月 日 場所 天候 釣り方 水温
01月 06日 木曜日 若潮 中紀神谷 小浦沖一文字 曇後小雨 カゴ釣り 16.2度

 前日(5日)に今年の初釣りの予定をしていたが、冬型の気圧配置で北西風が強く中止。
 日が変わって6日、天気が穏やかそうなので、昼までの条件で小浦沖一文字へ釣行した。

 当日は、05時半頃に神谷港に到着。
 しかし、他の釣人の車は1台もない。
 「こんな風の無いエエ日にもったいない」
 等と思いながら仕度をしていると、船頭が降りてきてくれてスグに出港する。
 途中、船の水温計を覗くとビックリ!
 前日の北西風のおかげで、水温は15.8度に下がっている。
 今日も厳しそうだ・・・

 小浦沖一文字へ着くと、他港からの釣人もいない。
 「これってもしや・・・ラッキ〜 ε=ヘ( ^笑^)ノ」
 風もそんなに無いので、前から入ってみたかったポイントへ直行!
 まだ辺りは暗いので、ゆっくり仕掛けとコマセを作る。
 準備が終わる頃、ようやく夜が明けてきて周りが見えるようになって来た。
 すると2番船が近づいて来て、湯浅のK名人が渡って来た。
 K名人は隣に陣取り、並んで一緒に釣ることになった。
 昨年はK名人の爆釣にビックリしたので、今日はK名人を見ながら昨年の課題の答え合わせをしようと思う。

 07時ころに実釣を開始すると、今日は上り潮が流れている。
 水温は気になるが、チョットはエエ方向に期待する。
 約30分後、さっそくK名人がグレを1匹釣上げる。
 「マジでェ〜!?早っ!!」
 そして少し間をおいて、またもやエエ引きの魚を掛けた!
 今度のは大きそうで、竿先をグングンとたたいている。
 「何やろう?」
 と見つめていると竿先が跳ね上がった。
 K名人曰く、
 「イシダイやったかもなァ・・・」
 釣上げていたならエエ型やったのに、もったいない。
 「でも、今のバラシで暫くアタリは遠のくなァ・・・」 
 と思っていたら、スグK名人は次のグレを上げる。
 「うっそぉぉぉ〜(◎嘘◎;!?」
 まじかにK名人の釣りを見ると、焦ってなかなか答えが出てこない。
 その後、K名人も暫くアタリがなくなり、
 「今日は潮が澄んで、食いが悪いなァ」
 と声をかけて来た。
 私はまだアタリもないので
 「そうですねェ〜」
 と答えると、海面を漂っていたウキが気持ちヨク沈んだ!
 すかさず、バシッ!と合わすが素バリをひいてしまった(T悲T)
 「マジかよぉぉぉ」
 そして、この後二人ともしばらくアタリが遠のいてしまう。

 10時ころになって、K名人はポツリポツリとグレをまた追加していく。
 「いったい何が違うンや・・・」
 K名人は何故良く釣れるのか見ていたら、頻繁にタナの調整をしている事に気づく。
 私もエサ取りの状況をみながら調整しているが、K名人の1/2〜2/3くらいしかしていない。
 「これが原因やったのか・・・?
 魚の活性が低い時は、常にタナを調整した方がイイのかな?」 
 そして最後にグレを1匹追加して、11時にK名人は小浦沖一文字を後にした。

 K名人のやり取りを見て思った事を実践してみると、答えは15分後に出た。
 微妙なタナ調整をしていたら、ウキがゆっくりと沈んでいった。
 糸フケを取りバシッ!と合わすと、やっと重量感のあるヒキが伝わって来た。
 今年の初モノなので、慎重に寄せる。
 そしてタモで大事に掬い、初グレをゲット出来た(^嬉^)/
 ポッテリとヨク肥えた、ナイスボディのグレだ。
 そして興奮覚め止まぬ2投後、またアタリが来て合わすがまたもや素バリ(T悲T)
 「ハリが小さ過ぎるのか・・・?」
 しかし、もう時間も少ないのでこのままでいくと、またまたアタリが来た。
 今度はハリに乗ったっ!
 ヒキはそんなに強くないが、竿先をヨクたたく。
 なんなく上がった魚は、ウマヅラだった。
 これは鍋の具に最高なのでキープする。
 その後、またアタリはなくなり納竿時間になったので終了する。

 ちなみに帰りの船の水温計を覗くと、16.2度に少し上昇していた。
 上り潮が流れいたおかげで、魚の活性が上がりなんとか釣果にありつけた。

 結果、最後の1時間でアタリは3回あり、魚を2匹ゲットすることが出来た。
 次回釣行時は、食いの悪い時に頻繁にタナを調整して、もう一度答え合わせをしてみよう。
 
 

 釣果  グレ(口太) 33cm 1匹、ウマヅラハギ 28cm 1匹
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