今年の沖一は２月の寒波の影響で、寒グレさんの釣期がずれ込んでいる。 いつもなら、３月になると産卵の為、エサを食わなくなるのだが・・・ 今年は食いだしたのが遅かったので、４月になっても釣れている。 しかも、４０ｃｍオーバーの肥えたヤツも上がっており、某釣師さんもニコニコされていた。 ワテも行きたいが、仕事明けだとＢＰに釣人が固まり、なかなかエエＰに入れない。 昔（ネットが無い時分）は、遅く行っても混雑なく入れたのだが・・・ しかしっ！！ いくらなんでもそろそろ行かないと、寒グレさんの釣期が終わってしまうかも？ ・・・ちゅう事で、今回は３ヶ月ぶりにＨＧ釣行をする。 まずは、天気予報を調べると・・・ 火曜日に爆弾低気圧が過ぎるので、翌日は西高東低の気圧配置に！ これはいくらなんでも、絶対無理！ 翌々日の木曜は朝方まで風は残るが、エエ釣り日和になりそうだ。 ・・・ちゅう事で、今回も仕事前釣行を実施する。 当日 ０５時１５分ころに到着。 渡船乗船場には、先客の車が１台。 既に渡しているのかと思ったが、１番船はまだ出船していなかった。 遅れて船頭が来たので、挨拶をして荷物を積み込む。 ０５時半 先客を先に神一に降ろし、それから沖一へ向う。 途中、水温計を覗くと１４度台を表示している。 また低下したようで、魚さんの食いが心配される。 もしかしたら、アレも覚悟しなければならない！ 沖一に近付くと、ＢＰに釣人の姿１人しか見受けられない。 荒れた翌日は食いが悪いと、皆思っているのだろう。 でも、その方がのんびり釣りが出来るので嬉しい。 上陸後、ＢＰ横のＰを確保。  周辺は明るくなっているので、急いで仕掛けを作り実釣を開始！ まだ肩の痛みがあるので、チョイ投げで探る。 潮は上りと当ての複合潮で、流れも速くスグ左手前に寄ってくる。 そのせいか、エサ盗りは活性が低くく、なかなかエサが盗られない。 ならば、どんどんとタナを下げていくと、小アジくんの入れ食いに！  しばらくするとやっとエサ盗りが現れて、タナを少しずつ上げていく。 ・・・が、水温が低いからか、あまり浮いてこない。 ならば・・・、 今のうちにｱﾚをやっておこうとクーラー内を探すと、いつもの缶が無い！ 仕方が無いので、代用品でやります。  プチッっとな！ そこへ、２番船で常連のＫ氏が渡ってこられた。 Ｋ氏と会うのは２年ぶりくらいなので、隣に並んで釣りをする事に。 すると、余所見している内にウキが行方不明に！ はて？キョロ(。探。ヘ) ( ・探・ )？ ( 。探。)ゝキョロ 一応合わせてみると、エエ重量感が竿先に乗った！ エエ引きをするのでゆっくりと寄せると、波止際で竿先を叩き始めた。 ウッソ〜んっ！！ （◎嘘◎；／ 釣れた魚さんは、予想通りのサン公でした。 とりあえずアレ逃れの為にキープしようかと思ったが・・・ 今回のサン公はやたら匂いがきつかったのでリリースする。 ０８時４５分ころ 隣のＫ氏が、良型のグレさんを上げる！ すると、波止の釣人全員が今が時合いかと活気づく。 しかし、こちらに掛かってくれたグレさんは、２５ｃｍくらいのコナガくん２匹のみ。  もう少しエエ型のグレさんが来て欲しいが・・・ とりあえず、アレの時の為にスカリにキープしておく。 ０９時半ころ あまりにも食わないので、ハリスを落とそうかと考え出すが・・・ そうゆう時に限ってエエ型の魚さんが食ってくるので、そのまま続行する。 そして・・・ 潮の流れが緩み始めた時、波止際でウキがゆっくりと潜行し始めた。 このアタリは良型以上のグレさんに違いないとアワセてみると・・・ グワンッ！！ 胴部分から大きく竿が曲がった！！ きっ、来たァ―――――――っ！！ (⌒嬉⌒)／ 波止際の海底は大きな捨石があるので、隙間に潜られないよう急いで道糸を巻き取る。 ・・・が、引きが強すぎて空回り！ ここは道糸を出さず、竿で溜めてゆっくりと浮かす。 何度か強い締め込みに耐えながら浮かせると、海底から魚影が見え始めた！ ここまで、まだ竿先は叩かれていない。 グレさんだとしたら、４０ｃｍオーバーは確実！ さらに時間をかけてゆっくりと浮かせると、水面下に目測５０ｃｍオーバーのグレさんが浮上！！ デッ、デカイっ！！ （◎驚◎；／／ 水面に浮かせてからもけっこう暴れ、潮も引いて高いのでタモで掬いづらい。 それを大丈夫かと見かねたＫ氏が、アシストで掬ってくれた！！ ありがとう〜っ！！ (⌒嬉⌒)／ タモを引き上げると、かるく自己記録を更新するグレさんが横たわっていた。  しかも、超〜メタボな体型から、グレさんの重量記録も更新しそう。 もう顔の筋肉はゆうまでもなく、引き締まりませんっ！！ でへへへ・・・ (⌒笑⌒； 写真撮影した後、しばらくは魚体を眺め悦に入っていました。 いかんいかん！ (⌒汗⌒； あまりじろじろ眺めていたら死んでしまうので、スカリに入れて拘留しておく。 また、それまでに釣れたコナガくんは釈放とする。 その後、実釣に戻るが、なかなか次のアタリが来ない。 周りではポツポツとコナガくんに混じり、良型サイズが上がりだした。 ・・・が！ こちらにアタリが来る事無く、緩んでいた潮もとうとう止まってしまった。 時合い終了！ チ――ンッ！！ （―人―） 少ししたら、再び潮が流れ始めた。 しかも本命の上り潮がっ！！ しかし、グレさんのアタリは遠く、エサ盗りのアタリのみで終了！ 今晩もまた仕事があるので、１２時に納竿とする。 沖上がりしてから船頭に記念撮影をしてもらう。 その時、船頭が先に体長を測っており、５０ｃｍに１ｃｍ届かない４９ｃｍとの事。 自己記録は更新していたが、夢のゴーマルの壁は厚かった・・・ その後、はんぎょさん宅にお邪魔し、魚拓の依頼をして帰途についた。 そして、家に帰ってからメジャーの上に魚体を置いて釣果写真を撮ろうとしたら・・・ まっすぐ伸ばした尾の先端が、５０ｃｍのラインのところに届いているではないか！ マジでェ〜っ！！ （◎驚◎；／／ 今回釣れたグレさんは、まさかまさかの夢のゴーマルでした！ わァ〜いっ！！ (⌒嬉⌒)／ 今年打ち立てた自己記録更新数は、これで３種目目となった。 今回、久しぶりの沖一は数が出なかったが、自己記録を更新するエエ贈り物を頂けた。 今年も買った宝くじが、まさかの大当りしたような気分だ！ しょっちゅうじゃなくても、通わんとエエ魚さんに巡り合えませんネ。 しかし、これで次の壁が分厚くなってしまった。 だが、この沖一にはまだまだエエ型のグレさんが潜んでいると思われる。 いつかまた、機会があればグレさんの自己記録更新を狙ってみたい。 それとも、次のゴーマルを先に釣るのはこれを読んでるアナタかも・・・？  釣果 グレ ５０ｃｍ １匹 |
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