釣行記 月 日
ハリ泥棒さん 11月 29日 日曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字 カゴ釣り 21.0度


 今回は龍ちゃんの釣友、ヒロシ殿との再び釣行。




 当日、会社まで迎えに来て頂き、04時過ぎに出発。

 この時は、まだ行き先すら決まっていなかった。

 一応候補として、最近イサギが好調のヒラバエ、グレが上がり始めた沖一。

 季節風を考えて煙樹ヶ浜、もしくは田辺湾内沖磯等々。

 南下途中、旗や煙の流れを見て決めることにしたが・・・

 旗の動きでは風2〜3mくらいだが、煙の動きは真横に流れている。

 すなわち、風の強さは5m以上吹いている。

 これじゃあ、ヒラバエや田辺湾内沖磯はしんどい。

 風向きの予報では西寄りとなっていたらしいとの事なので、

 今回の釣行場所は沖一に決定。

 ここなら背後の壁が高いので、多少は寒さが凌げる。




 現地には05時半ころ到着。

 こんな風の強い日でも、元気な釣人の車が多い。

 渡船は停泊していなかったので、現在は出船しているようだ。

 とりあえずゆっくりと支度をする。




 しばらく待っていると、渡船が帰ってきた。

 船頭に挨拶をし、折り返しスグ出船してもらう。

 港から出ると予想通り西寄りの風が強い。

 そして蟻島を過ぎると、波の影響が出だした。


  今日はキビシ〜かも・・・(≧厳≦;




 沖一に渡ったら、グレの釣座をめざす。

 暗い中歩いていくと、かろうじて2人分のスペースを発見。

 ベストポイントからケーソン1個分横なので、なんとかなるだろう腰を下ろす。

 しかし、ここは先端に近いので、西寄りの風が波止を回りこんで吹いている。


  サブ〜〜〜イッ(≧寒≦;


 夜明けまでまだ時間があるので、とりあえず準備だけ済ませておく。




 周りが明るくなったので、人探しの旅に出る。

 毎週日曜には、この沖一に通われているスゴ腕の肴釣師さんである。

 しかし、今日は休みの日だったのか見受けられなかった。




 ウキが見えるようになったころ、実釣を開始する。

 潮は上り潮だが、風で道糸が膨らみ寄ってくる。

 それでも活性がエエのか、深ダナで小アジや小ダイが食ってくる。

 そして山の稜線から朝日が顔を覗かせると、エサ盗りが現れ始めた。

 タナをどんどん上げるも、なかなかエサが残らない。

 それどころか、ハリまで盗られる始末。

 ウマヅラさんでもいるのだろうか・・・




 途中、ベストポイントの一角が空いた。

 はて?なぜ?と思いつつ、速攻で移動を決断!




 移動後、実釣を再開する。

 ここも同様で、エサ・ハリがヨク盗られる。

 他の釣人も盗られているのか、釣れている様子は見受けられない。

 そんな余所見をしていて自分のウキに目を戻すと、ススーッと海中に消えていった。


  きっ、来たァ―――――――っ!! (⌒嬉⌒)/


 すると道糸が走ったので、すかさずアワセを入れる。

 なかなかエエ重量感が竿先に乗った!

 底へ底へと引く。

 ここは焦らずじっくりいこうと構えると、竿先がハネ上がった。


  ウッソォォ〜〜っ!(◎嘘◎;


 仕掛けを回収すると、ハリスが途中でスパッと切れていた。

 恐らく魚さんに依って、キズついていたのだろう。

 (・・・と、ゆうことにしておいて)




 少し落ち込んでいると、今度はヒロシ殿が魚と格闘しているではないか。

 慌てて自分の竿を置き、応援に行く。

 すると水底からデカいウスバさんが浮上してきた。

 タモ係りを買って出て、一発で掬い無事ゲット


  ハリ泥棒の正体はコイツかあァ〜 \(▼嫌▼メ)




 自分の釣座に戻り、実釣を再開。

 相変わらず、エサとハリがヨク盗られる。

 潮の方も干底から上げ潮変わると、下り潮が流れ始めた。

 すると、ウキが沈みたがっているような動きをした。

 かるく誘いを入れると、竿先に重量感が乗った!

 先ほどと同じで、底へ底へと引く。

 今度はバラさないように、ドラグを少し緩めて対応する。

 時間をかけてゆっくりと間合いを詰めていくと、水底からデカいウスバさんが浮上。

 タモで掬おうもにも、なかなかうまいこと掬えない。

 そんな光景をみたからか、隣の親切な釣人が掬って(救って)くれた。


  ありがとうございますゥ〜(⌒謝⌒)/


 

 改めて見ると、ほんまデカかった。

 自己記録(57cm)更新かとメジャーを当てると、僅かに60cmに届かない59cm。

 それでも自己記録を更新出来た。


  でへでへ・・・(⌒笑⌒;/


 この後、魚の活性が上がったのか、ウキが入る確率が上がった。

 それでもウスバさんだろうと思うが、ハリ外れハリス切れが多発。

 細ハリスなので、掛かりがヨクなければうまい事いかない。

 それでも、なんとか同型のウスバさんを1枚追釣出来た。




 昼近くになると風が弱まり、釣りやすくなった。

 すると、今度はカツオがヨク釣れるようになった。

 ヨク肥えた3匹だけキープして、後はリリースを繰り返す。

 ヒロシ殿や周りも同様にカツオを上げている。

 しかし、本命のアタリが遠い・・・




 そんな中、エサ盗りが居なくなったので、タナを下げてみた。

 すると、また深ダナで小アジや小ダイが食ってきた。

 そんな小アジを釣って回収しようと水面まで浮かせたら、横から黒いカゲが小アジを襲ったっ!!

 いきなり竿先をひったくられ、ジジジーッと勢いヨク道糸を引き出された!

 しかし細ハリスだった為、あっとゆうまにハリス切れでサヨウナラ〜。 

 青物みたいやったが、こればかりは仕方がない。

 この後は渋滞の事を考え、15時に迎えに来てと連絡。




 そして時間内頑張るも、とうとう本命からのアタリは一度もなかった。

 今日は機嫌が悪かったのか、他の釣人も上げている様子も見受けられなかった。

 まだシーズンは始まったばかりなので、次に期待して沖一を後にした。

 

 釣果 ウスバハギ 58・59cm 2匹、ヒラソウダ 33〜35cm 3匹

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