月 日 場所 天候 釣り方 水温
5月 12日 金曜日 大潮 中紀神谷 小浦沖一文字 晴時々曇 カゴ釣り 20.9度

 GWも終わり、いよいよ釣りシーズン到来!
 仕事も一段落したことやし、何処に行こうかと思案する。
 天気予報だと南紀の方は波が高いようなので、久しぶりに中紀の沖一に決定!
 今回は連休なので朝一から渡る事が出来る(^嬉^)/

 現地に03時半ころに到着し、腹ごしらえと釣り仕度を済ませ、04時の一番船で渡る。
 港を出ると北よりの風がエライ強く、蟻島を過ぎるころには波の影響を受け始めた。
 沖一へ渡り沖側上段へ上ると、さらにまともに暴風を受ける。
 最近、マダイやイサギが釣れだしていたので沖側上段でやりたかったが、
 竿を振るのも大変やし仕掛けも飛ばないやろうと内側下段ですることにする。
 内側下段はちょうどグレのポイントが空いていたので、今日はグレ狙いに変更する。
 誰もいないベストポイントに陣取り、いつもの仕掛けをセットする。
 しかし、風が強くてスグに仕掛けがグチャグチャになり、1回も竿を振ることもなく作り直し。
 そしてその間に道糸が穂先に絡まり、こちらを直しているとまた仕掛けがグチャグチャになる。
 「ダァ〜〜〜ッ!何すんネ〜〜〜ン!」
 これを何回か繰り返し、一人で爆発していた。

 05時ころ、ようやく竿を振れるようになり、まずタナを4ヒロで第1投!
 潮は上り潮でなかなかヨイが、仕掛けを回収するとエサは無し。
 ならばタナを3ヒロにして流すも、これまたエサは無し。
 ぢゃあ2ヒロはどうだっ!?
 流すも、またまたエサが無い。
 それじゃあ1ヒロやとどないやっ!?
 流すも、エサが無く残ってこない。
 「どないなエサ盗りがおるネン?」
 ハリスを短くして対応すると、ウキが潮と逆方向へ移動し始める。
 「ンッ!?何や!?」
 竿をたててアワセてみると、魚の反応があり。
 釣り上げた魚は、鍋の具に最高のウマヅラだった。
 「こいつが水面下まで浮いて来ていたのかァ〜・・・」
 しかし、ウマヅラの数は1匹ではなく、この後もエサが残らない状況が続く。
 たま〜にウキが沈めば、同型のウマヅラを追加。

 一向に本命からのアタリが無く時間だけが流れた08時半ころ、海面を漂っていたウキが斜めにゆっくりと沈み始めた。
 またウマヅラかとアワスと、ヒキ覚えのある手ごたえがっ!
 「こっ、これはっ!?」
 ゆっくりとヒキを楽しみながら寄せてくると、本命のグレが浮いて来た。
 ウマヅラの歯でハリスが傷ついている恐れがあるので、タモで大事にすくい無事ゲット〜ッ(^嬉^)/
 「久しぶりに沖一でグレの顔を見れたよ〜っ!」
 そして続けてグレのアタリよ来いとばかり、同場所へ仕掛けを投げるる。
 ウキを少し押さえ込むアタリで同型のアイをゲット!
 今が時合いかともう一度仕掛けを投げるも、この後はアタリ無くまたエサが盗られるようになった。

 またアタリ無く時間が過ぎ11時ころ、久しぶりにアタリが来た。
 「グレかっ?」
 アワすと、エエ重量感が竿に乗ったが、スグに穂先が跳ね上がった。
 「エッ!?」
 仕掛けを回収すると、ハリのチモトからハリスが切れていた。
 どうやらウマヅラによって、ハリのチモト部分が傷ついていたみたいだ。
 ハリを結び直しもう一度同場所へ仕掛けを投げると、またアタリが来たっ!
 「マジでっ!?」
 今度もエエ重量感が竿に乗ったが、またスグに穂先が跳ね上がった。
 「うっそ〜っ!?」
 仕掛けを回収すると、今回はハリスの途中で切れていた。
 チモト部分だけじゃなく、ハリスのいたるところに傷が付いていたのだろう。
 「今日はどれだけウマヅラがおるネンっ!?」
 この後は、またアタリ無くまたエサだけが盗られるようになった。

 12時前、あまりにも釣りにならないので足元へコマセを撒いてみる。
 底から、右から、左から、沖からウマヅラが寄って来て、あっとゆう間に水面が真っ黒になった。
 「・・・(◎驚◎;・・・、こんだけおったらエサももたんワ・・・」
 このままじゃお土産が少ないので、このウマヅラでも釣ってみよう。
 竿を1.5号に変え、仕掛けもフカセに変えタナを矢引きにする。
 毎回アタリは出ないが、素バリやバラシをしながらポツリポツリと数匹追加する。

 お土産を確保したところで最後にカゴ釣りに戻るが、エサばかり盗られ釣りにならない。
 しかたがないので、14時に本日の釣行を終了する。
 
 

  釣果 グレ 30cm 1匹、アイゴ 28cm 1匹、ウマヅラハギ 25〜32cm 9匹
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