釣行記 月 日
只今産休中ですか? 7月 13日 水曜日 大潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀白浜 笠甫タカギシ カゴ釣り ―度


 今年は良型(30cm以上)のイサギさんを釣っていない。

 出来れば抱卵中のものを釣りたい!

 中紀の神谷も少しの間釣れていたが、今は一服状態に・・・

 なら、もう一度南紀で夜通し釣りを計画する。

 だが、問題は南海上で暗躍しているT6だ。

 こいつの影響でうねりが届いていたら、釣りどころか渡してももらえない。


  大丈夫かなァ〜・・・? (―悩―;







 当日の昼

 笠甫の渡船店に連絡すると、まだ台風のうねりは無いらしい。

 さっそくお伺いすると伝え、12時半に自宅を出る。

 また、風も北寄り3mとの予報で、今夜は涼しそうだ。







 15時

 出船時間ギリギリ、何とか到着出来た。

 他の釣客はスデに乗船しているので、急いで支度して飛び乗る。

 ここは良型が釣れる確率が高いのは大島周りなのだが・・・

 半夜組み2人が大島に、通し組がカニ島に渡礁。

 仕方がないので残り磯から、足場の良いタカギシに渡してもらう事にした。





 

 渡礁したら、さっそく準備をする。

 だが、予報では北寄りの風が吹いているはずだが、今は無風状態だ。

 ちょっとでも動くと、スグ滝のように汗が滴り落ちてくる。


  アカン!! (@暑@;/


  このままじゃ、干物になってしまうっ!! (≧暑≦;/


 ここは水分補給しておかないと、熱中症にもなってしまいかねない。

 なので、キンキンに冷えたジュースを流し込む。

 


  プシュっとな(⌒嬉⌒)/


 綺麗な空、綺麗な山、綺麗な海、しばらく眺めながらゆっくりする。






 16時ころ

 少し落ち着いたら、お土産釣りから始める。

 だが、海の中はエサ盗りだらけでエサが持たない。

 タナを深くすると黒ニモくんが、浅くするとコナガくんが遊んでくれる。

    

 こんなにエサ盗りが多いとなると、お土産が釣れるのは夕方か?

 それまでは、彼等の保父役を務めるしかない。



 そんな中、お土産第1号になったのは、今が旬のタカベくん。

 

 まるまる太っていて、塩焼きが美味しそうだ。



 また、少しこましな引きで、ギリお土産サイズの尾長グレさんを上げる。

 

 後はサイズアップだが・・・

 日没までお土産サイズは来なかった。






 19時ころ

 

 陽も傾いてきたので、夜用の仕掛けを準備する。




 暗くなったらエサ盗り達も落ち着くかなと思われたが・・・

 新手のエサ盗り達が現れた。

 初めはエサだけ取られていたが、完全に暗くなるとこいつらが邪魔をする。

  

 また小アジも多く、なかなかエサが持たない。





 そんな中、エサが残りだした。

 スグにタナを下げて投げ返すと、明らかにエサ盗り達と違うアタリが出た。

 ウキがゆっくり海中に入り、ケミがボーっと滲んでいく。


  きっ、来たァ―――――――っ!!(⌒嬉⌒)//


 思いっきり大きく合わすと、竿先にエエ重量感が乗ったっ!!

 すると相手は重量級なのか、ゆっくりと走り出す。

 ここは主導権を渡してはならぬと、竿を立てて止めにかかる。


 バチンッ!!


 突然、大きな音が響き渡った。

 一瞬何事と思ったが、スグ何が起こったか分かった。

 道糸が切れて、竿先から重量感が無くなっていた。


  何てよォ〜っ!! (T悲T)



 しかも、ウキ止めから上が切れていて、ウキが海面にプカプカ。

 しかも、まだ魚さんが付いていて、ウキを引っ張って海中に消えていった。


  高いウキ返せェ〜っ!! (≧叫≦;/






 気を取り直して、仕掛けを作り直し再開。

 イサギさんや大物が来ればエサ盗り達が居なくなるので、それまでは我慢我慢で投げ返す。






 エサ盗りに悩ませられながら、干潮前になって小イサギくんを釣り上げる。

 

 手の平チョイだが、一応今夜の本命魚が釣れた。

 リリースしようかと思ったが、このまま釣れなかったらお土産が少ない。

 良型が釣れたら解放すると約束し、それまでバケツの中で休んでもらう。






 その後、エサ盗り達に弄ばれ続ける。

 コロタマが食ってきたと思ったら、良型のイスズミさんだったり。

  

 良型のイサギさんが掛かったと思ったら、お土産になるメンドリさんだったり。

 

 なかなか、本命魚が掛からない。






 04時

 納竿時間まで、あと1時間。

 満潮から引き始めて、潮が沖へ早く流れるようになった。

 ここでは珍しく、ヨク流れる。

 そんな潮に流していると、ウキが気持ちよく入った!

 小気味エエ引きを楽しみながら上げると、1匹目よりマシな小イサギくが釣れた。

 

 今度こそとサイズアップを狙うが、なかなかアタリが出ない。

 いろいろと誘いとかけながら、薄明るくなる前にもう1匹小イサギくんを追加するだけだった。






 05時

 

 完全に夜が明けたので納竿。

 今回も良型イサギさんを釣る事出来なかった。

 もしかしたら産後の休憩でもしているのであろうか?






 最後に船頭に、他の磯の釣果を聞いてみた。

 昨夜は、大島もカニ島もイサギさんは不発だったとの事。

 今回ワテだけじゃなく、全員良型イサギさんの姿を拝めなかった。

 船頭曰く、水温が上昇した為らしいが・・・

 産休・・・?、水温・・・?

 どちらにしろ、このままでは気が済まされないので、再度リベンジを誓うのであった。

 

 釣果 小イサギ 22〜26cm 3匹、小グレ 26cm 1匹、メンドリ 36cm 1匹、タカベ 21cm 1匹

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