釣行記 月 日
信じなきゃっ! 7月 7・8日 水・木曜日 若潮→中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字 曇 後 晴 カゴ釣り 23.9度


 前回、中南紀に釣行してから一月以上になる。

 その間には休みがあったが、ことごとく天候不良に見舞われ中止となった。

 中紀の沖一は渡れたが、夜中は来ても釣れないよと言われ諦めていた。




 そして今回、南紀はまたしても波が高く断念。

 沖一は昼は釣れているが、夜はエサ盗りすら居ないとの事。

 回もこのまま諦めようかと思ったが、釣りの病が限界になった。

 来ても釣れないと言われているが、


  釣れなくてもエエから、久しぶりに行きたいっ!!


 車に1晩分の荷物を詰込み、昼前に出撃すっ。



 途中、1晩分の食料とエサを買い込み、現地には15時に到着。

 渡船は釣人を迎えに出ており、港には停泊していない。

 あわてても仕方がないので、とりあえずゆっくりと支度をする。




 しばらくすると、渡船が帰ってきた。

 昼の釣人に釣果を聞くと、朝方に良型のイサギさんを少し釣られていた。

 昼間はメジカやサバが湧いており、釣りにはならないとの事。

 また、シイラも回ってきているようで、魚が浮いてこないらしい。

 そこで本日のタナとかを聞き、いろいろと情報収集させてもらった。




 16時前、渡船を沖一へ向けて出港してもらう。

 風は少しあるが、波は穏やかだ。

 これならのんびりと釣りが出来そうだ。




 沖一に着くと、反対に釣人全員が引き上げられた。

 あの広い沖一に、ワテ一人ぼっち。

 どこで釣ろうが、悪さをしようが、誰一人迷惑がかからない。

 今日も貸切決定!


  ・・・って、ほんまに夜は釣れていないンかなァ〜・・・(−思−;




 明るいうちに仕掛けを組み、カゴ・タチウオの準備をする。

 と、ここで問題が発生!

 タチウオ用のエサ、キビナゴを買ってくるのを忘れた事に気づく。


  何やってンのォ〜(T呆T)


 ほんま物忘れがヒドイ・・・

 仕方がないので、本日はカゴ1本で頑張ることにする。

 




 16時半、本日の実釣を開始する。

 ・・・っが、潮が流れていない。

 聞いたタナでは、エサが残ってくる。

 タナを下げても、同様である。

 潮が動かなきゃ、魚さんも口を使ってくれない。

 それまでは、のんびりと過ごすことにする。

 では、一人でカンパァ〜イ!(寂しい?)

 

 夕食も兼ねてのんびりしていると、潮が動き始めた。

 すると魚さんも正直で、まずエサ盗りが動き始めた。

 スパッと消しこむアタリで、フグ次くんがお出まし。

 続けて、フグ次くん・フグ次くんと続く。

 エサ盗りの動き合わせて、タナを少しずつ上げていく。

 すると、フグ次くんとは違う動きでウキが入った!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 急いで糸フケを取り、大きくアワす!

 竿先には、イサギさんらしいヒキが伝わってくる。

 ゆっくりと慎重に寄せると、水底からイサギさんが浮上。

 良型だったので慎重に抜き上げようと竿先を下げた時、ハリスが緩みバラシてしまった。


  げっ!!(◎悲◎;/


 せっかく来てくれたのに、バラしては元も子もない。

 すぐに気を取り直して、次を狙うことに!




 数投後、またスーっとウキが沈んだ!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 また急いで糸フケを取り、大きくアワす!

 先ほどよりは重量感はないが、イサギさんらしい魚さんが掛かった。

 今度も慎重に寄せ、糸を緩めず慎重に抜き上げる。

 ドサッ!

 30cmはないが、本日第1号のイサギさんをゲット!

 

 これで、釣師が全員嫌うアレは無くなった。




 写真もそこそこに次を狙うが、この後は小サバの猛襲に遭う。

 あまりにも小サバが続くので、ウンザリとしてくる。

 釣果的にはラクになっていたので、ここでしばらく釣場を休ませることにする。

 




 陽が沈むとウキが見づらいやろうから、ケミを装着する。

 さあ、夜釣りの開始だ!

 ・・・と、意気込んだがアタリが来ない。

 それどころか、エサが盗られないのだ。

 タナを下げても、同じ状態が続く。

 これでは情報通りではないか!

 どうにかして釣りたいと思うのだが、魚さんに食い気が無いみたいだ。




 日付が00時を回った。

 以前アタリが無く、エサ盗りすら居ない。

 このままでは釣れないと思い、思い切って釣座を変えてみる。

 次に入ったところは、昨年の夜釣りで複数のイサギさんが釣れた場所。

 ポイントは分かっているので、釣れたところを集中的に攻めてみる。

 ・・・っが、ここも同様に釣れない。

 あまりにも釣れないので、ここらたりで眠たくなってきた。

 昨夜の仕事疲れもあり、うとうとしてドボンは嫌なので、少し横になることにする。


  おやすみなさい・・・(* ̄眠 ̄*)






  ZZZZZZ・・・・・・(*U熟U*)







































































 2時間ほど寝たからか、少しシャッキとなった。

 夜明けまでには、まだ時間が少しある。

 ラストスパートととして、追い込みをかける。




 しかし、全然アタリが来ない。


  ほんま、イサギさんどこにおるンやァ〜っ!!(≧叫≦)//


 ・・・と、ここで龍ちゃんお気に入りのチャリコ岩の事を思いだした。

 過去にエエ思いをされているので、そのチャリコ岩周辺を探ってみる。

 1投に2〜3回誘いをかけながら、仕掛けを流す。

 何投か投げ返し誘いをかけると、いきなりウキが消し込んだっ!!

 と、同時に道糸が走り竿先が引っ手繰られた!


  遂に、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きくアワスと、エエ重量感のある魚さんが掛かった!

 ヒキもエエ感じなので、慎重に寄せる。

 すると、良型のイサギさんが浮上。

 またバラさないよう、波止の上にゆっくりと抜き上げる。

 ドサッ!!

 35cmくらいやが、まずまずの型のイサギさんだ!

 

 顔の筋肉は、ニタ〜っと緩んだのは言うまでもない。

 さあ、これからが時合いかと続ける。

 しかし、単発だったのか、単にマグレだったのか、次のアタリが来ない。

 何度投げ返しても、誘いをかけてもウキを沈めてくれない。

 そんなこんなで次のアタリ無く、とうとう夜が明けてしまった。


  つっ、疲れたァ〜っ(≧疲≦;


 昔は3日2晩釣り続けたこともあったが、今は1晩が限界か・・・




 陽が昇ってくると、今度はメジカが入れ食いになった。

 朝の時合いを期待したが、いくら投げ返してもメジカしか釣れない。

 持って帰らない魚さんばかりで、体力の方もとうとう限界になった。

 そしてヤル気度も0(ゼロ)になったので、今回はこの辺で納竿とする。




 夜中は釣れないと言われていたが、ホンマに釣れないなんて・・・

 船頭の言うことは信じなきゃっ!!

 

 釣果 イサギ 28〜34cm 2匹

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