釣行記 月 日
いろいろと 12月 08日 火曜日 小潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 ヒラバエ カゴ釣り 19.0度


 今年も残るところ、あと一ヶ月をきった。

 さあラストスパートを切ろうとした初日、天候不良で出撃出来なかった。

 そして次の休日はどうかと、数日前から天気予報とにらめっこが続く。




 そして前日、本州は高気圧に覆われ、北の風1mとの予報。

 久しぶりに穏やかそうなので、前回渡れなかった”ヒラバエ”へ行ってみることにした。




 当日、いつものように仕事明けに南下。

 途中の旗や煙の動きを見ると、予報以上の風が吹いている。

 何かイヤな予感がするが、明るくなると止むだろうと考えて車を走らせる。




 エサ屋に到着すると、見慣れた顔の人が二人。

 いつも一緒に釣行する釣友S氏とO氏がいた。

 聞くと、彼らはハゲ太郎くんを釣りに”二のハエ”へ行くらしい。

 こちらもエサを購入し、ふたたび現地に向けて出発。




 出船半時間前に、現地に到着。

 ここは北側に山があるので、風は感じられない。

 海に出てみないと分からないが、道中の風が気になる・・・

 時間はあるので、忘れ物ないようゆっくりと支度をしておく。




 10分前、渡船が沖一から帰ってきた。

 若船頭に挨拶し、他5名の釣人が乗ったらスグ出船。

 神一を過ぎると、海は少し穏やかなのだが、まだ北の風が残っている。

 でも、これくらいなら大丈夫そうだ。




 ”ヒラバエ”へ渡ると、好きな釣座を確保。

 他の釣人も、各々好きな釣座に着く。

 また、他の渡船業者も次々と釣人を降ろしていく。

 アッとゆうまに、満員御礼。

 でも、以前聞いていた状態より遥かマシだ。

 早速マキエを作り、仕掛けも作る。

 そしてグローブをはめようとしたら、何処にも見当たらない。

 あれほど忘れ物ないよう支度したのに・・・

 ホンマ、よう忘れっぽくなった。




 明るくなると、実釣を開始!

 北風があるのに、ウキはそれに負けないで上っている。

 けっこう上り潮が速く、潮上に投げてもスグ潮下に流れていく。

 他のウキが次々と目の前を通過し、仕掛けの投げ上げが大変だ。

 魚もなかなか釣れないので、今のうちにお土産でも捕獲しよう。




 仕掛けを胴突きに変えて、足もとでハゲ太郎釣りを開始。

 エサ盗りに混じり、小さいが次々とゲットしていく。

 すると、周りで魚が上がり始めた。

 ハマチさんにイサギさん、カツオくんが釣れている。

 こちらも急いで仕掛けを変え、カゴ釣りを再開!




 何度か投げ返えすと、流れていたウキが視界から消えた!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 大きくアワスと、竿先にエエ重量感が乗った。

 このヒキ、グレ蔵くんやイサギさんじゃなさそうだが・・・

 ハリスが細いのでゆっくり寄せてくると、二人隣の釣人の仕掛けが道糸に絡まった。

 それでも足もとまで寄せれたが、絡まったところからは巻き取れない。

 水底ではギラッと光り、青物っぽい動きをする魚を確認。

 どうもハマチさんっぽいようだが・・・

 先に絡まったところを外し、やり取りを再開させる。

 すると、竿には重量感が無くなっていた。

 外している間に、ハリスを切って逃亡されていたのだ。


  ショックゥゥ〜〜ッッ(T悲T)




 気を取り直して再開。

 バラしてからは、アタリが遠い。

 でも周りでは、いろいろと魚が掛かかっている。

 そんな光景を余所見をしていて、自分のウキに目を戻すと・・・

 無い!


  はて? キョロ(。 。ヘ) ( ・ ・ )? ( 。 。)ゝキョロ


 すると道糸が走ったので、すかさず大きくアワス!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 今度も竿先にエエ重量感が乗った!

 他の仕掛けに絡まないよう、慎重に寄せる。

 そして足もとまで寄せると、尾の白い魚を確認。

 初めはサン公かと思ったが、隣の人から『グレやァ〜!』と声が飛ぶ。

 今度もハリス切れしないよう、ゆっくり浮かすとエエ型のグレ蔵くんが浮上!

 隣の釣人に掬ってもらい、なんとか無事ゲット〜ッ!!

 

 40cmくらいあるエエ型だ。

 顔の筋肉は、もう緩みっぱなしである。


  でへでへ・・・ (⌒嬉⌒;/




 そしてこの後、気分ヨク釣りを再開。

 何投か投げ返した時、潮下でウキが入ったっ!!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 今度も竿先にエエ重量感が乗った。

 これもグレ蔵くんやイサギさんのヒキじゃなさそうだ。

 恐らくこのヒキは、ハマチさんだろう。

 他の仕掛けに絡まないよう、ゆっくり寄せてくる。

 しかし、隣の釣人の仕掛けが道糸に絡まった。


  またかっ!!\(▼嫌▼メ)


 絡まったところからは巻き取れないので、先に絡まったところを外す。

 そしてやり取りを再開させると、魚のヒキは無くなっていた。


  マジでェェ〜〜ッッ(T悲T)


 ハマチさんっぽい魚を、連続でバラシ!

 自分のミスでバラシたのなら納得出来るが・・・




 このバラシを機に、ハリスを2→3号に変更。

 すると、早速アタリが


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 今度もハマチさんっぽいヒキをする魚が掛かった!

 太仕掛けに変えたので、ここは強引に寄せる。

 磯際に寄っても、走り回って弱まる気配はない。

 そんな光景を見た隣の釣人が、浮いてきたところを掬ってくれた。


  ありがとォ〜 (⌒嬉⌒)/


 

 前に釣ったハマチさんより一回りデカい。




 この後、30分に1回のペースでアタリが来た。

 30cm弱のグレ蔵くん、同型のハマチさんをゲット。

 そして潮が緩みだした時、35cmくらいのイサギくんをゲット。

 

 このころになるとバラしの事を忘れ、気分ヨク釣りが出来ていた。


  ・・・・・・・・・・(⌒汗⌒;


 そしてこの後は潮が止まり、アタリも止まってしまった。




 しばらくはアタリ無く、退屈な時間が過ぎる。




 昼を回ると、今度は下り潮が流れ始めた。

 何度か投げ返し流していると、いきなりウキが入った!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 今度はヨコっ走りするので、カツオくんと判明。

 強引に巻き取りのかかると、カツオくんが泳いでいる場所で波しぶきが上がる。

 寄せてくる間に、何かがカツオくんを食べようと襲い掛かっている。

 おもしろそうなのでしばらく放置すると、強いヒキ込みが竿先に来たっ!!

 大きくアワセを食らわすも、ハリ掛かりしなかった。

 カツオくんを上げると、ズタぼろになっていた。

 しかもハリを飲み込んでいたので、ハリ掛かりしなかったのは当然である。


  それにしても、今のは何やったンやろう(−思−;


 この後は、またしばらく沈黙の時間が流れる。




 何度も投げ返し、潮に流していく。

 そして誘いをかけた時、久しぶりにウキが入った!


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 イサギくんっぽい魚が掛かったので、ヒキを楽しみながら寄せる。

 すると途中で、大きなヒキ込みが襲った後軽くなった。

 仕掛けを回収すると、ハリ外れで魚を持って行かれた。


  ドロボォォ〜〜ッッ!!((( \\((◎怒◎))// )))


 周りの釣人も同様に遭い、ズタぼろのイサギくんを釣り上げていた。

 そしてこの後は、納竿時間までアタリが無かった。




 今日は北寄りの風がそこそこあり、少し釣り辛らかった。

 バラしもあったが、魚の活性は高く、いろいろ釣れて楽しい釣行になった。

 

 釣果 ハマチ 45・47cm 2匹、グレ 28・38cm 2匹、イサギ 35cm 1匹、
     カワハギ 16〜20cm 6匹、ヒラソウダ 35cm 1匹、

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