釣行記 月 日
超激渋っ!!でも・・・ 4月 7日 火曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
南紀田辺 磯間金谷 カゴ釣り 15.2度


 この間はそこそこアタリが有り、久しぶりにカゴ釣りを楽しんだ。

 しかし、良型(刺身サイズ)のマダイが釣れなかったので、再度出撃してみた。

 ただし、夜には用事が有るので、昼までの釣りとなる。


 いつものように、仕事明けに南下する。

 今回は単独釣行だったので、05時45分ころに現地に到着。

 すると、ちょうど出船準備中だったので、あわてて支度をして飛び乗る。



  ギリギリ、セ〜〜〜フッ(^汗^;



 すぐ出船し、近場の磯から釣人を降ろしていく。

 そして目的の磯が近づくと、先客3名が釣りをしているのが見えてくる。



  あちゃァ〜、エエところを取られているよォォォ〜〜〜(T悲T)



 そして磯へは、他の同乗船者2名と降りる。

 遠くからは分からなかったが、前回の釣座が空いていた。



  ラッキィ〜〜〜ッ(^嬉^)/



 さっそく荷物を運び、その空いている所に腰を下ろす。

 他の釣人も隣に入って、並んで竿を出す。

 そして仕掛けの準備が出来次第、本日の実釣を開始。


 前回、アタリが多かったポイントに仕掛けを遠投する。
 
 でも、今回はアタリもエサ盗りも来ない・・・

 他の釣人も同様、魚を掛ける人がいない。



  おっ、おかしい・・・(-悩-;



 仕掛けのオモリを触ってみると、けっこう冷たい。



  もしかして、前回より水温が下がった?(-悩-;



 帰って調べたら、そのまさかでした。

 前回より2℃以上低下していた。

 そんなに低下しているとは知らず、釣りは続行・・・


 そんな中、先客の1人が竿を大きく曲げた!

 竿先を叩かないのでマダイじゃなさそうだが、けっこう大きい魚を掛けたみたいだ。

 時間をかけてゆっりと寄せてくる。

 そして取り込んだ魚は、目測60cmオーバーのボラ。

 他の釣人全員ため息に変わった。


 その後、相変わらずアタリの無い時間が過ぎる。

 すると、一緒に渡礁した釣人の1人が竿を大きく曲げた!

 今度のは竿先を叩いている。

 恐らく本命のマダイであろうと思われる。

 だが、寄せてくる途中にバラしてしまう。

 また、他の釣人全員ため息に変わった。


 その後、相変わらずアタリの無い時間が過ぎる。



  早く沈ンでくれェ〜・・・(T悲T)



 だんだんと集中力が無くなっていく。

 すると、終いにはだれて来て周りを余所見をしだした。


 余所見?

 おいおい、余所見って・・・?

 まさかっ!?

 ついに奥の手を出したよ。


 周りの状況を見た後、目を海面に戻すと漂っていたウキが無い。

 どこを探してもウキが無いっ!!



  こっ、これはっ・・・、マジでェ〜・・・(◎嘘◎;



  きっ、来たァ―――――――っ(^嬉^)/



 竿を立てやり取り開始っ!

 そこそこのヒキをする魚が掛かったっ!!

 竿先を叩くので、本命マダイに違い無い。

 ヒキを楽しみながら、慎重にゆっくりと寄せる。

 でも、これをバラしたら今日はもうアタリが無いだろうと思うと、体がだんだんと硬くなっていく。

 ハラハラ・・・、ドキドキ・・・

 仕掛けが見えて、魚も磯際に浮上。

 ハラハラ・・・、ドキドキ・・・

 大事にタモで掬い、無事ゲッ〜〜トッ!!

 

 色が悪いが、今日は最初の魚。

 しかもこの磯で最初に釣り上げられた魚なので、チョット(けっこう)嬉しい。

 そして、常連と思われる隣の老齢の釣人から、祝辞を送られた。



  デヘデヘ、ありがとう〜(^嬉^;



 顔の筋肉がけっこう緩んでいる。


 この1匹を釣り上げた後、他の釣人は活気付いた。

 次に釣るのはこのオレやっ、と・・・

 でも、今日のアタリのパターンを考えると、1時間に1回とゆう渋さ。

 しかも6名もいるので、かなり確立が悪い。

 そんな事を考えると、打ち返すサイクルが早くなった。


 そして、次のアタリを捕らえたのは隣の老齢の釣人だった。

 竿先を見ていると叩かない。

 マダイじゃなさそうだが、けっこう力強いヒキをしている。

 海面に浮いてきた魚は、アジだった。

 しかも、超〜デカい(50cm近い)アジだ!

 しかし、何を思ったかそのアジを抜き上げようとした。

 ポッチャンッ!!

 案の定、アジの唇が切れてバラしてしまった。



  もったいない・・・( ̄惜 ̄)



 またまたアタリの無い時間が過ぎる。

 そして次のアタリは、隣の老齢の釣人が連続で拾った!

 今度のは竿先を叩くので、本命マダイに違い無いだろう。

 慎重に寄せ取り込まれた魚は、目測40cmのマダイ。

 しかもヒレはピンッと張り、綺麗なピンクの天然マダイだ。



  それ・・・、エエなァ〜〜〜・・・(−羨−)



 そして、納竿時間まであと約2時間。

 単純計算で、あとアタリの数は2回。

 ますます確率は悪くなってきた。


 そんな中、次のアタリはワテに来た!

 海面を漂っていたウキが、視界からいきなり消えたっ!!



  エッ(◎驚◎;



 急いで糸フケを回収し、大アワセを食らわす。

 すると、エエ重量感が竿に乗った!

 竿先を叩くが、何かマダイっぽくない。

 でも、ゆっくりとヒキを楽しみながら寄せる。

 仕掛けが見えて、魚も磯際に浮上。

 正体は、色白のチヌさんだった。

 そしてタモで掬い、無事ゲッ〜〜トッ!!

 

 少し傷ついているが、シルバーメタリックの綺麗なチヌさん。



  ヨク来てくれた、ありがとうっ(^嬉^)/



 そしてこの後はアタリ無く、納竿時間になり終了。

 今日は超激渋でアタリの確率が悪い中、2打数2安打の10割は巧いこといった。




  でも、次は天然のマダイが欲しいなァ〜(^欲^)



 

 釣果 マダイ 34cm 1匹、チヌ 35cm 1匹

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