釣行記 月 日
こんなモンかな・・・ 8月 20日 水曜日 中潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字 晴 後 曇 カゴ釣り 27.0度


 毎年のことだが、夏場になるとエサ取りが多く、カゴ釣りが厳しくなる。

 沖磯へ渡れれば本命を外しても、それなりのお土産は確保は出来るだろう。

 しかし、南海洋上に台風12号が暗躍しており、既にウネリが届いていて渡礁はムリ。

 ライブカメラで見たら、低い磯には波が這い上がっている。

 今回は南紀まで走ろうと考えていたが、こればっかりは危ないので断念する。


 さてさて、何処に行こうかと思案する。

 台風のウネリの影響が無い釣場となると・・・・・・



  やっぱ、あそこしかないよな・・・、沖一しか・・・(^汗^;



 でも、昼間の釣りはエエ情報が聞こえない。

 カゴ釣りで釣れているモノは、ソウダとサバくらい。

 たまァ〜に、交通事故的にイサギやマダイ・チヌ・アイ等が釣れている。

 紀州釣りなら、チヌ・グレ・アイがヨク釣れているみたいだ。



  夜釣りやったら、どないやろうか・・・(-悩-;



 少し北側の大引の磯で、半夜釣りでイサギが数出ている。



  通し釣りをすれば、もしかしたらイサギの1匹くらいは釣れるかなァ・・・(-悩-;



 ・・・と、悩んでいても仕方が無いので、1月(ヒトツキ)チョイ振りに通し釣りを決断!





 車の中の道具を積み替え、昼過ぎに南下する。

 途中、一晩分のエサと食料を買いこみ、現地には15時半ころ到着。

 さっそく渡船に道具を運んでいると、若船頭が来てくれたのでスグ出船してもらう。


 沖一に着くと、16時上がりの釣人と入れ替わりに渡礁。

 他に釣人は居なくなり、貸しきり状態になった。

 場所は選びたい放題だが、いつものイサギポイントに腰を下ろす。

 ・・・が、臭いっ!

 周りを見渡すと、ゴミが散乱している。



  何で持って帰らんねんっ!!



 まずは周辺のゴミ掃除いから。

 異様な臭いがする袋や、小道具・捨てハリスを拾う。

 すぐにスーパーの袋が、ゴミで一杯になった。

 これで釣場もキレイになったし、キレイ好きの魚が来てくれるだろう。


 まだ、暗くなるまで時間があるので、のんびりと仕掛けの準備をする。

 カゴ釣り仕掛け、タチ釣り仕掛け、ズボ釣り仕掛けを用意。

 これだけ用意すれば、なんとかお土産は確保出来るだろう。


 暗くなるまで、後2時間くらい。

 ボケェ〜としていても時間が勿体ないので、少しカゴ釣りをしてみる。



 初めのうちは、たまァ〜に小アジが掛かってくるくらいだった。

 エサも残ったりしてたので、少し深くして14ヒロにしてみる。

 明るいうちは来ないだろうと思っていたら、ウキが小アジじゃない沈み方をする。



  おっ、入ったっ!!



 ・・・と、のんびり合わせようとしていたら、竿を立てるより早く道糸が走った。

 細ハリス使用の為、ドラグ設定を緩くしているリールから、かなりの道糸を引き出された。



  何かエエ魚掛かったみたいやな(^嬉^)/



 ゆっくりと道糸を巻き取り、徐々に間合いを詰める。

 竿先を叩くので、アイかサンコやろう思っていたが・・・

 水面に浮かせたのは、白銀ボディが綺麗なチヌさんだった。



  何か・・・、今年のカゴ釣りは、チヌがよう釣れるなァ・・・(-悩-;



 足場が高い釣座なので、落としタモで掬いゲェ〜ットッ!!

 

 時間にして、僅か40分でお土産が出来た。



  グフフ・・・(^笑^;



 その後はエサ取りが激しくなり、タナを少し上げて13ヒロに。

 すると、またウキが小アジじゃない沈み方をする。

 今度は、魚に先手を取られる前に竿を大きく立てて合わす。

 すると、エエ魚が掛かったと思われ、また少し道糸を引き出される。

 今度もゆっくりと道糸を巻き取るが、竿先は叩かない。



  今度のは何やァ〜?



 波止際に来てもなかなか浮上して来ない。

 波止のカキにハリスが擦ったらもともこもないので、竿を前に出して沖に誘導させる。

 そして観念したのか、水面に浮いてきた魚はコロだった。

 

 少し小ぶりだが、いろいろと釣れて楽しい(^楽^)/

 イサギ君はなかなか来てくれないが、また嬉しいお土産が出来た。

 時間にして1時間半、まだ周りが明るい。



  このまま夜釣りに突入したら、一体どれくらい釣れるンやろか?



 またいらぬ事を思ってしまった為、この後はまた小アジに弄ばれ、昼間の釣りは終了する事に。





 日が暮れたので、ハリスを夜バージョンに太くする。

 通し釣りの釣人も増え、各々間隔を空けて夜のカゴ釣りをスタート!!

 エサ取りに合わせてタナを上下さすが、なかなか魚からのアタリが来ない。


 アタリが遠いので、隣りに保険のタチ釣り仕掛けを放り込んでおく。





 20時ころになると、北風が少し強くなり投げづらくなる。

 しかし、これくらいでもまだ釣りが出来る。

 ・・・がっ、潮止まりと同時に、超〜突風・強風が吹き荒れ出した。

 どれくらいかと言うと、飛んできた砂が顔に当たると痛いくらい(T痛T)



  マジかよォォォ〜、天気予報では3mくらいやったぞォォォ〜っ(≧嫌≦;



 海もザワザワと波が押し寄せ、かなり荒れ始めた。

 またまた、天気予報にダマされてしまった。

 この風じゃ竿を振れないので、いったん竿を収めて休憩。


 ・・・ってなことしないで、風の影響の無いズボ釣りを始める。

 しかし、釣れてくるのはキンギョちゃんやムギメシ君・ウツボはん。

 魚が来ない時は、ゴミが引っ掛かって来たりも・・・

 しかし、今回もハリスをブッち切るような意外な魚は掛からなかった。



 他の釣人は、この強風を避けて風裏でタチ釣りをされていた。

 情報をもらうと、タチは釣れずにサバが掛かってくるとのこと。


 強風は収まる気配はないので、風裏でカゴ釣りとタチ(サバ)釣りをする為に移動!


 タチ釣り仕掛けを放り込んで、カゴ釣りを再スタート!

 しかし、どちらも反応が無い・・・(T悲T)

 サバは時合いが過ぎ去ってしまっていた。


 少し眠たかったりもしたので、これを期に波止上で横になる。


 (∪。∪)。。。zzzZZ

 約1時間半くらい寝ただろうか、体が冷えて目が覚めた(>寒<)

 体がけっこう冷えたので、体を温めるために釣りを再開。

 すると、さっそくタチ釣り仕掛けのウキがゆっくりと入った。

 合わせるとサバが掛かり、少し小ぶりだったがエエ引きを楽しませてくれた。

 果報は寝て待て作戦、成功〜!!(作戦やったンかいっ!?)

 

 更にもう少し来てくれないかと仕掛けを入れるも、はぐれサバだったのか・・・これ1匹で終了〜。



 03時になると、各渡船が一番船を着けて来た。

 カゴ釣りも、船を波止に着けるたんびに仕掛けを回収し、なかなか自分のペースで釣りが出来ない。

 そして周りには、ルアーマンがどっさり入ってきた。

 間隔を空けて入ってくれてるが、なんか今日はもうアタリが無さそうになってきた。

 一晩やった疲れもあり、やる気度が一気に急降下↓↓↓↓

 06時の迎えを呼び、今夜の通し釣りを終了する。

 この時期としては、こんなモンかな・・・



 もう今年の沖一のイサギは、夜釣りでは来ないような感じだ。

 次は秋になって、磯から昼間に狙う方がよさそうだ。

 

 釣果 チヌ 46cm 1匹、コロダイ 36cm 1匹、ゴマサバ 30cm 1匹

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