの連発で、持って行ったオモリもとうとう最後の1つになった。
 根掛かりを恐れていては釣れないので、更に底どりをしていく。
 アタリはなかなか来ないけど、何度目かの流しで手にもっていた竿が突然海中に引き込まれた!
 しかし、それだけであった。
 「???なんで?うっそう〜・・・」
 仕掛けを回収してみると、エサの小サバが取られ無くなってていた。
 「クッソウ〜・・・」
 その後、アタリがまた無くなり気力も無くなった・・・
 仕掛けを投入したまま竿をロッドホルダーに置いてしばらくボケーとしていると、また突然竿先が舞込んだ!
 慌てて竿を取り外し、アワセを入れると重みが乗った!
 巻き始めると、ヒラメのゴンゴンとしたヒキが伝わってくる。
 「フッフッフッ、来たで来たでェ〜♪」
 慎重にゆっくり巻き上げ、船長にタモ入れしてもらった。
 船内に取り込まれたヒラメは50cmに少し足りなかったが、それでも嬉しかった(^嬉^)
 T氏も羨ましく眺めてくる。
 しかしこの後、納竿までアタリが無く14時前に終了した。

 出来たら大判ヒラメを釣りたかったが、初遠征で目的の魚が釣れただけでもヨシとしよう。
 しかし、T氏は小さなアコウ1匹だったので、この後ヒラメを1枚進呈する。
 これで少しは機嫌がヨクなり、お互い再釣行を誓って養老漁港を後にした。

 ちなみに、ヒラメとアコウの自己記録が出ました(^笑^)

 

 釣果 ヒラメ40、46cm 2匹、 アコウ 30〜37cm 3匹、クロソイ 30cm 1匹
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