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4月 27日 木曜日 大潮 南紀串本 袋沖(デンシャ) 曇時々雨 かかり釣り −度

 久しぶりの連休である。
 しかし釣行前日になっても、まだ釣行先が決まっていない。
 「ホンマ、何処に行こうか・・・」
 そんな時、和田丸の船長からシマアジの釣果情報を頂いた。
 前日(25日)に、45〜60cmのシマアジが6匹も上がったとの事。
 「おおおっ(◎嬉◎)/
 これは期待出来るンぢゃないですかァ〜!」
 釣友S氏と連絡を取り、釣行先を決定する。

 当日(27日)、01時にS氏を迎えに行き、地道で串本まで南下する。
 道中雨が幾分か降ったが、現地へ到着するころには何とか上がってくれた。
 そして出船までの間に、朝食を取り準備をする。

 05時過ぎに船長が到着。
 船長に簡単な挨拶をし、荷物を積み込み05時15分に出船する。
 ポイントへ向かう途中、仕掛けのセットをおこなう。
 ここの仕掛けはハリス6号、ハリはがまチヌ・グレ5号(船長オススメ)の胴付5本バリ(串本バージョン)、
 オモリ80号、リールにはPE4号を巻き磯竿3号を使用。
 そしてセットが終わるころに、デンシャポイントへ到着。
 波もそんなになく、釣りやすそうだ。

 第1投、気合を入れて投入!しかし、エサのオキアミがパーフェクトに戻ってくる。
 「まあ、いきなり来ることはないわなァ」
 次の投入をするためにオキアミをキチンと付け直しながらS氏を横目で見やると、なんといきなり魚とやり取りしている。
 「マッ、マジでェ〜(◎驚◎;/」
 しかし、とんでもない魚を釣り上げてくれた。
 磯釣りで10人中10人が嫌うタカノハだ。
 この魚が釣れると、その釣場はもう魚が釣れないと言われている。
 しばらくはこのポイントはアカンかなァと思いつつ、第2投を投入する。
 仕掛けが海底に着定してコマセを振ると、いきなり穂先が海中に突っ込んだ。
 「来たァーっ!」
 竿先を叩き重いヒキをするが、リールから道糸が出て行かない。
 「おかしいなァ、シマアジじゃないのか・・・?」
 ゆっくりと魚を浮上させると、ギラッとした魚体が見えたっ!
 「おおっ、やっぱりシマア・・・ジじゃない」
 無事にタモに収まった魚は、同じ青物類のハマチだった。
 たまたま仕掛けを投入した時に回遊してくれたのか、この後はやはりアタリが沈黙してしまう。
 そしてエサ取りもいなくなり、ただ時間だけが無情に過ぎて行く。

 07時ころ、あまりにもアタリが無いので、ポイントを少し根の方へ近づける。
 するといきなり第1投からアタリがあったが、釣り上げた魚はハゲだった。
 「こうゆうエサ取りがいれば、少しは期待出来るかも」
 S氏も数少ないアタリを取り、メンドリやハマチ等を釣り上げている。
 しかし、次第にエサ取りがいなくなり、また沈黙の時間が流れる。
 「今日は潮の具合が悪いンかなァ・・・」

 09時ころ、再度ポイントを移動させるが、ここもエサ取りがいない状況だ。
 「フーッ・・・、今日はもうダメか」
 と諦めかけたころ、久しぶりのアタリが来た。
 シマアジじゃないが、重いヒキをする魚を上げるとエエ型(本日最長寸)のグレが釣れた(^嬉^)/
  エエ魚が釣れたので再度気合を入れ直して投入するが、またまた魚の活性が低くなり沈黙する。
 そしてこの後、数少ないアタリを拾い、納竿時間までにポツリポツリとグレを3匹追加する。
 S氏は、ここではアタリのアも拾えなかった・・・

 今日もシマアジが釣れなかったが、エサ取りが少ないおかしな日やった。
 たまたまなのか、こうゆう潮周りに昨年からヨク当たる。
 それでもそこそこお土産が釣れたので、これで満足することにする。

 

 釣果 ハマチ 54cm 1匹、グレ(口太) 33〜40cm 4匹、カワハギ 24cm 1匹
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