釣行記 月 日
夏磯は暑磯゛〜っ(◎暑◎;/ 7月 18・19日 土・日曜日 若・中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀笠甫 タカギシ 晴 後 曇 カゴ釣り −度


 先月の中旬、はんぎょさんから夜釣りのお誘いを頂いた。

 南紀一帯の磯で、型のエエイサギが数釣れているらしいのだ。

 おもしろそうなので、さっそく予定を組む。

 しかし、おりしも梅雨の時期。

 こちらの休みに合わせるかのごとく、ことごとく梅雨前線が活発になり(3週連続)中止。


  誰や!?日ごろの行いの悪いヤツはっ!?


 そして月も変わり7月中旬。

 決行日の天気予報をチェックすると晴れだが、南の方で暗躍している台風が気になる。

 出発前に現地に問い合わすと、うねりが少し出ているらしい。

 船頭も気にしているようだが、それでも何とか出船するとのこと。

 計画を立ててから一ヶ月、やっと行けそうだ。




 14時には出船なので、時間を調整して少し早めに出る。

 当日は夏休みの初日、しかも土曜日。

 当然のことながら、高速道は大渋滞である。

 そしてイライラ組は、下道へ迂回してきている。

 ここまでは計算済みだったが、下道も予想以上の渋滞でなかなか進まない。

 このままじゃ時間通り着けるか不安になってくる。




 とりあえず有田まで進んで時間を気にすると、ちょっと間に合いそうにない。

 途中から渋滞が解消している高速道に乗り、はんぎょさんとの待ち合わせ場所に到着。

 約30分前に到着出来たので、エサを買い少し休憩を入れる。

 するとはんぎょさんから連絡が入り、あと10分くらいで着けますとのこと。

 少し待つと、はんぎょさんが到着。

 かるく挨拶を交わし、さっそく現地へ移動する。




 

 現地に到着すると、準備の済んだ釣人が荷物を船に積んでいる。

 我々も急いで支度をし、荷物を船に積み込む。

 半夜・夜通し含めて、今日は約10人くらいの釣人が乗り込んだ。

 そして時間になると、船頭が来たので出船。

 近くの磯から降ろしていき、我々は3番目の磯で降りる。




 今回降りた磯は、けっこう実績があるらしい。

 しかし、実績場(八十向き)はうねりで洗濯機状態。

 波も這い上がって危険なので、大島向きに釣座を構える。

 

 このころになると、風が止み太陽が出てきた。

 チョットでも動くと、大量の汗が出てくる。

 ここは日影部分は無く、ひたすら夜になるまで耐えるしかない。

 しかし、夜まで約5時間。

 ただ待っているだけでは時間が長いので、少し試し釣りをしてみる。

 まずは、ハゲ太郎くん狙いから。

 ガツガツとアタるのはベラさんにコッパ。

 何箇所か探るが、どうも水深が浅いからかハゲ太郎くんは不在のようだ。

 ならばカゴ釣りに変更してみる。

 するとコッパが入れ食い!

 どこに投げてもコッパばっかし・・・

 風が止んだからか、少し釣りをしたらまた汗が噴出してきた。


  アヂィ〜(T暑T;;


 心臓もスグにバクバク状態になり、大量の水分補給をすれば少しは治まる。

 時間が長いので、これを何回か繰り返す。


  水分をもう少し多めに持ってくればよかったァ〜(≧暑≦;;/




 そして太陽が傾き、雲に隠れると少しは過ごしやすくなった。

 さあ、夜釣りの開始だ。

 

 すると、はんぎょさんはいきなり魚を掛けたっ!!

 まず30cmほどのグレを釣り、続いて35cmほどのイサギを連釣!


  今日こそ期待してエエですかァ〜(^笑^;/


 しかし、この後は沈黙する。

 いくら投げても魚からの反応が来ない。


  おかしい・・・、あれでお終い?


 辺りが暗くなったころ、はんぎょさんにまたイサギが来た。


  よっしゃ、これからが本番か(^笑^;/


 ・・・と、期待してウキを見つめる。

 すると、ジワ〜っとケミが海中へ滲んでいく。


  きっ、来たァ―――――――っ(^嬉^)/


 バシッとアワセを入れると、重量感のある魚を掛けた。

 竿は大きく曲がり、けっこう抵抗して楽しませてくれる。

 リールからは、少し糸が出る。


  何が掛かったンやっ(^楽^)/


 糸の出が止まると、ゆっくりと寄せる。

 すると、グンッと来たときに竿先が天を仰いだ。


  エッ、エエェェ〜〜っ(◎嘘◎;


 仕掛けを回収すると、ハリスがチモトで切られていた。


  今のは何やったんやっ?(-悩-;




 暗くなっても、バラして興奮したりすると、また汗が噴出してくる。

 汗が滴り落ちたりするので、拭っては水分補給をする。

 そして仕掛けを作り直し、再度アタリのあったところに投げ返えしてみる。

 するとスグにアタリがあり、本日第1号のイサギを上げる。

 

 既に産卵したのか、スリムな体型だ。

 写真もそこそこに、次の仕掛けを投げる。

 しかし、連続してアタリが来ない。

 今夜は潮があまり流れないからか、ポツリポツリとしか食って来ない。

 23時くらいまでで、イサギが4匹。

 しかも、だんだんとサイズダウンしていってる。


  情報通り釣れないなァ〜・・・(T悲T;


 はんぎょさんは疲れたのか、ここらあたりで仮眠に入られた。

 こちらは数釣り出来ていないので、もう少し続けてみる。




 しばらく投げ返していると、久しぶりのアタリが来た!

 アワセを入れると、最初にバラした時と同じようなヒキをする魚を掛けたっ!!

 リールからは道糸を引き出される。

 けっこう遊泳力があるのか、横に走り回ってくれる。

 そして少しずつ巻き取り、足元まで寄ってきた。

 タモを出動・・・、させたかったがハエ根がきつく届かない。

 場所移動も考えたが、足を踏み外したら恐いので止め。

 仕方がないので、3号ハリスの強度を信じてゆっくりと抜き上げてみる。

 ドサッ!

 無事抜き上げに成功!

 魚を確認すると、南紀名物のコロダイだった。

 

 大きくないが、なかなか楽しませてくれた。

 また、嬉しい外道に体力を使い汗が噴出す。

 このころになると残りの水分を考え、少しずつセーブして補給をする。




 そしてこの後は、ポツリポツリとイサギを追加。

 日付も変わり01時ころ、昨夜の仕事の疲れが出て眠たくなってきた。

 釣果も最低目標の二桁を超えたので、ここらあたりで休憩する。

 反対に起きられたはんぎょさんが、釣りをはじめられた。


  ここらで少し休みます〜(* ̄眠 ̄*)






  ZZZZZZ・・・・・・(U熟U)


 約2時間ほど寝ただろうか、波音で目が覚めた。

 はんぎよさんの様子を見に行く。

 すると寝ている間に、一時入れ食いタイムがあったそうだ。




 夜通し釣り終わりまで、約2時間。

 この後、少しの間やが釣りにもどる。

 アタリは遠く、この後は2匹追加して終了。

 ちなみに最後の1匹は、本日最長寸だった。




 今回の釣行は昼も夜も暑く、水分をだいぶセーブして補給した。

 次回は釣行するときは、余るくらい多めに持って行こう。




 はんぎょさん、今回もお疲れさまでした。

 けっこうハードな釣りでしたが、機会があればまた行きましょう。

 

 釣果 イサギ 25〜33cm 13匹、コロダイ 42cm 1匹

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