釣行記 月 日
苦労します 2月 7日 月曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀串本 萩尾イナヤのコジ 胴突き・カゴ釣り 14.7度


 前回、田辺の磯で今年初のアレをやらかしてしまった!

 超〜低水温に魚さん達もビックリしたのか、ジッと我慢の子だったのかもしれない。

 そんな低水温がしばらく続き、低くても少しは安定しだした。

 魚さん達も低水温に慣れて、そろそろ口を使い出すころかも・・・

 なので、もう一度田辺へ行きリベンジも考えた。

 しかし、2週連続でアレをやらかしてしまうと、しばらくは立ち直れないかもしれない。

 ・・・とゆう事で、また前日の夕方まで悩む事に!




  前日の夕方

 K渡船の釣果を検索すると、金谷で誰かがチヌさんが2匹上げていた。

 水温が安定したから食いが戻ってきたのか?

 また天気予報では、翌日は北西風が5〜6m吹くとの事。

 この風が吹くと、田辺の磯も厳しいものがある。

 なので、今回は田辺よりは水温が高い串本まで走る事にする。

 あそこなら風裏Pもあるので、のんびりと出来る。




  当日

 自宅を02時に出発。

 途中でサシエサ(前回の残り)と氷を積み込むの忘れてUターン!

 急いで戻り、改めて自宅を02時40分に出発。

 夜明け前に着けばエエので、まだ時間もあることやし、高速を使わず地道をひた走る。




  06時30分

 最近お気に入りの萩尾に到着。

 駐車場は満杯で、大勢の釣人が押し寄せていた。

 ざっと見て約30人。


  どっひゃァ〜っ!!(◎驚◎;//


 北西風の風裏Pがあるからか、皆同じ事を考えている。

 いやそれより、いっぺんに船に乗れるのか!?

 出船時間がスグなので、とりあえず身支度を整えて港へ。




  06時45分ころ

 全員乗船出来たので出船。

 今回もイナヤ方面から回っていく。

 途中、水温計を覗き込むと14.7度を表示していた。


  ゲボッ!!ごっつい低いやんっ!!(◎驚◎;/


 先週の半ばあたりでは16度台やったのに、また低下しているではないか。

 もしかしたら、ここでもアレをやってしまうのかと不安が過ぎる。




  まず、小イナヤに着けて釣人2人降ろす。

 そして、次はコジだったが誰も降る人がいない。

 今回は風裏Pに行こうと思っていたが、残り全員そちらに回ると混雑は必至。

 いくらヨク釣れている大イナヤでも、そないに釣人は降りないだろう。

 考えること0.25秒

 のんびりとしたい性格なので、いつものコジに降りる事にした。

 そして、渡船が離れしなに船頭から弁当いるかァ〜?声に、


  ア゛ア゛〜っ!!食料買い忘れたァ〜っ!!(≧忘≦;/


 仕方が無いので、船頭に弁当をお願いする。

 ほんんんっま、最近は物忘れが酷い。






 07時15分

 

 カゴ釣り仕掛けが出来たら、本日の実釣を開始する。

 この時点では北西風は2〜3mくらいなので、気になる程度ではない。

 いつもアタリが出るPへ遠投する。

 ウキが馴染むと潮が流れていないのか、ズーッと同じところに漂っている。

 また、エサも全然盗られず、しばらくは同じ状況が続く。






  全然潮が流れない。

 全然エサが盗られない。

 あまりの状況に、仕掛けを放り込んでおいて、足元でお土産釣りをする事にした。

 胴突き仕掛けを別の竿に装着し、さっそく実釣を開始!

 初めは無傷でエサが残ってきたが、その内何やらアタリだした。

 ハゲ太郎くんとは違うようで、ジブジブとかじるようなアタリが続く。

 そのアタリのタイミングを見計らって合わせを入れると、竿が大きく曲がったっ!!

 けっこうエエ引きをする魚さんで、短時間だがやり取りが楽すィ〜っ!

 そして水面まで上げると、良型のメンドリさんが釣れていた。

 ゆっくりと抜き上げ、お土産第1種目をゲット!

 

 この後は、ポツポツとメンドリさんを追加。

 しかし、本日はハゲ太郎くんからのアタリが全然来ない。

 やはり水温低下が影響しているのだろうか・・・




  しばらくカゴ仕掛けを放ったらかししていたら、潮が左に流れ出していた。

 しかも前回と同じく、魚さんの食いが悪い潮が・・・

 何回投げ直してもアタリが無く、またエサも盗られない。

 タナを深くしていくと、ある場所で根掛りを起こしてしまった。

 そこもPかと思い、手前で仕掛けを止めて待ってみたが無反応。

 ならばその向こうに投げ入れてみたが、こちらも無反応だった。

 エサ盗りすらいない・・・







  09時ころ

 見回りの渡船が弁当を持ってきてくれた。

 この機会に恒例行事と、あったかい弁当を頂くことにする。

 

 まずは、


 プシュっとな(⌒嬉⌒)/


  そして、渡船屋の手作り弁当を頂く。

 

 なかなか、美味しゅうございました。






  10時ころ

 このころから北西風がけっこう強くなってきた。

 右からの風なので、仕掛けが大きく左の根掛りP流される。

 なので、風に乗せてさらに左へ超遠投して流してみる。

 しかし、ここも同じでエサはまるまる残って来る。

 そして、アレの二文字が頭の中で、だんだんとフェードインしてくる。

 隣の小イナヤの釣人も釣れていないのか、昼寝をしている。


  ほんっんんんっま、どうやったら釣れるんやァ〜っ!!(≧嫌≦;//


 あまりにもアタリが無いので、ここらでまた胴突き釣りにもどる。




  しばらくすると、懐かしいアタリが出てきた。

 しかし、何度もアワセ損ねる。

 それでもしつこく合わせていると、遂に竿先に乗った!

 小気味エエ引きから、本命のハゲ太郎くんと確信!

 ゆっくりと巻き上げてくると、レギュラーサイズのハゲ太郎くんが浮上!

 慎重に抜き上げて、お土産第2種目をゲット〜っ!!

 

 もう少し欲しいと続けて狙うが、単独行動していたのかエサは無傷で帰ってくる。






  11時ころ

 依然、カゴ仕掛けはエサが毎回残ってくる。

 こうもアタリが無いと、いいかげん嫌になってくる。

 次の見回りまでにカゴ仕掛けに魚さんが来なかったら、今日も諦めよう。







  12時ころ

 次の見回りまで後1時間。

 だんだんと、アレが現実味を帯びてきた。

 いつでも納竿出来るよう、少しづつ周りのモノを片付けていく。

 そして、最後にタモを竿ケースに直してふとウキを探してみた。

 ・・・が、潮下のどこにも見当たらない。


  はて?キョロ(。探。ヘ) ( ・探・ )? ( 。探。)ゝキョロ


 竿先を見ると、何かに引っ張られているような感じをしている。

 もしかしてと思い竿を手に取ってみると、何か魚さんが付いている。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 けっこうな距離を流していたので、嬉しいが巻取りが大変だ。

 また、バラシてはいけないので、慎重にゆっくりと巻き取る。

 その間、何の魚さんが掛かっているのか、いろいろと想像させてくれる。

 そして、足元まで寄せて浮かせると、カゴ釣りでの本命グレ蔵さんが浮上!

 ここは丁寧にタモで掬おう・・・


  って、さきほど直してしまったやんっ!!(≧嫌≦;/


 仕方が無いので、ゆっくりと抜き上げゲット!

 


   やれやれ・・・ (⌒嬉⌒;ゞ


 レギュラーサイズだが、最後の方に来てやっと釣れてくれた。

 野球に例えるなら、9回裏サヨナラタイムリー的な感じかな?


  早くから釣れていれば苦労する事なかったのにィ〜 (⌒嬉⌒;






  さて、グレ蔵さんが釣れた事やし・・・

 このまま最後まで続けようか・・・

 それとも、ここで納竿とするか・・・

 港からは渡船が出てきたのが確認出来る。

 二択問題に、考えること0.35秒

 これはまぐれで釣れたと思い、ここで気持ちヨク納竿する事を選択。

 急いで道具を仕舞い、渡船に飛び乗った。

 そこでもう一度水温計を覗き込むと、15.4度を表示。

 朝よりは水温は暖かくなっていた。

 そのおかげで、最後にグレ蔵さんが来てくれたのかもしれない。




  今回もまた、先週に続いてアレをやらかすところだった。

 ここも水温が低くなっているので、数釣りはチト難しい。

 見通しとしては、もう少し水温が上昇して安定してくれればエエのだが。

 さて、次回は何処に行こうかな・・・?

 

 釣果 グレ 31cm 1匹、カワハギ 23cm 1匹、メンドリ 25〜33cm 6匹

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