釣行記 月 日
荒れる前にもう一度 12月 30日 木曜日 長潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字 曇 後 晴 カゴ釣り 15.1度


 今年最後の釣行は、南紀は串本でと決めていた。

 しかし、2日前の天気予報では北西の風が強く吹き、波高3mとのこと。

 これでは釣りにならないので、今年の納竿釣行は中止とした。




  ところが、前日の天気予報をみると、南紀はダメでも中紀くらいなら行けそうだ。

 昼には寒冷前線が通過するので、昼までが勝負と出撃することにする。

 そして場所だが、中紀だと沖一かヒラバエどちらにしようかと悩む。

 そんな時、龍ちゃんが同日に納竿釣行すると、ある情報筋から分かった。

 龍ちゃんに連絡すると、沖一に釣行するとの事。

 ちょうど迷っていた候補地だったので、こちらも沖一に行くことにする。



  当日、02時半ころ現地に到着。

 出船まで1時間ほどあるので、かるく仮眠を取る。

 ・・・が、他の釣人は気合が入っていて、準備をする音が気になって寝れない。

 まだ早いがこちらも準備だけでもして、渡船に荷物だけでも積んでおく。




  03時半

 若船頭がきたので、早速渡してもらう。

 下弦の月明かりの下、蟻島横を通り沖一へ。

 近づくと、1級Pにヘッドライトがチラチラ見える。

 そんなに多く居ないようなので、上陸したら1級Pを目指す。

 すると、手前だが一角だけ空いていたので、そこに釣座を確保する。

 そして仕掛けの準備をしたら、後は明かるくなるの待つだけ。

 でも、ただ待つだけでは寒いだけなので、龍ちゃんを探しに行く。

 龍ちゃんは別渡船で渡ってきており、反対側で釣座を確保されていた。

 彼は昨年エエ思いをしたところで、今年最後に一発逆転を狙うとの事。

 そして、しばらく談笑・密談をする。

 ・・・が、それでも時間がけっこう余る。

 身体も少し冷えてきているので、運動などして時間を潰す。

 ・・・が、それでも時間が過ぎない。

 なので、この間にプチ忘年会(?)をする。

 


  カンパァ〜イッ!!(⌒ヨ⌒)/□☆□\(⌒龍⌒ )


 おつまみも摘みながら、談笑・密談パート2へ突入!

 これでやっと2時間ほど経過したが、明るくなるまで後1時間ほどある。

 寒い中ビールを飲んだので、また身体が冷えてしまった。

 もう一度運動したり、波止の端から端まで歩いたりとかして身体を温める。




  06時半ころ

 やっと周りが分かるくらい明るくなったので、お互い釣座に戻り実釣を開始する。

 今日は北よりの風がそこそこあり、波も出ていて雰囲気が良さそうだ。

 潮の流れは上り潮なのだが、手前にも寄ってくる複合的な潮だ。

 こんな潮ではグレさんは期待薄だが、仕掛けを投げていないと釣れない。




 しかし、どうしたことか小アジが掛かってこない。

 この間は、ウキが馴染めばすぐ小アジが飛びついてきたのに、今日はエサがまるまる残ってくる。


  おかしい・・・(?謎?;


 でも、かえって釣りやすいので、しばらくはタナ探しが出来る。




 しかし、完全に明るくなったら出てきました。

 前回ほどじゃないが、小アジが掛かってくるようになった。

 そんな時、両隣の釣人がチョイ時間差で良型のイサギさんを上げられた。

 また、別の釣人が良型のグレさんを上げていく。

 そして、1級P近辺で魚さんを釣っていないのは、ワテ1人だけになってしまった。

 そんな中、みんな数を伸ばしていかれる。

 でも、こちらには小アジしか釣れない。


  あっ、焦るゥ〜っ!!(≧焦≦;/


 ならば、禁断のタナ設定で思いっきり深くしてみる。

 すると、スグにウキが沈んだ。

 今までのパターンやと、またこれも小アジやろうと放置。

 すると、いきなり道糸が走って竿先を引っ手繰られた!


  エッ!!(◎驚◎;/


 竿を立てると、エエ重量感が乗っている!


  やっと来てくれたァ〜!(⌒嬉⌒;)/


 グレさんが掛かったようで、エエ引きをする。

 ゆっくりと引きを楽しみながら寄せてくると、レギュラーサイズのグレさんが浮上。

 今日最初の獲物なので、丁寧にタモで掬ってゲット!

 

 普段こんな深いタナにしないのだが、小アジが湧いている時は有りかも・・・

 おかげで、やっとアレを避ける事が出来た。




 この後、時合い到来かとこの後も投げ続けるが、また小アジばかり釣れてくる。

 毎回ではないが、必ず小アジが釣れるので、ウキが沈んでもしばらく放置。

 すると何回目かに、道糸が走り竿先を思いっきり引っ手繰られた!


  来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 今度の魚はけっこう力強く、底へ底へと引く。

 これはエエ型の魚さんが掛かったと思い、慎重にゆっくりと寄せる事にする。


  ワクワク o(⌒期⌒o)(o⌒待⌒)o


 ・・・が、なかなか寄ってこない。

 ゆっくりと道糸を巻き取り、やっとの事で波止際まで寄せる事ができた。、


  あと、もうチョット・・・ (⌒焦⌒;/


 ・・・が、ここからなかなか浮かす事が出来ない。

 何度も波止際に突っ込むので、ハリス切れをしないよう耐える。

 そんな突っ込みに耐えていると、フッと重量感が消えた。


  やってもた・・・(T悲T)


 仕掛けを回収すると、ハリを飲み込んでいたようでチモトでプッツリと切れていた。

 今のは取れていたら、最低でも40cmはあったのにと思われるが・・・

 たら・ればなので、何とも言えない。






 その後、嫌でも小アジばかり釣れてくれる。

 そんな彼らと戯れていると、またまた道糸が走った。

 今度のも魚さんが違うのか、時々を竿先を叩く。

 ゆっくりと寄せてくると、良型のイサギさんが浮上。

 こいつは口が弱いので、タモで掬ってゲット!

 


  旨そう〜!(⌒嬉⌒)/




 この後、潮の流れが下り潮に変わる。

 するとさっきまであったアタリが途絶えた。

 いや、正確には小アジ以外のアタリが来なくなった。

 晴れ間が出て風も緩み、海も凪いだからかアタリが遠くなったのか?

 

 まさに嵐の前の静けさ的な凪ぎ。




  12時ころ

 風がまた吹き始めたがまだ晴れており、今のところ釣りに支障が無い。

 予報では昼から荒れそうだったので、釣りが出来るのは後1時間くらいか。

 ・・・と思われたが、次第に強くなっていきバッカンが飛ばされそうになった。




  12時半ころ

 ここらあたりが限界かと思い、竿を仕舞い始めると渡船の姿が近づいてきた。

 慌てて道具も仕舞い、船着場へ移動して渡船に飛び乗った。

 龍ちゃんとは渡船は別だったので、『てっ、撤収〜!』とメールを飛ばしてお別れした。

 この後、天気は曇りだし雨もパラパラと降り始めた。

 ナイスタイミングで迎えに来てくれたので、濡れることなく納竿する事が出来た。

 出来ればもうチョット釣果が出れば良かったのだが・・・

 こればかりはウデが無いので仕方が無い。




  今回は龍ちゃんと釣座が離れていたので、釣りしながら話することはなかった。

 なので、この後龍ちゃんと合流して反省会(?)をし、梅塩ラーメンをしばいて帰りましたとさ。

 めでたしめでたし。

 

 釣果 グレ 32cm 1匹、イサギ 33cm 1匹

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