月 日 場所 天候 釣り方 水温
05月 09日 月曜日 大潮 南紀田辺 磯間カナヤ カゴ釣り 17.4度

 この日は、友人に「イカ釣りに連れて行け」と言われていたが、所用でキャンセルメールが届いた。
 一人だけになってしまったので、そのままイカ釣りに行こうか、何処かカゴ釣りに行こうか悩む。
 田辺でカゴ釣りだったら少しは確率がエエだろうと、仕事明けに車を走らせた。

 田辺には夜が明けたころに到着し、ちょうど1番船が戻って来たのでまた出港してもらう。
 ポイントには釣人3名が陣取っていたが、東側が空いていたのでそこに入らせてもらう。
 いつものように準備をし、05時半に実釣を開始。
 始めはタナ7ヒロでスタートしたが、エサ取りの状況を見て8ヒロに落ち着いた。
 ・・・がっ、なかなかアタリが来ない。
 投入場所を変えても同じである。
 「どうしたものか・・・」
 ちょうどその時、隣の釣人が魚を掛けて25cmくらいの小ダイを上げた。
 「おおっ、回遊して来たかな?」
 ここぞとばかりウキに集中するが、何の変化も無し。
 「おっ、おかしい・・・」

 アタリがないまま時間だけが過ぎて行き、11時ころにや〜っと本日最初のアタリが来た。
 ウキがゆっくり沈むのを確認し、糸フケを素早く取って大きくアワセるっ!
 竿先に重量感が乗り、何度か竿先をたたく引きが伝わって来た。
 「マダイか?チヌか?」
 大事にリールを巻こうとすると、相手は突然走り出した。
 竿でためていても、走りを中止する様子はない。
 「あっ!!」
 この時、ハリスにエサ取りのキズが付いていたのを思い出し、急いでドラグを少し緩める。
 今日はもうアタリは無いやろうと新しいのに交換しなかったが、こうゆう時に限ってエエ魚が食ってくる。
 ジジジジッ・・・・、ジジジジッ・・・・と、何度か道糸が引き出される。
 「頼むからバレるなよぉ・・・」
 ゆっくりとリールを巻き、少し出されては巻き、少し出されては巻きと繰り返し序々に寄って来た。
 後10m、5m・・・ウキが見え、カゴが見え、とうとう魚影が見えた!
 「デカイ!チヌか?」
 シルバーの魚体が浮上してきて、隣の釣人にタモで掬ってもらった。
 「フ〜っ、やったァ〜っ!ありがとうっ!」
 掬ってもらったタモを受け取り、中の魚を見て愕然(◎驚◎;
  なんとっ、チヌと思っていた魚がボラだった。
 しかも体高のある約60cmの大ボラだっ!
 せっかく大事にやり取りしたのに、ボラだなんて・・・
 「ウソだと言って・・・」 (T涙T)

 結局アタリはこの1回だけで、二度とウキは沈むことはなかった。
 
 釣果 ナシ(T悲T)
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