釣行記 月 日
恐怖!海ボウズの怪!? 8月 11日 木曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀田辺 磯間大ジブ カゴ釣り 28.3度


 この間は“大ジブ”に渡りイサギさんを狙ったが、エサ盗りが多く撃沈。

 そしてリベンジにもう一度行ってみたが、今度はT9のうねりで“大ジブ”に渡れず。

 もう旬は過ぎているのだが・・・

 ぼちぼち他にエエ魚さんが釣れ出していたが、こだわってさらにもう一度狙ってみる。




 当日

 00時に出発し、現地には03時過ぎに到着。

 駐車場には先客の車2台しかなかったが、その後は続々とやってくる。

 あまり人の事言えないが・・・


  皆、このクソ暑いのに好きやなァ〜 (⌒笑⌒)/


 など思いながらゆっくりと支度をする。




 04時

 出船時間になったが、船頭が出てこない。

 早く行かないとイサギさんタイムが少なくなるのに・・・


 10分経過・・・


       20分経過・・・


 もしかして出船時間が遅くなった?


 25分経過・・・


 やっと出てきてくれた。

 皆急いで渡船に荷物を積み込み、30分過ぎに出船。

 まず湾内磯を回り、その後沖磯を目指す。




  はい“大ジブ〜” (船頭)


 今は満潮時間で水位が高いので、タイヤに足を掛けて後ろ向きに降りる。

 その時、ワテの荷物の横に肴さんステッカーが貼られているクーラーを確認。


  へっ、肴さんが来てるの? 


 しかし、あの人は平日は釣行しないハズだが・・・

 それとも・・・、肴さんのお友達かな?

 もし肴さんだったら、この後降りてくるだろ。

 ・・・と待ってみたが、降りたのは紀州釣り師1人だけだった。


  見間違いだったか・・・? ―疑―;




  いかん!早く準備をしないとスグ夜が明けてしまう! (◎急◎;/


 肴さんには後で確認するとして、とにかくいつもの釣座に移動する。

 そして、仕掛けが出来たら早速実釣を開始!

 

 画像ではまだ暗いが、もうケミが無くてもウキが認視出来る。

 その時・・・


  ブシュ〜ッ!!


 どこからともなく変な音が聞こえてきた。

 辺りを見回すと、海面から何かがこちらを覗いている。


  エッ、エッ・・・、何あれ? ◎恐◎;/


 もうスグ盆やし、海で亡くなった人が帰ってきたのか・・・

 それとも海ボウズか?

 しばらく頭らしきものを覗かせていたが、その後海中に消えていった。


  今のは何やったんや・・・? (◎恐◎;/




 そんな恐い体験していたら、夜が明けてしまった。


  ちィ〜んっ!! ―人―)


 そして明るくなってエサ盗りが活発になり、深めに取っていたタナをドンドン上げていく。

 すると、本日最初のアタリで小シマアジくんが釣れた。

 

 これは塩焼きが美味しいのでキープ!





 その後もエサ盗りが半端無いくらい湧いてきて、本命の口にエサが届かない。

 ここは釣場を休ませる為に、いつもので一服する。

 


  プシュっとな(⌒嬉⌒)/


 ゆっくりしながら、この後の作戦を練る。

 そんな時、隣の磯の“塔島”に肴さんっぽい釣師を確認。

 遠目だから確信出来ないが・・・

 連絡して確認するにはまだ時間は早いし・・・

 もし違ってて寝ているのを起こした悪いので、確認連絡はもう少し後にする。




 少し釣場を休ませたら、もう一度探り直す。

 すると、1ケ所だけエサ盗りが少ないPを発見!

 そこを探っていると・・・

 スパッ!!

 瞬きする間も無いくらいの速さでウキが入った!

 反射的に大合わせすると、竿先にエエ重量感が乗った!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 バレないようゆっくりと一定の速度で寄せる。

 そして磯際に浮かすと、良型のイサギさんが掛かっていた。

 今日は高潮なのかまだ波が這い上がってくるので、その波に乗せてイサギさんを引きずり上げる。

 

 本日第1号が35cmほどの良型に、顔の筋肉が緩む。


  でへでへ・・・ ⌒嬉⌒;


 その後、コッパ(コナガ)くんが湧いてエサ盗りと化す。

 そのコッパくんに手を焼いていると、少しマシな引きで30cm弱の尾長さんをゲット!

 

 他のPも探ってみるが、どこもかしこもエサ盗りだらけ。

 もう一度釣場を休ませる為に、今度は朝食を取って時間を潰す事にする。

 そしてその間に、肴さんにメールを入れてみる。

 すると肴さんから返信があり、見間違いではなく今日は“塔島”に渡っておられた。

 肴さんは盆休みを利用しての平日釣行だった。

 ほんの数百mのニアミス。

 今日もエサ盗りが尋常じゃないから、次の見回りで肴さんの所に変わろうかと思ったが・・・

 肴さんの所は○○さんが多く、ハリの消費が激しいとの事。

 あまりにも釣りにならないのか、イスに座って朝寝している肴さんが遠めに見える。

 

 こちらは“大ジブ”で心中した方がエエか・・・




 この後、またもう一度探り直す。

 しかしエサ盗りが多く、アタリが無いままエサが盗られる。

 数少ない引き出し開けると、もう一つ方法が残っていた。

 さっそく実践してみると・・・

 スパッ!!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 なかなかエエ引きをする魚さんが掛かった!

 バレないよう慎重に寄せると、磯際で横っ走り始める。

 ゆっくり走るのでカツオさんじゃなさそうだが・・・

 少しずつ間合いを詰めると、良型のグレさんが浮上!

 これも波に乗せて引きずり上げる。

 

 そして続けてアタリがあり、今度はレギュラーサイズのイサギさんを追加。

 

 最後の方法が当たり、この後もアタリが3連続で続く!

 ・・・が、ウデが悪いからか、3連続でバラす!

 全てハリ外れで、アワるタイミングは早かったのか・・・?

 そして・・・

 このバラしがいけなかったのか、潮の流れが変わったからか、アタリが遠のいた。

 エサが残ってくるので、大物が回遊してきたのかもと思いタナを下げる。

 その時・・・


  ブシュ〜ッ!!


 また、どこからともなく変な音が聞こえてきた。

 辺りを見回すと、海面から生首がこちらを覗いている。


  もう明るいのにしつこいなァ〜っ!!≧恐≦;//


 いやいや・・・

 ヨク見るとそれは、海ガメさんが息継ぎに顔を出していただけだった。


  脅かしやがってェ〜! ⌒汗⌒;ゞ


 こいつがこの磯周りを徘徊してるから、魚さんが恐がって散ってしまったのか・・・?

 夜明け前に釣れなかったのは、こいつが原因だったのかも。

 しばらくまた釣れないだろうと思い、またまた釣場を休ませる。




 10時30分

 干底から上げ潮に変わった。

 今日は12時で上がる予定なので、ここからラストスパートをかける。

 ・・・が、深ダナでコッパくんが数匹釣れただけであった。


  ちィ〜んっ!! ―人―)




 肴さんは風が気持ちエエからか、今度は昼寝されている。

 

 お先に上がるとメールを入れ、後片付けもあるので11時30分に納竿する。




 本日は海ガメさんが徘徊していたからか、朝のエエ時間にイサギさんが釣れなかった。

 暗い内は確認しようもないので、次回からは脅かさないでほしいものだ。

 また、いつも自分の思い通りいくとは限らないが、それでも残った一つの方法で少し楽しめた。

 数釣れなかったのが残念だが、今回は良型が出たので満足する。

 

 釣果 イサギ 31・35cm 2匹、グレ 28・34cm 2匹、小シマアジ 20・21cm 2匹

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