釣行記 月 日
  初釣り、惨敗・・・ 1月 4日 木曜日 大潮
場所 天候 釣り方 水温
中紀神谷 小浦沖一文字 カゴ釣り 15.9度


 みなさん、明けましておめでとうございます。今年もヨロシクお願いします。

 今年の初釣りは、当HPでリンクしているくわ吉さんと一緒に楽しむことになった。
 事前にくわ吉さんの釣行日を聞いていて、後から追いかけるかっこうで車を走らせる。

 道中はそんなに風は感じられなかったが、港に着いてチョットやりづらいかなと思われる風が吹いていた。
 寒い中くわ吉さんが待ってくれているので急いで支度をしていると、
 ちょうど若船頭が下りて来てくれたので、新年の挨拶をして渡船に飛び込み出港。
 途中、船の水温計を覗きこむと15.9度を表示している。
 「昨年よりまた低くなってるやんけ〜・・・。
 グレも口使うか心配やなあ・・・。
 もし釣れるとしたら、去年と同じで水温が上がるだろう昼ごろからかなァ・・・。」
 と、不安になりつつ沖一を見やる。

 沖一へ着くとまず先端の方に歩き、待っていてくれているくわ吉さんを探す。
 「・・・暗くて分からん」
 携帯を取り出しコールすると、耳元とスグ前方から返事が返ってきた。
 「・・・目の前やんけ・・・」
 掲示板やメールで新年の挨拶をしていたが、あらためてまた挨拶をする。
 釣り場もベストポイント近くに取っといてもらったので、クーラーをそこへ置かせてもらいしばし談笑。
 そして周辺も少し明るくなってきたので、コマセと仕掛けを作り始める。

 海面の他人のウキも見えるようになったので、07時くらいから始める。
 今年の初釣第1投、約30m先へ。
 朝の潮は上り潮と当て潮のミックスで、仕掛けが左手前へ流れるグレにあまりヨクない潮だ。
 そして最初の3〜4投はエサ取りもいなかったので、タナをどんどん下げていくとまず小イサギを釣り上げる。
 その後は今のタナ前後を探るが、エサが残ったり残らなかったり、なかなかウキに反応がない。
 「こんな潮やから今日は活性が悪いなァ・・・」
 等と思っていたらウキに反応が出た。
 何か沈みたがっているようなので仕掛けを張ってやると、魚が付いていたらしく走り出した。
 「エエ引きをするなァ、グレかっ?」
 しかし、竿先をたたき始めた。
 「まさか、サンノジ・・・」
 ゆっくりと上がってきたのは、なんとエエ型のウマヅラだっ!
 ハリスに傷が付いているともともこもないので、大事に掬おうとタモを差し出す。
 しかし、タモ入れ寸前に竿先は跳ね上がり、ウマヅラはタモに入ることなく海中へ消えていった。
 「ガッ、ガーンッ!・・・、なっ、鍋の具が・・・」
 くわ吉さんを見るとこっちを見ていない。
 ここは何も無かったように振るまおう(^汗^;
 この後は潮も当て潮だけになり、アタリも遠のき何も来なくなった。
 あまりにもアタリが遠いから、腹も減っていたので昼には早いが昼食を取る。

 腹も落ち着いた11時過ぎ、潮変わりしていたらエエなあと期待しつつ釣りを再開する。
 しかし、潮は相変わらず当て潮でグレの反応が無い。
 たまにウキを沈めてくれるのは、ウリ坊とオセンくらい。
 そんな中、次のアタリを合わせると元気なヒキをする魚を掛けた。
 難なく釣り上げると、塩焼きにすると美味しいタカベをゲット!
 しかもナイスサイズで、「美味そう(@⌒¬⌒@)/」
 気分も少しだけヨクなったので、竿を持つ手が軽くなる。
 ・・・がっ、この後は風が強くなり、竿が重くなり持つ手に力が入ってゆく。
 たまに立ってられないくらいの強い風も吹く。
 当て潮の強風、いよいよ釣りづらくなってきた。
 このころから沖にサヨリが湧きだし、仕掛けがタナまで落ちなかったらサヨリが食いついているといった具合。
 しかも今日のサヨリのサイズは、お刺身サイズばかり。
 いつもならリリースするのだが、今日はもうグレは釣れないだろうとキープする。

 14時半、とうとうグレのアタリは無く本日の釣行を終了。
 後片付けをし、浜吉丸で渡ってきていたくわ吉さんとお別れをする。
 私は撤収前に沖一の常連K氏と合い、新年の挨拶と情報交換。
 そして15時にこちらの迎えが来たので、私も沖一を後にする。
 
 
 釣果 タカベ 24cm、小イサギ 25cm、サヨリ 30〜35cm 6匹

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