釣行記 月 日
エエ引きやけど・・・ 8月 6日 金曜日 若潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀白浜 笠甫タカギシ 曇 後 晴 カゴ釣り −度


 先月末、笠甫へリベンジ計画をたてたが中止。

 天気は良かったのだが、海は大きなうねりで磯は洗濯機状態との事。

 笠甫は低い磯が多く、少しでもうねりがあると波を被ってなかなか上がれないのだ。





 そんなこんなで、天気予報と睨めっこが続き8月。

 延期してきた笠甫釣行が、ヒロシ殿の段取りでなんとか行けるようになった。

 天気図では高気圧の張り出しが弱く、南からのうねりが気になる。

 しかし、現地確認してくれたヒロシ殿の話だと、タカギシやと上がれるらしい。


  ワクワク o(⌒期⌒o)(o⌒待⌒)o





 当日、我が家まで迎えに来てもらって出発。

 今回は、ヒロシ殿のお友達H氏も参戦。





 途中、食料とエサを買い込み、現地には15時過ぎに到着。

 駐車場から沖磯を覗くと、磯を白波が越えている。


  ゲッ!ごっついうねってるやんっ!!(((◎驚◎)))/


 タカギシに渡れるかどうか心配になったが、とりあえず支度をして渡船に積み込む。

 しばらくすると、若船頭が来てくれたので出船。

 うねりは高くゆっくり進むと、タカギシの沖側は波を被っている。

 しかし、岸側なら波が静かなので釣りが可能だ。





 渡礁すると、ヒロシ殿とH氏には、波静かな岸側に入ってもらう。

 でっ、ワテは波の様子を見ながら大島向きに入った。

 

 とりあえず準備出来たので、恒例のアレをやります。

 


  カンパァ〜イッ!!( ⌒ヨ⌒)/□☆□\(⌒ヒ⌒ )





 恒例行事が終われば、早速第1ラウンドを開始!

 いつものタナで第1投目!

 いきなりウキが入り、塩焼きサイズのイサギさんをゲット!

 

 幸先ヨク、小さいが本命が釣れた。

 しかし、この後はエサ盗りが湧き出し苦戦を強いられる。





 そんな中、エサ盗りと違うアタリを拾うとエエ重量感のある魚を掛けた。

 うねりが大きいので慎重に寄せると、良型のグレ蔵くんをゲット!

 


  嬉しぴィ〜っ (⌒嬉⌒)/


 この後、グレ蔵くんの時合いかと思われたが続かず。

 エサ盗り(コッパとチョウチョウウオ)と戯れただけでした。






 

 陽が暮れる前、夜戦に備えて腹ごしらえと休憩をとる。





 暗くなると、第2ラウンドを開始!

 初めは小イサギくんが活発にアタってくる。

 しかし、あまりにも小さいので、釣ってはリリースを繰り返す。

 そして、そんな小イサギくんに混じって、エエ重量感のある魚を掛けた!

 けっこう重いのだが、ゆっくりとこちらに寄ってくる。

 磯際まで来ると何を思い出したのか、急に方向転換して力強く泳ぎだした!

 引きが強く、リールが巻けない!

 ドラグを締めてあるのだが、少し道糸を引き出される。


  何が掛かったンやっ? (((◎驚◎)))/


 磯際まで出て対応したいが、時々波が這い上がってきて前へ出れない。

 そんな時、シモリにハリスが擦れる感触があったとたん、竿先が跳ね上がってしまった。


  ウソ・・・ ( ・ 嘘 ・ )


 せっかくエエ魚が掛かったのに、バラしてしまった。

 そんなことがあったからか、アタリが無くなった。

 いやこの後は、ハ・タンポン軍が勢力を拡大。

 どこに投げても、毎回釣れて来る。

 ついには、ハ・タンポン帝国が出来上がってしまった。






 そんな中、岸側で釣っていたヒロシ殿もハリスを3回飛ばされたと言ってきた。

 今日のタカギシには、何かエエ獲物がおるっ!

 そう確信したワテは大島向きを見切りをつけ、ヒロシ殿の横に入らせてもらった。

 すると、入ってそうそうヒロシ殿はまたハリスを飛ばされる。


  ワテが敵を取ってやるからネ! (⌒嬉⌒)/


 しかし、ここは小イサギくんが多く、なかなかヤツは掛からない。





 そんな小イサギくんに手を焼いてると、急にエサが残りだした。


  こっ、これはもしかして・・・ ( ・ 何 ・ )


 ヤツが回遊してきたと思い、タナを下げてみる。

 するとH氏がモンツキさんを釣り上げた。


  おおっ、それエエなァ〜 (◎羨◎)/


 そして今度はワテのウキがジワジワと沈み、ゆっくりと海中に消えていった。

 糸フケを取り思いっきりアワスと、竿にエエ重量感が乗った。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 ここは遊ばないで、一気にゴリ巻き寄せる。

 しかし、ドラグが滑らないので大したヤツじゃなさそうだ。

 磯際まで寄せると、最後はH氏がタモで掬ってくれた。

 そしてライトオン!

 

 珠美さんの妹、約40cmほどの珠子ちゃん。

 大きくはなかったが、エエ獲物に顔の筋肉が緩んだのはゆうまでもない。


  デヘデヘ・・・  (⌒嬉⌒)/


 そしてこの後も、珠子ちゃんの妹をもう1匹追加する。

 だんだんとエエ雰囲気になってきた。





 そんな矢先、いきなり大きなうねりが磯を乗り越えて来た!





 ズッザッパァ〜〜〜ンっ!!





 ザザザザザザ〜〜っ!!





 足もとのエサ・マキエは、ゆうまでもなく流されてしまった。

 しかも満潮前で、何度も乗り越えて来る。

 これはチョット危険なので、後ろの高場に避難する。

 このうねりが収まるまで、岸側もしばらくはムリみたいだ。

 なので、眠たい事もあり、ここらで仮眠する。


  おやすみなさい・・・(* ̄眠 ̄*)






  ZZZZZZ・・・・・・(*U熟U*)



















 ズッザッパァ〜〜〜ンっ!!






 ドドドドドドドド〜ンッ!!





 うねりの音がうるさ過ぎて寝れやん。

 しかたがないので、満点の星空を見上げながらしばらくはボ〜っとする。

 大阪ではどれがどの星座か分かるが、ここでは細かい星も見え過ぎて分かりづらい。

 つまり、ここの星空は綺麗とゆう事です(⌒汗⌒;






 ウトウトしながら星空を見ていたら、約2時間ほど経過していた。


  多少は寝たのかな・・・(⌒寝⌒;


 うねりは相変わらず大きく、磯際は洗濯機状態だ。

 しかし、先ほどまでの釣座は乾いているので、大丈夫だろうと再開する。





 初めはハ・タンポンが掛かってきた。

 そんな彼等を相手にしていたら、またエエ感じのアタリが出た。

 ジワジワと沈み、ウキが海中へ消えていく。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 思いっきりアワセるが、ヤツに先手を取られて先に走り出された。

 ドラグは思いっきり滑り、道糸がドンドン出て行く。

 そして、コイツを止めれればと思った矢先、また竿先が跳ね上がり重量感が消えた。


  ウソ・・・ ( ・ 嘘 ・ )


 仕掛けを回収すると、ハリスがチモトでプッツリ。


  一体どんなヤツがおるねんっ!! (≧嫌≦;/


 急いで仕掛けを作りなおし、アタリのあったところに投げ返す。

 しかし、ヤツが暴れたせいか次のアタリが無くなった。

 それどころか、またハ・タンポンが幅を利かせ帝国化していった。





 周りが明るくなってきた。

 以前ハ・タンポン帝国は健在だ。

 朝マズメの時合いをモノにしたかったが、彼等の勢力に負けてしまった。

 ちゅう事で、終了〜っ!





  





 今回も良型イサギさんが釣れなかった。

 海が荒れすぎていたからだろうか・・・

 しかし、バラシはしたが、かのモンスターと2度渡り合えてエエ引きを楽しめた。

 次回来ることがあれば、もうワンランク上のハリスを持ってこよう。

 

 釣果 イサギ 28cm 1匹、グレ 30cm 1匹、タマミ 33・39cm 2匹

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