釣行記 月 日
サヨナラホームラン! 4月 9日 月曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀田辺 磯間塔島 カゴ釣り 16.3度


 前回は、偶然にも夢の50cmグレさんを仕留める事が出来た。

 ・・・ので、今回からイサギさん狙いに移行したい。

 そろそろ抱卵し始め、脂も乗って美味しくなって来ているだろう。

 ただ、沖一では遠投力が必要なので、近投でも釣れる磯間に行く事にする。

 また、今回も仕事前釣行になるので、釣りが出来るのは12時まで。

 ミッション6 『走りのイサギさんをゲットせよっ!!』






 当日

 04時20分ころ到着。

 高気圧に覆われエエ天気やからか、釣人の姿が多い。

 目的の磯、“大ジブ”に乗れるか心配だが・・・

 すると、ちょうど船頭さんが出てきたので、急いで支度をして乗船する。

 そして04時半ころ出船。

 まずは湾内磯から回り、そして沖磯へ。

 一番初めに“大ジブ”に着くと、フカセ師が4名降りられたのでパス。

 ならば、第2候補の“塔島”へ。

 ここは人気がないのか、一人で渡る事が出来た。

 でも、他の磯に上がる事が出来なかったフカセ師4名が、後から降りて来られた。

 辺りはまだ暗いが、仕掛けを作っていると少し明るくなり始めた。


  急げェ〜!  (≧焦≦;






 05時過ぎ

 まだ満潮前だが、大潮かと思うくらい潮が這い上がってって足元を洗う。

 どうやら、うねりがあるみたいだ。

 そして、仕掛けが出来たら、本日の実釣を開始!

 

 初めはエサ盗りのタナを探すが、なかなか盗られない。

 ハリには細かな流れ藻みたいなものが、毎回付着して戻ってくる。

 海の中をこんなのが浮遊しているのか・・・?

 エサも残ってくるのでタナを深くすると、ケミの明かりが消失!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 同時に竿先が引っ手繰られ、30cm弱だが幸先良くイサギさんをゲット! 

 

 そして同じところに投げ返すも、ウリ坊大へサイズダウン。

 しまいには、ウリ坊小しか釣れなくなった。






 

 辺りが明るくなると、イサギさんのアタリが遠のく。




 アタリが無くなったので、この時間を利用してプシュっとタイムをしようとしたが・・・

 今日もクーラーの中に見当たりません。


  うるうる・・・ (T悲T)


 仕方がないので、今回も代用品で・・・

 


  カシュっとな(⌒嬉⌒;/


 モーニングコーチーで気分一新。






 なかなかエサ盗りが浮いてこないので、深ダナを探っていると・・・

 うねりの波間でウキがゆっくりと潜行!

 アタリかと見ていたら、道糸が走り竿先が引っ手繰られた。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 ここはのんびりしていると、根に潜られ痛い目に遭う。

 なので、強烈な引きに強気に巻いて寄せる!

 そしてネットに収まったのは、40cm弱のグレさんでした。

 

 イサギさん狙いの深ダナでグレさんが釣れた。

 そして次投でもアタリがあり、これも竿先を引っ手繰られる。

 これもグレさんっぽい引きだが、先ほどのグレさんよりも強い!

 なかなか道糸が巻けなくて竿を大きく立てるも、すぐ伸されてしまう。

 ここは時間をかけて獲ってやると考えていたら、とうとう巻くに巻けなくなってしまった!


  うっそォ〜んっ!? ≧嫌≦;/


 何度も痛い目に遭った根に潜られたのだ!

 出てくれるのを待つか、それとも仕掛けを切るか・・・

 悩むこと10秒・・・

 今が時合いだと時間がもったいないので切る事に。






 急いで新しい仕掛けを作り再開!

 しばらくすると、微妙なアタリを合わせてみたら、ズシッっとした重量感が竿全体に乗った!

 ・・・が、スグにハリ外れ。

 急いで同じところに投げ返すと、また同じようなアタリが出たので合わす。

 すると先ほどと同じ重量感が乗ったが、引きを楽しむ事無くハリスを瞬殺された!


  何が居んネン!! ◎驚◎;//


 この後は、連続でバラシたからかアタリが遠のく。






 08時過ぎ

 エサ盗りが居なくなったので、底付近を流していると・・・

 久しぶりのアタリで、30cmくらいのグレさんを追加。

 

 この後、同サイズのグレさんを追加したら、またアタリが遠くなった。

 普段、水面近くまでエサを盗りが浮いてくるのに、ここ2回の釣行では浮いてこない。

 やはり、細かな流れ藻が海中を漂っているのが影響しているのか・・・

 そんなエサ盗りが居ないからか、ガシラくん達が遊んでくれる。

 












 09時半ころ

 アタリもエサ盗りも居ない大海原へ、あっちこっち投げて探っていると。

 久しぶりにウキのTOPまで入ったが、海中に漂っているのが見える。

 何かが居食いしているのかと合わせてみると、竿先にエエ重量感が乗った!

 引きは強いが、先ほどバラシたヤツほどではない。

 強引かつ大胆に寄せると、良型のチヌさんが浮上!

 ここはタモで大事に掬い、タモの柄を縮めていると・・・


 メシッ!!


 

 昨年末に新調したタモの柄が折れてしまった。


  マジでェ〜っ!? ◎嘘◎;/


 どこか傷でもあったのだろうか・・・?

 これがタイさんやグレさん、高級魚なら仕方がないかと思えるが・・・ 

 チヌさんで折れると・・・

 安モンでも、もっと柄のしっかりした物を買わなきゃ!

 

 でっ、このチヌさんが柄を折った犯人(?)です。












 11時ころ

 

 その後もエサ盗り無く、あっちこっち投げて探るもアタリ無し。

 納竿時間まで、片付け時間を除くと30分ほど。

 今日は朝一のみでイサギさんは終了なのかと諦めて、一投ごとに周りの小物を片付けていく。




 そして、ラスト一投・・・

 どうせ来ないだろうとウキを眺めていたら・・・

 スパッ!!

 目を疑うほどの速さで、海中に消失!

 同時に、竿先が引っ手繰られる!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 なかなかエエ重量感で、エエ引きをする。

 また根に潜られてはいけないの思い、引きを楽しむ事なく巻き取る。

 すると、足元に浮いてきた魚さんは、ジャンボ級のイサギさんではないか!

 しかし、タモは柄が折れていたので片付けてしまっている。

 強引に抜きあげてポロリだと、泣くに泣けない!

 ここは右手のスロープ状のところがあるので、そこで寄せ波に乗せて引きづり上げる。

 


  でっ、でけェ〜っ!! (◎驚◎;/


 最後の最後で、やっと納得出来るサイズのイサギさんが釣れた!

 これぞ、サヨナラホームラン!

 ちょうど迎えの渡船も近づいてきているので、これで気持ち良く納竿出来る。








 今回は潮の状況は良くなかったが、目的のイサギさんが釣れミッションは成功!

 今年は細かな流れ藻が多く、エサ盗りに悩まされる事が無いのでエエが・・・

 タナも設定しづらく釣り辛い1日であった。

 上陸後、船頭さんにイサギさんのサイズを測ってもらうと、ジャンボには0.5cm足らず。

 帰ってからも測ると、今回は測り間違えなく同寸でした。

 ちなみに、このイサギさんは予想通り抱卵し始めていました。

 刺身にすると、適度な脂が乗ってめっちゃ美味しかったデス。



 さて、次回は少し数釣りをしてみたいナ!


 

 釣果 イサギ 23〜39.5cm 6匹、グレ 30〜38cm 3匹、チヌ 46cm 1匹、ガシラ 19〜25cm 4匹

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