釣行記 月 日
迷ったときの神谷詣 11月 22日 火曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀由良 小浦沖一文字 カゴ釣り 21.2度


 前回釣行してからは悪天候の日が多く、なかなか次の釣行が出来ない。

 そんなこんなで、毎日天気予報と睨めっこが続き・・・

 22日は高気圧に覆われ、北寄り風1mとの予報で絶好の釣り日和になりそうだ。

 やっと天候と休日が一致したので、久しぶりに出撃することにする。





  しかしっ!!

 出撃する事にはしたが、まだ何処に行こうか決めかねている!

 “沖一”は好調なので、グレさんのベストPは無理だろう。

 ならば、前回行った阿尾の“一のハエ”か神谷の“ヒラバエ”でハゲ太郎くんでも?

 もしくは、田辺まで行ってカゴをしようか?

 ・・・ってな感じで、仕事も手につかない。




  当日

 仕事が終わったら、とりあえず南下する。

 そして、悩みながらも高速は広川ICで降りる。

 いつものエサ屋でカゴ用・ハゲ太郎用のエサを買いこみ・・・

 さて、何処に行こうかと再度悩むが・・・

 車は自然と神谷に向かっている。


  あれ?(⌒汗⌒;


 ・・・っちゅう事で、

 今回は、迷ったときの神谷詣でとする。




  現地に着くと、エエ日和との予報やからか車が多い。

 空いている所に車を止めて降りると、何故か風が強く感じられる。

 遠くの旗をヨク見ると、真横にはためいているではないか!


  マジでっ!!(◎嘘◎;/


 天気予報では北寄りの風1mのハズなのだが・・・


   また天気予報に騙されたァ〜っ!!(≧嫌≦;//


  これじゃあ沖磯は無理かも!?(≧悲≦;


 とりあえず着替えると、船頭が到着したので荷物を積み込む。

 そして船頭に“沖一”の情報を聞くと、今日は釣人が少ないとの事。

 悩むこと10秒

 今回は強風が予想される“ヒラバエ”を止めて、久しぶりに“沖一”へ変更する。

 たまにはHGの“沖一”もエエやろう。

 しかし、某釣師さん達は2日前に上がり撃沈したらしいが・・・

 そろそろ荒食いしてくれることを期待する。




  05時50分

 全員乗船したら出船。

 まずは“工場裏”・“神一”と釣人を降ろし、次は“ヒラバエ”に進路を取る。

 そして“神一”を過ぎると、北寄りの強風&波でスピードダウン。

 どんぶらこっこ、どんぶらこっこっこ!

 波に揉まれながらも、“ヒラバエ”に到着。

 すでに大引からの釣人が降りていたが、こちらからも数人降りる。

 そして、やっとこさ“沖一”に向かう。




  06時半ころ

 “沖一”に到着。

 グレさんのベストPを見ると、釣人は1名しか入っていない。

 他の釣人は、まばらに・・・


  マジでェ〜っ!?(◎疑◎;/


 渡礁したら、ベストP方向を目指すが・・・

 今日は北寄りの強風が残っており、ベストP前は波にもまれている。

 また、少し思う(確かめたい)事もあり、今回はベストPから離れた所に入る。




 

 仕掛けが出来たら、さっそく実釣を開始する。

 現在は潮が上っており、なかなかエエ塩梅だ。

 初めはエサ盗りの活性を探るが、大人しいのでタナを深くしていく。

 そして、しばらくするとエサ盗りが動き出したので、反対にタナを少しずつ上げていく。




 07時ころ

 それまで反応が無かったウキが、うねりの谷間で突然消えた。


  ん!?アタリか?(?何?)


 軽くアワセてみると、竿先にエエ重量感が乗ったっ!!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 良型を思わせるエエ引きに、時々竿の弾力で溜めてあしらう。

 そして波止際まで寄せたら、最後の抵抗でもう一度潜られる。

 それを耐えていると、道糸が角度的にケーソンに突き刺さっていくではないか!


   まさかっ!!(◎危◎;//


 魚さんはケーソンとケーソンの隙間に逃げ込もうとしているのか・・・?

 そうはさせじと竿を前に突き出して阻止するが・・・

 無常にも竿先が跳ね上がってしまった。


  マジかよォ〜・・・(≧悔≦;//


 仕掛けを回収すると、ハリスはざらざら状態。

 ここのPは、掛けたら沖で浮かせないと危ないようだ。




  ハリスを新しくし、気を取り直して再開。

 すると、ウキが馴染んたらすぐに・・・

 スパッ!!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きく合わせると、また竿先にエエ重量感が乗ったっ!!

 今回の魚さんも、最初と同じような引きをする。

 同じ過ちを繰り返さないよう、今度はハリスの強度を信じ、強い引きに耐えながらも少し強引に浮かす。

 そして波止際まで寄せると、良型の尾長さんが浮上してきてくれた。


  そりゃあヨク引くワケやっ!!(⌒嬉⌒;/


 最後にタモで掬おうとするが、強風でタモの柄が揺れてなかなか入ってくれない。

 それでも何度か失敗しながら、四苦八苦の末にやっとネットイン!

 

 約35cmの良型に、自然と顔の筋肉が緩む。


  デヘへへヘ・・・(⌒嬉⌒;/


 とりあえずスカリに入れたら、再度アタリのあったところに投げ返す。

 すると、またまたウキが入った!

 引きは強くないのでゆっくりと引きを楽しむと、30cmチョイくらいの口太さんが浮上。

 これも大事にタモで掬おうとするが・・・

 強風でモタモタしていると、ハリがネットに引っ掛かってしまった。


  何てよォ〜っ!!(◎嘘◎;/


 タモをひっくり返し何とか掬えないものか・・・

 柄を回してみるが、なかなかうまい事いかず。

 その間に魚さんは、唇にチョンと掛かっていたのかバラシてしまった。


  ウッキーッッッ!!!(≧嫌≦;///


 本日2回目のバラシをやらかし、ウデの悪さにアタマが沸騰状態に!




  もう一度気を取り直して再開。

 すると、また×3アタリがっ!!

 また力強い魚さんが掛かったので、少し強引に浮かせる。

 ・・・が、最初に掛かった魚さんほどではない。

 波止際まで寄せると、目測40cm(無いケド)の口太さんが浮いてきた。

 今度は慎重にタモに誘導して、ばっちりネットイン!

 

 本日最長寸のグレ(口太)さんに、さらに顔の筋肉が緩み引き締まらない。


  グェヘヘヘ・・・(⌒嬉⌒;/


 今が時合いと、写真を後回しで仕掛けを投げる。

 そして、上記の写真を撮り終わりウキに目をやると・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・無いっ!!


  はて・・・?いずこ・・・?キョロ(。探。ヘ) ( ・探・ )? ( 。探。)ゝキョロ


 竿先を見ると、ちょうど道糸が走っていくではないか!


  写真なんか撮っているヒマないやんけェ〜っ!!(⌒嬉⌒;/


 急いで竿を手に取り、大きく合わす!

 すると、さらにエエ重量感が竿先に乗った!


  ヨッシャア〜ッ!!(⌒嬉⌒;/


 これもエエ引きだが、少し強引に浮かす。

 すると、尾長さんとウマヅラくんがダブルで浮上。

 これも四苦八苦しながらネットイン!

 この後、写真撮影はしないで、仕掛けを投げ返す。

 毎回アタリがあり、バラシを含めながらも合計8匹のグレさんが釣れた。

 8匹目が釣れた以降は、上り潮が緩みアタリが遠のいた。

 ・・・なので、最後に釣れた口太さんを撮影しスカリへ。

 

 今回、釣れたのはすべて30cmオーバーの良型。

 昨日まで海は大きく荒れていたのか、今日は少し落ち着いたので活性が上がったのだろう。

 そんな事を思っていると、潮がとうとう止まってしまった。

 こうなるとアタリが来ないので、いまのうちに恒例行事をやっちゃいます。

 


  プシュっとな(⌒嬉⌒)/





  しばらく休んでいると、潮は下りに変わった。

 あまり釣れる気はしないが、とりあえず仕掛けを入れておく。

 そして何投かした時、ウキが入った!

 スパッ!!


  うそっ!!(◎驚◎;/


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きく合わすが、今回のはそんなに大きくなさそうだ。

 引きを楽しみながら上げると、30cmは無いが尾長くんが釣れた。

 今回は30cmオーバーが数釣れているので、これくらいサイズはリリースしてやろうと思ったが、

 後で集合写真を撮ったら逃がして上げると約束し、少しの間スカリの中で休憩してもらう。

 その後も同型の尾長くんを1匹追加し、アイちゃんも追加する。

 

 このアイちゃんを追加後、下り潮はさらに速くなりアタリが遠のいた。

 いくら投げ返してもアタリ無い。

 ちょうど腹も減っているので、この機会に昼食を取っておく。




 そして昼食後、仕事の疲れからか、予想通りに眠たくなった。

 少しリフレッシュしたいので、風を避けて昼寝する事に・・・


  おやすみなさい・・・(* ̄眠 ̄*)


  ZZZZZZ・・・・・・(*U熟U*)












  約30分ほど寝れたかな?




 昼以降、相変わらず下り潮が速くアタリが遠い。

 そんな中、ベストPの釣人さんだけはポツポツと魚さんを釣られている。

 風の方も落ち着き波も静かになってきたので、魚さんは我が家に戻ったのか?

 ならば、チョット斜めに遠投させてもらって、ベストP近くに仕掛けを入れさせてもらう。

 ・・・が、潮が速く仕掛けが馴染む前にPから離れてしまう。


  少し緩んでくれェ〜っ!!(≧嫌≦;//


 しかし、心の叫びも虚しく、潮は緩みそうにもない。

 アタリは遠いが、すでに肴も出来ている余裕から、今回は14時で納竿とする。

 今日は時間ギリギリまで粘ったお陰で、渡船が近づいていたのに気が付かず大慌てで後片付けをする事に。

 魚さんの集合写真を撮っている暇もなく、スカリごとクーラーの中へ押し込む。




 そして、港に戻ってから30cm以下の尾長くんをリリースしてやろうと思ったが、

 クーラーの中にスカリごと押し込んだからか、すでに息絶えていた。


  ゴメンよう・・・(―人―;


 次回から余裕のある時は、その場で逃がしてあげよう。




  今回は釣行先にけっこう迷ったが、迷ったときの神谷詣は正解だった。

 沖磯は波が高くダメだったが、波止に上がった人はそれなりの釣果を収められていた。

 おかげで、ワテも良型グレ(口太・尾長)さんの引きを楽しめた。

 また、今日みたいに強風・波のある時は、ベストPより今回のPの方がが良さそうだ。

 ここも明日からまた釣人が多くなるだろうが、機会があればまた行ってみたいなァ〜。

 

 釣果 グレ(口太・尾長) 26〜37cm 10匹、アイゴ 27cm 1匹、ウマヅラハギ 28cm 1匹

inserted by FC2 system