月 日 場所 天候 釣り方 水温
2月 15日 水曜日 中潮 中紀神谷 小浦沖一文字 晴後曇 カゴ釣り 15.7度

 前日、仕事明けの平日釣行したのにもかかわらず、沖一の主だったボイントは満員御礼だった。
 こうなったら朝一に出かけないとエエポイントに入れないだろうと、翌日の15日(水)に連続釣行を敢行する。

 現地に着いてみると、駐車場には車が1台。
 「よしよし、もうこのまま出船しようぜっ!」
 と、船頭が来ていないのに勝手なことを思う。
 そして出船15分前になると、続々と釣人の車が到着してきた。
 「おいおい(゚汗゚;・・・、船頭はまだかァ・・・」
 船頭が下りて来たときには、釣人は総勢9名になってしまった。
 「もう早く出船しうぜっ!」
 と、心の叫びが届いたのか、出船時間前だけどや〜っと岸を離れた。

 出船したはエエけれど、もう一つ不安がある。
 それは、他船からの釣人だ。
 沖一に近づくと、主なポイントにはキャップライトの光がチラホラ。
 「マジかよォォォ〜・・・」
 しかし、まだ他にもポイントが空いている。
 すると、それを見た同乗の釣人は、我先に船の舳先に集まりだした。
 「おいおい(゚汗゚;・・・」
 沖一へ舳先を着けると、我先にエエポイントを目指す。
 私も負けじと重い荷物をもって走るが、スデにエエポイントは無かった。
 「朝一から来てこれかよォォ・・・」
 とりあえず空いているポイントに荷物を置き、落胆の一服をする。
 「ハァ〜(T疲T;・・・、テレビ放映後、全然エエポイントに入られへん・・・」

 夜明けまでまだ時間があるので、ゆっくりと仕掛けを作り他の様子を窺う。
 まだ夜が明けきらない内から仕掛けを投げる人がいたので、ケミ付きウキの流れを見させてもらう。
 すると、昨日と同じ上り潮で流れが速い。

 07時前、肉眼でもハッキリとウキが見えるようになったので、私も本日の実釣を開始する。
 すると1投目からアタリがあり、税金のアジが来た。
 しかし半時間もすると、アジのアタリも散発になってきた。
 「エエやんけェ〜、エエやんけェ〜っ!」
 後は、他のエサ取りに合わせてタナを上下する。
 しかし、エサ取りに依り超浅ダナにしたり底ギリギリにしたりするが、一向に本命からのアタリが来ない。
 「何でェ・・・?」

 その内潮が少し緩み釣りやすくなると、エエポイントで良型のグレが上がった。
 すると、他のポイントでもグレやらチヌも上がり始めた。
 「エエ地合になって来たな」
 私も目をそらさずウキに注意して流すが、まったく反応なし・・・。
 たまに「おっ!?」 とゆうようなアタリを合わすと、忘れかけていたアジがイタズラをする。
 「オマエは邪魔すんなっ!」
 そして、アジに弄ばれているうちに地合いが遠ざかった。

 10時ころになると、潮の流れが昨日と同じく手前に寄って来る様になった。
 この潮になるとお手上げで、まったく釣れる気がしない・・・
 他の釣人も同様で、釣竿を置き休む人もいる。
 しかし、私はいつ潮変わりしてもエエように投げ返し続けたが、とうとう納竿まで潮が変わらなかった・・・。

 今日はアジが少なく釣りやすかったが、本命からのアタリも遠かった・・・
 これで3回連続ボウズになってしまった。
 今年は潮岬の数狙いより、沖一の自己記録更新モノを狙っていたが、テレビ放映のおかげで釣りにくくなった。
 この人出が続くようなら、潮岬かその他南紀へ行くしかないようだ・・・。

 下の写真は、カゴ釣りで底ギリギリ流した時に食ってきたガシラです。

  

 釣果 小アジ 16〜20cm 少々、ガシラ 16〜20cm 4匹 
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