釣行記 月 日
ハゲ太郎くんの祟り? 5月 31日 日曜日 小潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀串本 潮岬灯台下奥磯 曇 時々 晴 胴付釣り −度


 前回、ハゲ太郎くんが大漁に釣れたので、釣友S氏におすそ分けした。

 すると、また連れてって頼まれる。

 S氏に磯のハゲ太郎くんを釣らせたら、いつも数的には敵わない。

 そこで今度こそリベンジぢゃと、再び南下決定!


 仕事明け、いつものようにS氏を拾って南下。

 途中、エサを調達して現地には07時過ぎに到着。

 さっそく支度をして、スグ渡してもらう。

 渡船は灯台下磯群をすり抜け、目的の磯へ。


 渡礁したら、荷物を高場へ置く。

 そしてエサを解凍している間に、仕掛けを装着。

 いざ、実釣開始!


 ここでは、釣り始めは何故かメンドリがヨク釣れるので、



  まずメンドリを釣るからなァ〜っ(^笑^)/



 と、S氏に宣言してみる。

 しかし、竿先にコツコツとアタリがあるが、なかなか乗らない。

 そこで道糸の張りを弱くすると、竿先がおもいっきり舞い込んだっ!!

 なかなかのエエヒキをしたのは、宣言通りのメンドリさん。

 

 美味しい土産が出来た。

 その後、エサ盗り達のアタリがあるが、なかなか本命のアタリが来ない。

 少しオキアミをパラパラ撒くと、エサ盗り達が浮上。

 その間に仕掛けを落とすと、なかなかエエヒキをする魚を掛けた!

 釣り上げた魚は、この釣りでは珍しいグレくん。

 

 また、美味しい土産が出来た。


 この後S氏が参戦する。

 しかしエサ盗り達が活発で、ハゲ太郎くんからのアタリが遠い。

 そんな中あるアタリを掛け合わせてみたら、竿先が海中に突き刺さるヒキが襲ったっ!!

 かなりパワーがあるので謎の魚かと思われたが、ある程度暴れたら力尽きたのか浮上。

 正体はベラ科の仲間で、毒々しい濃い緑色したカンムリベラだった。

 

 この後、釣りを続けるもハゲ太郎くんからのアタリは依然遠い。

 エサ盗り達が多いのか、チョウチョウウオや磯オセンがヨク掛かる。

 そんな中、先にハゲ太郎くんを釣ったのはS氏だった!

 こちらはまだ釣れていないとゆうのに、先を越されてしまった。

 こちらも負けじと竿先に神経を集中する。

 竿先が少しお辞儀して、小さくコツコツと来たので聞き合わせてみる。

 すると竿は大きく曲がり、ハゲ独特のヒキが伝わってきた。

 良型みたいで力強いヒキを楽しみ、最後は抜き上げてゲット〜っ!!

 



  やっと釣れたァ〜(^嬉^)/



 良型サイズに、顔の筋肉が緩む。

 しかし単発だったのか、またハゲ太郎くんのアタリが遠くなった。



  この間まで海が荒れていたので、深いところに落ちているのだろうか・・・(-悩-;



 でもエサ盗り達は活発に邪魔しにくる。

 そんなエサ盗り達に悩まされていると、S氏がいきなりエンジン全開になった。

 次々とハゲ太郎くんを追釣していく。

 やっと磯周りにハゲ太郎くん達が集まってきたようだ。

 しかし、こちらも負けじと頑張るが、磯オセンにストーカーされる。



  おまえらキライぢゃっ\(▼嫌▼メ)



 この後もS氏の快進撃が止まらない。

 ほんの1mも違わないのに、何で食わないのか・・・

 後で分かったことだが、この時S氏は生のオキアミを使用していた。

 ちなみに、こちらはエサもちが良いボイルを使用。


 でも、こちらも黙って見ているわけにもいかず、竿先を凝視してハゲ太郎くんのアタリを捉える。

 ポロポロとだが、ハゲ太郎くんを追釣する。

 S氏も同様に追釣するので、なかなか差が縮まらない。


 しばらくするとS氏は根掛かりを起こし、仕掛けを切ってしまった。

 ここはチャンスとばかりに、仕掛け交換中に差を縮める。

 そして再びS氏が参戦するころには、2匹の差で逆転出来た。


 しかし喜びも束の間、再び逆転されて差を開けられていく。

 こちらも追撃するが、磯オセンの猛ストーカーに遭う。



  おまえら大っキライぢゃっ\(▼嫌▼メ)



 5匹くらいの差が開いたころ、こちらもやっとハゲ太郎くんが掛かりだした。



  これくらいハンディにしちゃろ(^汗^;



 そして少しずつ差を縮める。

 そしてある程度追釣すると、またハゲ太郎くんのアタリが遠くなった。


 バッカンで活かしてあるハゲ太郎くんも満杯になっていたので、

 この隙に弱っている魚をクーラーへ移動してもらう。

 そのクーラーを置いてある高場へ登ろうとした時、足をかけた岩が濡れていて滑らせてしまった。

 その時思いっきり左膝下を打ちつけ、磯を転げ落ちる。

 海に落ちると一瞬思ったが、なんとか右足を使って磯際で踏みとどまれた。

 しかし、左足が1トンくらいの重しが乗っているような痛みで動けない。



  いってェ〜(≧痛≦;



 磯際にいるので、頭から波のシャワーを浴びる。

 このままではズブ濡れになるので、後ろ向きに這って後退。

 釣座まで這い上がると、しばらくは痛みで動けなかった。

 注意していたが、まったくドジな話だ。

 ちなみに、磯で転げ落ちるのはこれで2回目。

 S氏は心配してくれたが、ハゲ太郎くんを虐めるから、足を引っ張られたンちゃうかと茶化される。



  ハッ、ハゲ太郎くんの祟り?(◎怖◎;;/



 ズボンを捲り上げると、膝下が大きく擦り剥けていて少し腫れている。

 しばらく痛みで動けないので、少しの間休戦する。


 その間に、S氏はハゲ太郎くんを少しずつ追釣。

 ポロポロと上げるのを見ると、こちらも我慢出来なくなった。

 痛みを堪えながら魚をクーラーに移し、ハゲ太郎釣りに参戦。

 もう、ほとんどバカである。

 足が痛いので、座って釣れる高場から竿を出す。

 そして連続とまでいかないが、ポロポロと追釣する。


 昼を回ると西寄りの風が強くなり、高場まで波のシャワーを被るようになって来た。

 ハゲ太郎くんが釣れている時は、被っても気にならないのだが・・・

 またハゲ太郎くんが来ない時は、磯オセンの独壇場になり集団でストーカーされる。



  おまえら大大っキライぢゃっ\(▼嫌▼メ)



 ある程度磯オセンを釣ると、今までと違うアタリが出たっ!

 ゴツゴツとしたハゲ太郎らしからぬアタリを合わせると、強いヒキが襲った!

 磯際に引っ掛らないように竿を前に出すと、デカ判のハゲ太郎くんが浮上!

 慎重に抜き上げ、デカ判を無事ゲットォォ〜〜っ!!

 

 さっそくサイズを計ると、本日最長寸の28.5cm!!

 足の痛みも忘れ、顔の筋肉が緩む。



  デヘデヘデヘ・・・(^嬉^;



 この後更に波も高くなり、渡船屋が危険と判断して迎えに来た。

 まだ時間は残っていたが、こちらも十分楽しめたので心置きなく竿をたたむ。

 帰りは前回と同じく、ローリングサンダーげろげろウェーブの中を渡船は進む。

 そして、波のシャワーを被りながらも何とか無事に帰港出来た。


 今回は久しぶりに危険な目に遭ったが、何とか無事に帰ってこれた。

 みなさんも磯へ渡られたら、危険ですので注意してくださァ〜い!


 ちなみにS氏はハゲ太郎君を31匹釣っており、数釣りは逆転出来なかった。

 

 釣果 カワハギ 20〜28.5cm 26匹、メンドリ 24〜33cm 3匹、尾長グレ 29cm 1匹

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