釣行記 月 日
あきらめが肝心! 9月 13日 火曜日 大潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀由良 神谷ヒラバエ カゴ釣り 27.7度


 前回、魚種多彩に五目釣りを堪能出来た。

 で、今回のターゲットとして、“沖一”のシオさんを狙ってみたい。

 2日前にも某釣師さんが数上げられているので、これは期待は大だ。

 問題は、シオさんPに入れるかどうかだが・・・





 当日

 会社を出るのが遅れ、現地には05時15分着。

 車は2重に駐車されており、約20台弱止まっている。

 やはりエエ情報が流れているから、皆同じこと考えているようだ。


  今日はアカンかなァ〜・・・ ―悩―;


 渡船は磯方面の釣人を渡しているのか、係留場所には見受けられない。

 ここは急いでも仕方が無いので、ゆっくりと支度をして待つ。




 05時30分

 渡船が帰ってきたので、折り返しもう一度出船してもらう。

 その時、船頭に“沖一”の状況を尋ねてみた。


  内側Pは他船からも来ていて一杯じょ(船頭)


 予想は的中!

 渡って変なところでアレやらかすより、ここは実績場で楽しむ事にする。


  なら、“ヒラバエ”はどうですか?(ヨ)


  “ヒラバエ”は二人しか渡してないよ(船頭)


  上野が後から着けてたが、いっぺん行ってみるか?(船頭)


  お願いします(ヨ)


 で、一路“ヒラバエ”を目指す。




 “ヒラバエ”に到着すると、神谷の釣人2人以外は他船の釣人は3人しか居ない。

 その他船の釣人はルアーマン2人とイシダイ師なので、カゴには問題ない。

 船頭にここで降りると伝え、“ヒラバエ”に渡礁する。




 お気に入りPは先客が入っているので、今回は少し手前に入る。

 その時、お気に入りPのカゴ師がイサギさんを上げる。

 これはのんびりしておれんと、急いで仕掛けを作って実釣を開始!

 

 前回はこの前でもヨク釣れていたので大丈夫だろうと、まずはエサ盗りの活性を探る。

 潮の方もほとんど水潮もとれ、エエ色具合になっている。

 だが、いくら仕掛けを流せどアタリが来ない。

 真ん中のカゴ師もそうだが、お気に入りPのカゴ師だけがヨク釣られている。

 そのお気に入りPのカゴ師をヨ〜クみると、前回隣同士になって釣った常連のM氏だ。

 今日の状況を尋ねに行くと、朝からずっと入れ食いらしい。

 今日のPは、潮下のあの辺でしか食わないので横で釣れよと勧めてくれる。

 ここはお言葉に甘えて、さっそく荷物を持って移動する。

 

 今回も前回と同じところに構える。

 そして、あらためて第1投。

 仕掛けを流していくと、“ヒジキの西のハナ”あたりでスパッと沈んだ。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 まずは、力強い手応えで良型のゴマサバさん。

 

 続いて、イサギさん。

 

 この2種が、交互に入れ食いで釣れてくる。

 ゴマサバさんは4本もあれば十分なので、その後はリリースする。

 そして潮が止まると魚さんも正直で、アタリが無くなった。

 約1時間ほどで、イサギさんを6匹。

 入れ食いを堪能できたので、ここいらで恒例行事の祝杯を。

 


  プシュっとな(⌒嬉⌒)/


 ついでに朝食も取りながらゆっくりする。





 しばらくすると、下り潮だが動き出した。

 この潮にのせて流すが、なかなかアタリが来ない。

 何度流そうが、アタリが来ない。

 ならば、引き出しの中の釣法の一つを試してみる。

 すると答えは出た。

 いきなり竿先を引っ手繰るアタリが来た。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きく合わすと、重みが竿の胴付近まで乗った!

 潮の流れも手伝ってか、エライ大物に感じる。

 慎重に寄せると、レギュラーサイズのイサギさんでした。

 

 でも、今日一の32cm。



 続いてもう一度同じところを流す。

 すると、また竿先を引っ手繰るアタリが来た。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きく合わすと、また重みが竿の胴付近まで乗った!

 今度のは、先ほどのよりも大物に感じる。

 時々道糸が引き出される。

 ここは期間をかけて、ゆっくりと寄せる事にする。

 走り回らないからゴマサバさんじゃなさそうだが・・・

 そしてウキ止めが見え・・・

 ウキが見え・・・

 カゴが見え・・・

 そして水底に魚影が見えた!

 尾の具合から、掛かっている魚さんはハマチさんか?

 水の中だからか、ツバスくんより大きく見える。

 でも、ここまで寄せればもらったのも同然。

 さらに慎重に浮かせて、タモに手を伸ばした時、

 ハマチさんは最後の力を振り絞り大暴れ! 

 その時ハリスが切れ、竿先は跳ね上がってしまった!


  マジかよォ〜っ!!◎嘘◎;/


 最後の最後で慎重さがなかったのか、痛恨の大バラシ!

 頭を水面に出さなければ、もう少しハリスも耐えてくれたかも・・・

 その後はバラシたからか、潮がフラフラとヨク変わるからか、アタリが遠のいた。

 それでもゴマサバさんは回遊してくると、立て続けに掛かってくる。

 引きは強くて楽しいンだけど、あんたらはもう要らないのっ!!

 そんなゴマサバさんの合間に、ポツポツとイサギさんを拾い追加する。




 




 昼を回ると、再び上り潮が流れ始めた。

 しかし、イサギさんは掛かってくるのだが、全てウリボウちゃん。

 ならば、このウリボウちゃんを泳がせてノマセ釣りをしてみる。

 ・・・が、2回ほどいつのまにかエサが無くなっていた。

 逃げたのか、イカさんに盗られたのか・・・

 ノマセ釣りは不発でした。




 14時

 カゴ釣りの方もコマセが切れたので終了。

 昼からはクーラーに入れる魚さんが釣れなかった。





 今回はシオさんを狙ってみたかったが、朝一から渡らないと無理そう。

 今月は連休はもう無いので、シオさんは来月までお預けかな・・・

 それまで釣れ続けてくれればエエが・・・

 またM氏の声がなかったら、今回はアレをやらかすところだった。

 M氏、本当にありがとう!

 

 釣果 イサギ 24〜32cm 9匹、ゴマサバ 35〜38cm 4匹(リリース多数)

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