釣行記 月 日
遅いのでまだ行けるか? 10月 15日 月曜日 大潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀由良 小浦沖一文字 カゴ釣り 24.0度


 前回の釣行2日後、中紀の磯に台風T21のうねりが届いた。

 各渡船屋も危険と判断し、通過するまで沖磯への渡船を見合わせている。





 が・・・



 おっ、遅いっ!!













 今回のT21は、酔っ払いみたいにふらふらと千鳥足で北上。

 普通なら通過中か、既に通過しているハズだが・・・

 現在の位置は、まだ沖縄よりも南に居る。


  早く通過しろよォ〜っ!! (≧嫌≦;/



 そのお陰か、“沖一”や“神一”への渡船はまだまだ可能だ。


  これなら、次の休日も行けそう・・・ (―考―;



 天気予報をチェックすると、昼前くらいから北西風が強くなるみたい。

 北西風があると、“神一”は少し辛い。






 なので!

 久しぶりに、HGの“沖一”へ行ってみる事にしよう!















 今回は連休なので、1番船に間に合うよう目覚ましをセットして寝たが・・・

 気がつくと、02時58分。




  マジでっ!? (◎嘘◎;/




 昨夜までの24時間勤務が堪えたのか、夕食のビールが利いたのか爆睡していた。

 1番船は完全にアウト〜!



 慌てても仕方がないので、諦めてのんびり走る事にする。

 どうせ海況が悪いと判断して、釣人も少ないハズ(だろう)。








 04時50分

 現地に到着すると、車の数は10台以上止まっている!




  ウゲッ!! (◎驚◎;//





 こんな海況の悪い日でも、“沖一”なら渡れるやろうと皆ヨク知ってらっしゃる!

 既にめぼしいPは無いだろうと、ゆっくりと支度をするが・・・


  さっぶゥ〜っ!! (≧寒≦;/



 北西風が天気予報よりも強く、外気温より体感温度が低く感じる!

 スグ渡してもらっても我慢大会をするだけなので・・・




 今回は、空が白み始めた05時30分ころに渡してもらった。

 





 上陸すると、めぼしいPに釣人が20人弱ほど。

 外側はモロ北西風を受けるので、内側のテキトーなPに入る事にする。

 時々、ケーソンの隙間から波が噴出してくるのが気になるが・・・

 これから潮が下がるので、問題は無いだろう。














 06時過ぎ

 

 仕掛けが出来たら、さっさと実釣を始めます。

 今回は風が強いし波止からなので、久しぶりに5.3m竿を使用。



 第1投目!



  バッキンッ!!







  エ゛ッ、エ゛エ゛〜ッ!! (◎驚◎;/



 リールのスグ上あたりが真っ二つになり、足元に落下!


 

 約20年間使用してきた一番お気に入りの竿なのに・・・

 いきなり疲労骨折で戦線離脱です!



  お疲れさま・・・ (〒人〒)チ〜ン!

















 

 予備の竿に仕掛けを付け替えて、改めて第1投目!

 いつも磯で使用する6.3mの竿は風で振りにくいが、今回はこれでいくしかない!





 まずはエサ盗りの活性を探るが、なかなかエサが盗られない。

 タナをどんどん下げていくと、底付近で小アジくんが入れ食い!

 フグさんやオセンさんは居ないようだ。

 これ以上下げると根掛かりしそうなので、もう少しこのタナを探ってみる。



 すると!



  ス―――ッ!!




 ウキがゆっくりと沈んだ。

 これもまた、どうせ小アジくんだろうと放ったらかしにしてたら・・・




  グイィィィ〜〜〜ッ!!




 道糸が走り、竿先を引っ手繰られた!


  何か知らないが、来たァ―――――――っ!!  (⌒嬉⌒)/



 青物が飛びついたのかと期待したが、どうも引きが弱い。

 素直に寄ってくるので、何だろうと覗き込むと・・・

 海面にジャンボ級のイサギさんの姿がっ!!


  ラッキーっ!!  (⌒嬉⌒)/



 抜き上げてバラシたら泣くに泣けないので、丁寧にタモでゲットだぜっ!! 

 


 さっそく体長を計ってみると、ジャンボにはチョイ足りない38cm。

 (釣果写真時には縮んで37cm)

 この“沖一”での自己記録を更新したので、当然顔の筋肉は緩みます!


  でへへへ・・・  (⌒嬉⌒;ヾ

















 その後は・・・

 小アジくんの食いが下がり、退屈な時間が過ぎていく。

 小アジくんが掛からない時は、相変わらずエサが丸々残ってくる。

 仕掛けをあっちこっちと投げ分けるも、どこも一緒・・・






 ならばっ!!

 波止際を探ると・・・




  スス――――ッ!!





 ゆっくりと斜めに入っていきます!


  きっ、来たァ―――――――っ!!  (⌒嬉⌒)/



 合わせると、先ほどのイサギさんより強い引きをする魚さんが掛かった!

 ワクワクしながら上げてみると、30cmの尾長さんでした。

 

 灯台元暗し!

 チミたち、足元にいたのねェ〜。




 それからは、しばらく波止際を探るが・・・

 コナガくん(リリース)を1匹釣っただけであった。
 
















 本日は水温が下がったのか・・・

 それとも荒れすぎているからか・・・

 エサ盗りが全然居ない!

 居るとまた鬱陶しいが、居ないとタナがなかなか決めれない。

 仕方がないので、少し竿を置いて外側を偵察に!










  

 隣の“一のハエ”は大きなうねりにより、白波に飲み込まれています。

 “二のハエ”なんかは、完全に白波の下に。

 “蟻島”は、波が打付け約10mほど高く上がっている。

 これでもまだうねりは小さいのだろうが、それでも波の威力は凄まじい!!


















 11時すぎ

 底の潮の流れが変わったのか、やっとエサ盗りが動き出した!

 タナを少しずつ上げていくと・・・




  ス――ッ!!




 ゆっくりとウキが入っていき、25cmほどの小イサギくんをゲット!

 

 そして入れ食いに確変!

 毎投アタリがあり、手尺で25cm以下はリリース。





 

 また、中アジくんも来てくれた。

 これは24cmでしたが、もちろん刺身用にキープします。















 約30分ほど小イサギくんのアタリを楽しんだら、また静かな海に戻った。

 その後はたまにエサが盗られるが、なかなかキープ出来る魚さんが来てくれない。





 そして・・・

 次第に潮の流れが速くなり、アッとゆうまに隣の釣人の前に。

 ゆっくりと流せないので、止め釣りに変更。

 仕掛けを張り、竿先でアタリを取っていると・・・



 小さくコツコツするアタリを掛け合わせてみる。

 すると!

 エエ引きをする魚さんが掛かった!

 初めは良型のグレさんかと思ったが、海面に浮かせてみると良型のアイゴさんが浮上!

 前回のアイゴさんは全て干物にしたので、今回のは刺身用にキープする。

 




















 13時30分

 その後はたまに小イサギくんが掛かるが、キープできるようなサイズは来てくれない。

 また、北西風は朝より強くなっており、大きなウサギが飛び跳ねるようになってきている。

 14時には見回りが来るので、ここらあたりが止め時か・・・




 少し思案し、のんびり出来ないのなら納竿を決断する。



















 本日はのろまな台風のお陰で、久しぶりに“沖一”で釣りをする事が出来た。

 朝の内は波気がそこそこあり期待したが、魚さんの活性が悪く苦戦。

 海が荒れた時は、内側に魚さんは避難してきていると思ったのだが・・・

 それでも終わってみれば、なんとか楽しむ事が出来た。

 ともかく、今晩も刺身の盛り合わせで、プシュっと楽しくやれそうだ!




 

 釣果 イサギ 24〜37cm 5匹、アイゴ 35cm 1匹、尾長グレ 30cm 1匹、マアジ 24cm 1匹

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